• 中原はサイドからのクロスでチャンスを演出した=味の素フィールド西が丘で(柴崎拓見撮影)

  • 攻守で活躍を見せた須藤

勝負所で粘れず…今季4つ目の黒星

[サッカー部]第90回関東大学サッカーリーグ戦・第9節・対筑波大戦(2016年05月28日 21時38分)

第90回関東大学サッカーリーグ戦・第9節・対筑波大戦5月28日、味の素フィールド西が丘で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


 駒大0-2筑波大☆
   (0-1)
   (0-1)




【得点者】
23分:[筑]長澤(会津)
89分:[筑]北川〔PK〕


【メンバー】
GK角井栄太郎[2]
DF宮坂瑠[4]、熱川徳政[3]、須藤皓生[2]、星キョーワァン[1]
MF東史弥[4](→65分小川礼太[1])、桑原智[4]、大村英哉[3](→82分金大生[4])、中原輝[2]、吉岡雅和[4]
FW小口大司[3](→65分大谷真史[4])

【SUB】
GK輪島稜[3]
DF初芝政弘[3]
DF伊勢渉[2]
MF大塲淳矢[2]
※[ ]内数字は学年



前半からハイプレスをかけ、早い段階でボールを奪いチャンスを作る駒大だったが、前掛かりになったところを相手につかれ、22分に先制を許す。そのまま前半が終了し迎えた後半、立ち上がりからチャンスが生まれる。小口が相手キーパーに詰め寄り、クリアミスのこぼれ球を吉岡が無人のゴールに決めたが、オフサイドの判定で同点とはならない。その後もサイドを中心とした攻めでゴールを狙うが、最後まで相手ディフェンスの牙城は崩せず、終了間際には相手にPKを決められ2-0で敗戦した。



◆秋田浩一監督
「(内容は悪くなかったが)ここという場面でやられてしまった。頑張ってはいたが、ピンチの場面で抑えられるかが勝負だと思う。前半0-0で行ければもうちょっとできたとは思う。(パスミスが多かったが)奪ったボールをちゃんと味方にやれないといけない。前よりはパスミスがずいぶんと減ったほうだと思う。(徹底できた部分は)相手もバテていたので、もうちょっと走ってほしかった。けが人も多くてやりくりが大変だが、言い訳になってしまうのでしょうがない。(前線から人数をかけてプレスしていたが)後半の最初も点にはならなかったが、あきらめないでやり続けることが大事。(次節に向けて修正点)もうちょっと走ることとあきらめないでやること。ゴール前をもう少し丁寧にやりたい」

◆宮坂瑠(禅4)
「(今日は)前節のほうが個人的にもチーム的にも乗れていたという面では、今日は全然だめだった。早稲田戦は勝てたが内容は悪かったので、皆で反省点をミーティングして、今回に向け準備をしていた。だが、その準備は出せなかったところの方が多かった。(試合中は)勝つことを意識していた。1点リードされても勝機はあったし、ゴールが決まっていれば追いつけていた。そういう面で継続することや徹底することが足りていなかった。(次戦は)内容が悪くても勝ちが必要。何が何でも勝つしかない」

◆東史弥(経4)
「(今日は)結果という部分でとても悔しい。優勝を目指しているチームなので次節は絶対負けられない。(どんなところを求められての出場か)自分は跳ね返すことや声を出すことでチームの役に立たなければいけないので、そういうところをもっと徹底したかった。(ダブルボランチで)吉岡が前で動いてくれるので自分はDFラインと前線のバランスをとるということと、きた球を跳ね返すということを意識した。(プレーの評価は)跳ね返せないところがあったのと、チームが苦しい時にいかに声を出して鼓舞できるかというところがまだまだだと思う。(修正点は)関東リーグデビューはできたが、この舞台でいかに結果が出せるかというのが大事だし、チームにとって一番だと思うので、高いレベルでプレーしてチームに貢献したい」

◆小口大司(現3)
「(今日は)自分たちがやるべきことである、前線でのプレスを頑張ることや誰にもできることを一生懸命チームとして徹底できず、相手に負けてしまった。 (後半の攻撃は)前半自分が躊躇してプレッシングにいけないところも、ハーフタイムで“行ってみろ”と指示があったので、ビビらずに攻めていけた。(中原や桑原とのコンビは)自分がボールを持ったときによくもらいに来てくれるのでやりやすい。(幻となったゴールシーンは)結果的にオフサイドになってしまったが、こういうプレーをすることによってチャンスが生み出せるので続けていきたい。(次節へ)やることは変わらないので、自分たちのサッカーをあきらめず続けていきたい」

◆中原輝(経2)
「(今日は)チーム全体として自分たちのサッカーの徹底や、運動量で相手を上回れず完封で負けてしまったので悔しい。(失点後の動きは)クロスを上げきってチャンスを作ることを意識していて、シュートも2本くらい打ったが、もっと質を上げていかないと点には結びつかない。(後半の動きは)相手のスタミナが切れてきて、自分たちのやることをやってはいたが、監督の求めるところまでやれていなかった。もっと運動量をあげて自分たちのサッカーを徹底したい。(次節へ)上位へ行くためには残り2試合負けられない戦いとなるので、自分たちのサッカーを徹底して勝ちたい」



なお、次節は6月4日(土)、川口市青木町公園総合運動場にて14:00から桐横大と対戦する
・JR京浜東北線「西川口」駅より、徒歩10分または「東浦和」行バス乗車、「青木公園」下車、徒歩3分
・JR「川口」駅東口より「鳩ヶ谷公団住宅」行、「新井宿駅」行、「東川口南口」行バス乗車、「青木公園入口」下車、徒歩3分

◇関連情報

発行冊子最新号一覧背景(左)

サッカー部の前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)
発行冊子最新号一覧背景(左)

前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)