決勝進出ならずも宮崎、杉本ベスト16に

[空手道部]第44回関東学生空手道選手権大会(女子)(2016年05月29日 21時02分)

第44回関東学生空手道選手権大会が5月29日、和光市総合体育館で行われた。形は２グループに分かれ予選を行い、それぞれの上位４位までの選手が決勝トーナメントに進出する。男子組手は４回戦まで１分30秒６ポイント先取、５・６回戦は２分６ポイント先取、準々決勝より３分８ポイント先取のトーナメント方式。結果は以下の通り(駒大のみ)。


【女子個人戦　形の部】
＜予選 敗退＞
　早川梨緒
　伊藤朱里
　佐藤柚奈

【女子個人戦　組手の部】
＜五回戦 敗退＞
　宮崎陽香
　杉本りさ
＜四回戦 敗退＞
　永野瑞紀
＜三回戦 敗退＞
　天野美雅
　守屋ひかり
　中村日菜子
　山口みなみ
＜初戦 敗退＞
　山本美香


　女子トーナメントでは、多くの選手が三回戦で敗退する中、永野が四回戦、杉本、宮崎が五回戦まで進んだ。杉本は五回戦で相手に4点を先取され、その後1点を取るも巻き返すことができず敗退。それでも一年生でありながら強豪校の選手を相手に大健闘した。宮崎は五回戦で相手と同点のままタイムアップとなり判定負けで試合を終えた。駒大からは決勝進出する選手は出なかったが、杉本、宮崎はともにベスト16に食い込んだ。

◆宮崎陽香
「(今日の調子は)時間が早まったこともあり、モチベーションをあげられないまま試合に臨んだが、押さえるべきところで押さえられたので良かった。(試合を振り返って)今までやってきたことは、100パーセントではなかったが出せたと思う。(敗因は)相手の攻撃に対しての処理ができていなかったこと。(今後は)攻撃力をもっと上げて、相手の攻撃への対応をよくしていきたい」

◆杉本りさ
「(今日は)コンディションは良かった。二回戦で戦った相手が憧れの人だったため試合が楽しみで、挑戦者のつもりで思い切って試合に臨めた。(敗因は)次に戦う相手の様子を前の試合でしっかり見ていなかったこと。相手が自分の中で考えていたイメージと違っていたため、戦っている時に戸惑ってしまい気持ちを切り替えられなかった。考えすぎないでもっと気楽にできればよかった。(今後は)最初の頑張ろうという気持ちを維持したまま、もっと自分に自信をもって試合に臨みたい」