• スリッピーなコンディションの中試合は進行。写真は寸でのところでタッチラインにボールを留めた大塲=日立市民運動公園陸上競技場で(柴崎拓見撮影)

  • 相手の組織的なディフェンスを前に苦戦を強いられた攻撃陣。「誰がシュートを打つか明確でなかった」(秋田監督)

  • 今季ワーストの4失点に肩を落とす選手。

失点の”雨”降り注ぐ、、、 今季最多4失点の完敗 

[サッカー部]第90回関東大学サッカーリーグ戦・第14節・対明治大戦(2016年09月18日 18時14分)

第90回関東大学サッカーリーグ戦・第14節・明治大が9月18日、日立市民運動公園陸上競技場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


駒大0-4明大☆
   (0-3)
   (0-1)


【得点者】
11分:[駒]大谷
18分:[順]小松(旗手)
65分:[駒]鈴木(中原)


【メンバー】
GK輪島 稜[3]
DF眞砂慶太郎[3]、熱川徳政[3]、鈴木啓晃[4]、須藤皓生[2]
MF種岡岐将[4]、大塲淳矢[2]、中原 輝[2](→62分大塚光一朗[3]→84分安藤 翼[2])、大村英哉[3]、吉岡雅和[4]
FW大谷真史[4](→87分伊勢 渉[2])

【SUB】
GK角井栄太郎[2]
DF小川礼太[1]
DF初芝政弘[3]
MF児玉卓也[4]
※[ ]内数字は学年

 今季リーグ戦初のヘビーレインとなったこの試合は終始明大のペースで展開する形となった。前半15分、駒大のコーナーキックがクリアされると、これがショートカウンターの起点となり左サイドを突破される。最後は相手のセンタリングから頭で合わされ先制を許す形となった。その後立て続けに2点を献上し後半を折り返す。後半も駒大にとっては厳しい展開が続いた。ボールの支配率は上がったが、フィニッシュの精度に欠き、なかなかシュートまで持ち込むことができない。62分には中原を下げ大塚を投入するも、状況を打開するには至らず、最後は81分にダメ押しの4ゴール目を決められ”涙そうそう”の試合は終了した。雨の中戦術をうまく適合してきた明大を前に、シーズン2度目の辛酸をなめた。

◆秋田浩一監督
「(今日は)前半の失点が痛かった。最初の失点については、こちらのコーナーキックを逆手に取られて相手のフォワードにセンタリングされた。もう少し周りを見れてる選手がいればどうにかなったかもしれない。個人の能力の差は相手のほうが上手で、マークを外されるが、複数で行けば、後半みたいに粘れるようになると思うんで。(ハーフタイムでは)駒大のサッカーを本気になってやれと。あとディフェンスについては縦に速いパス。それから相手のパス交換でやられているのでそれを意識して、1人でダメなら2人で行けと指示を出した。(守備選手のスターティングメンバーは)宮坂(瑠)がけがをしたのと、伊勢も勤続疲労で“バテバテ”だったので変えてきた。(雨について)相手はボールをつなぐので自分たちのほうが有利かなと思っていた。なので前半をきっちりと抑えていればけっこう戦えたと思う (シュート数が少なかったが)そこまでいかなかったからだと思う。チャンスは作るが、最後の場面で誰が蹴り込むのかが明確じゃなかった。(次へ)もう負けるとどんどん“ヤバくなる”ので勝ちに行く」

◆熱川徳政(歴3)
「(今日は)4失点ということで結果的には完敗。やる前から相手は1位で実力あるのはわかっていたが、寄せきれないという自分たちの甘さがあって失点につながってしまった。(敗因は)前節勝って良い雰囲気だったが、甘いところに対して強く言える人があまりいなくて、ダメなことをダメと言える人がもっとチームに多く出てきてくれれば良い雰囲気になると思う。(雨の影響)トラップやキックが、普通の日よりボールが滑って処理が難しい部分があった。自分たちのサッカーは雨の日は有利だと思っていたので、逆に雨の日に負けてしまったのが悔しい。(課題と次へ)試合前に監督から粘れと言われていたが全然粘れなかったので、守備の部分は修正しなきゃと思う。一人ひとり自分に何ができるかを見つめ直し、練習の時から自分は何ができたかを突き詰めいて行けばディフェンスは良くなると思う。次は絶対に負けられないので、とにかく結果にこだわって勝ちに行きたい」


次節は9月25日、味の素フィールド西が丘にて11:30から流通経済大と対戦する。
【会場へのアクセス】
・都営地下鉄三田線「本蓮沼」駅より徒歩10分
・JR「十条」駅より徒歩20分、または「赤羽駅西口」行バス乗車、「国立西が丘競技場」下車、徒歩3分
・JR「赤羽」駅西口より「池袋」行、「日大病院」行バス乗車、「国立西が丘競技場北門」下車、徒歩5分、または「トンネル経由 赤羽車庫」行、「王子駅」行乗車、「国立西が丘競技場」下車、徒歩3分

なお次の試合は、駒大集中応援の試合となります。1部リーグで奮闘している駒大イレブンの勇士、
秋田監督をはじめとしたコーチ陣の気迫、力強いサポーターの声援、ぜひ皆様の目でご観戦ください。

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