• 決勝点を決め、喜びを爆発させる吉岡=味の素フィールド西が丘で(織原祥平撮影)

  • 同点弾を決めた大村(写真右)

  • 星はコーナーキックから先制点を挙げた

  • 初スタメンながら持ち味を発揮した角井

  • 駒大側スタンドは赤一色に染まった

後半に2連発!チーム一丸で手繰り寄せた劇的逆転勝利!!

[サッカー部]第90回関東大学サッカーリーグ戦・第8節・対早大戦(2016年05月21日 22時34分)

第90回関東大学サッカーリーグ戦・第8節・対早大戦5月21日、味の素フィールド西が丘で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


☆駒大3-2早大
   (1-2)
   (2-0)




【得点者】
3分:[駒]星
5分:[早]飯泉(小林)
44分:[早]中山(平澤)
74分:[駒]大村
78分:[駒]吉岡(中原)


【メンバー】
GK角井栄太郎[2]
DF宮坂瑠[4]、熱川徳政[3]、須藤皓生[2](→64分小川礼太[1])、星キョーワァン[1]
MF種岡岐将[4]、安藤翼[2](→43分高田和弥[3]→86分大谷真史[4])、大村英哉[3]、中原輝[2]、吉岡雅和[4]
FW小口大司[3]

【SUB】
GK輪島稜[3]
DF竹澤昂樹[3]
DF伊勢渉[2]
MF大塲淳矢[2]
※[ ]内数字は学年


試合は星の公式戦初ゴールと相手左CKからの失点という”あいさつ”代わりの得失点劇で幕を開けた。
スタメンを大きく入れ替えたチームは攻撃力が戻り、相手ゴールを脅かしていく。ところがその攻撃力を相手のカウンターに利用され前半終了間際に痛恨の失点を許し前半を折り返す。後半は、前半とは打って変わり駒大のペースとなる。早大の組織的なディフェンスを前になかなかゴール枠内へのシュートが打てない状況が続いたものの、後半74分、小川のロングスローからゴール前の混戦を大村が押し込み試合を振り出しに戻すと、4分後には中原のクロスを吉岡がゴール左隅に蹴りこみ逆転。この1点を守り切り3節ぶりの勝ち点3をもぎ取った。



◆秋田浩一監督
「(今日は)頑張っていたと思う。(スタメンが大きく変わったが)運動量が多く、点を取れる選手を前に2人使った。(吉岡のボランチ起用は)運動量があるし、戦えるから。小さいけど逃げないし、ちゃんと守備に戻って来れるのでボランチにした。(逆転勝利は)徹底して駒大のサッカーをすれば勝てるということを証明できたので良かった。選手たちは勝てないと迷ってしまうので、やっぱり続ければ勝つチャンスがあるということを感じてくれただけでもよかった。(相手は)前線の選手は個人技があるし、早いタイプなので、その相手に粘って守れたのは自信になったと思う。(次節の筑波大戦は)ボールはかなり回されると思うが、粘り強く守って、徹底して外から攻めれば勝機はある」

◆種岡岐将(地4)
「(今日は)良い形で先制して、その後相手に逆転されてしまったが、そこから誰一人あきらめることなく最後まで戦った結果が勝利につながった。(メンバーが大きく変わって)リーグ戦を経験していない選手や経験の浅い選手がスタメンだったが、その選手たちも駒大としてやるべきことが分かっていたと思うので、緊張しないでできたと思う。(得点後の守備が課題か)得点後や試合の入りの時間をチームとして集中させて守ることができないと上位にはいけないのでこれかも意識してやりたい。(次節は)勝った次の試合は特に大事になるので、もう一回ここを踏ん張ってとにかく目の前の試合に向けて全員でやっていきたい」

◆吉岡雅和(市4)
「(どう試合に臨んだか)駒大の伝統であるサッカーを徹底すれば必ず勝てると信じてこの1週間取り組んできた。(逆転ゴールは)左からいいボールがきたので合わせるだけだった。(ボランチだったが)早稲田のセンターバックが大きかったので、ヘディングで勝つには厳しいってことでそこのセカンドボールを自分が拾ってそこから展開することを意識してやった。裏に抜け出すのではなくてセカンドとかで相手より早く取れたら自分たちのリズムになると思ったので、そういう意図でボランチだった。(得点ランキングについて)あまり気にしてなくて、チームが勝つことだけ考えている。(次は)今日みたいに駒大らしいサッカーをやって、見る人も魅了するような熱いプレーができればいいなと思う」

◆大村英哉(国3)
「(今日は)2連敗していたなかで今日の試合を迎えて、もう後のないという気持ちで試合に臨んだ。前半はあまり良くなかったが、後半は徹底できたのが良かった。(逆転勝利という結果は)最後まであきらめずに徹底できたことがすべてだったと思う。(ゴールシーンを振り返って)良いところにこぼれてきたので、打つだけだった。あそこで高田が絡んでくれたので、感謝している。(自身のプレーで特に良かったところは)前に仕掛けるということと、走り負けたくはなかったのでそれは90分間やれたので良かった。(守備面は)相手のサイドバックに蹴らせないようにプレスをもっといければいいと思う。(次節は)集中応援で応援してくれる人もいっぱいいると思うので、みんなのためにチーム一丸となって挑みたい」

◆角井栄太郎(仏2)
「(初スタメンで)練習中は緊張していたが、試合になったらけがした森選手の分もやらなきゃいけないと思ってチーム一丸となってやることだけを考えていた。(先輩たちからの激励は)自分が緊張しているような顔してたみたいで、みんな声かけてくれたので自分のやることをやるだけでした。(今日出た課題は)失点したところでDFとのコミュニケーションとか、DF裏のカバーとかハイボールに対してとか、そういうところを改善して自分の持ち味であるキック部分も上げていきたい。(次試合に出たら)監督に求められていることをしっかりやって、自分の持ち味をしっかり出せれば、チームに貢献でき、おのずと勝ちは来ると思うので頑張っていきたい」

◆星キョーワァン(政1)
「(今日は)前半は2失点してしまい、すごく反省している。コミュニケーションをもっと取るべきだったし、まだまだ突き詰められると思う。(公式戦初ゴールを振り返って) 1番は失点をゼロに抑えることだが、自分も点をとりたいと思い始めていて、今節が自分たちの順位に大きくかかわる大事な試合だったので、決めた瞬間はすごくうれしかった。(ハーフタイムでの指示) やることを徹底してやれということと、気持ちをフレッシュにしてプレーするよう言われた。それが大きく、後半は自分たちが優勢な時間帯で点をとれた。(次節へ) 国士大戦で3-1で勝った後に2連敗したので、それを繰り返さないためにも、気持ちを切らさず、チームのために体を張って貢献していきたいと思う」


なお、次節は5月28日、味の素フィールド西が丘にて11:30から筑波大と対戦する。
【会場へのアクセス】
・都営地下鉄三田線「本蓮沼」駅より徒歩10分
・JR「十条」駅より徒歩20分
・JR「赤羽」駅西口より「池袋」行、「日大病院」行バス乗車、「国立西が丘競技場北門」下車、徒歩5分、または「トンネル経由 赤羽車庫」行、「王子駅」行乗車、「国立西が丘競技場」下車、徒歩3分

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