• 得点を決めた種岡=山梨中銀スタジアムで(荒川和輝撮影)

  • 熱川は安定した守備を見せた

  • 初スタメン出場となったルーキー小川

守備力よ戻ってこい、”世田谷ダービー”はほろ苦い3失点で惨敗に

[サッカー部]第90回関東大学サッカーリーグ戦・第6節・対明大戦(2016年05月08日 23時38分)

第90回関東大学サッカーリーグ戦・第6節・対明大戦5月8日、山梨中銀スタジアムで行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。





駒大1-3明大☆
   (0-2)
   (1-1)


【得点者】
7分:[明]柴戸
39分:[明]道渕(土居)
67分:[明]岩田
82分:[駒]種岡(熱川)


【メンバー】
GK輪島稜[3]
DF宮坂瑠[4]、熱川徳政[3]、初芝政弘[3])、小川礼太[1]
MF種岡岐将[4]、桑原智[4]、金大生[4](→62分高田和弥[2])、大村英哉[3](→76分伊藤大祐[2])、吉岡雅和[4]
FW大谷真史[4]](→73分小口大司[3])

【SUB】
GK角井栄太郎[2]
DF菊池翔[4]
DF須藤皓生[2]
MF大塲淳矢[2]
※[ ]内数字は学年

今季これまで3失点に抑えてきた駒大の守備力が異変をきたした。前半7分、DFのクリアミスで放たれた右足シュートを決められ先制を許すと39分には中央のパス回しからDF陣が崩され追加点を献上。前半を0対2で折り返す厳しい展開となった。後半も明大優勢で試合は展開していく。後半49分には守備陣の裏を抜けられダメ押しの3点目を許し勝負あり。終盤、コーナーキックから種岡が頭で合わせ1点を返すが時すでに遅し。世田谷区内にキャンパスを構える大学同士の"世田谷ダービー"は惨敗に終わった。



◆秋田浩一監督
「(今日は)残念だった。完敗だった。(ディフェンスは)一生懸命やっていたとは思うが、前からもっとプレスへいってボールの出どこを見れればよかった。1点目も2点目もいらない失点だった。(パスサッカーは)そうなるのは想定内なので、ボールが回されるのはしょうがない。それを奪って早く攻めることが重要。(収穫は)最後相手がバテてきていたのもあるが、諦めないで点を取りに行った姿勢はよかった。(次節は)今日と同じように相手にパスを回される展開になると思うので、奪ってから早く仕事をすることが大切になってくる。決定力があれば試合はどうなるかわからない。(決定力改善には)ダメでも外から打つと点になりそうな場面は何回かあった。サイドの選手が攻撃の部分でもっと頑張れてやれればもっとできると思う」

◆種岡岐将(地4)
「(今日は)自分たちのサッカーが徹底できなかった、DFならば1つ1つのボールをもう少し詰めていくといった当り前のことができていなかった。敗因はそこ。(守備の連携は) すべてが後手を踏んでいた。明大はサイドを中心に細かいパス回しを展開していくので、うちのサイドハーフの絞り込みが重要だったが、両サイドの運動量などが良くなく、相手の2トップにボールがまわって落とされていくという悪循環だったと思う。(CKでの得点は)自分が決めてやるんだという気持ちで合わせた結果がゴールだったという感じ。もっと早い展開で点が返せておけば違っていたと思う。(次節へ)やることは変わらないので、徹底して最後まであきらめないで戦うことだけ」


◆小川礼太[1]
「(初スタメン)スタメンで出れたのはよかったが、自分がもっとチームのために体張ったりできた部分があるので試合終わって後悔している。(改善点は)チーム全体としては立ち上がりから切り替えが遅かった。もう少し早くしていたら失点は防げたのかなと。個人としてはもっと声出して前の選手を動かしたりっていう部分が反省点。(どのような気持ちで試合に)試合はいる前は絶対やってやろうって気持ちで入った。(今後どのようにチームに貢献したいか)ロングスロー投げられるのでそこでセットプレーが一つ増えるし、声を出せるんで声出して前の選手を動かしたり、雰囲気を盛り上げていきたい。(次節へ)もし次試合に出ることができれば今日よりも体を張って声を出してチームが勝利できるようにチームに必ず貢献する」

なお、次節は5月15日、川口市青木町公園総合運動場にて14:00から法大と対戦する。
【会場へのアクセス】
・JR京浜東北線「西川口」駅より、徒歩10分または「東浦和」行バス乗車、「青木公園」下車、徒歩3分
・JR「川口」駅東口より「鳩ヶ谷公団住宅」行、「新井宿駅」行、「東川口南口」行バス乗車、「青木公園入口」下車、徒歩3分


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