• 先制点を挙げた大谷=駒沢オリンピック公園総合運動陸上競技場で(荒川和輝撮影)

  • 何度もチャンスを演出した金

  • 熱川は安定した守備を見せた

後半に追いつかれ、惜しいドロー

[サッカー部]第90回関東大学サッカーリーグ戦・第3節・対順大戦(2016年04月16日 18時34分)

 第90回関東大学サッカーリーグ戦・第3節・対順大戦4月16日、駒沢オリンピック公園総合運動陸上競技場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


  駒大1-1順大
   (1-0)
   (0-1)

【得点者】()はアシスト
33分[駒]大谷
52分[順]名古 (旗手)


【メンバー】
GK輪島稜[3]
DF宮坂瑠[4]、熱川徳政[3]、鈴木啓晃[4]、星キョーワン[1]
MF種岡岐将[3]、桑原智[4]](→90分大塲淳矢[2])、金大生[4](→84分安藤翼[2])、中原輝[2]、吉岡雅和[4]
FW大谷真史[4](→76分小口大司[3])

【SUB】
GK角井栄太郎[2]
DF伊勢渉[2]
DF小川礼太[1]
DF初芝政弘[3]
※[ ]内数字は学年

試合開始直後から攻めの姿勢を崩さず、縦のロングパスとサイド攻撃で決定機を作っていく。前半33分に吉岡のシュートのこぼれ球を大谷が押し込み先制。前半を有利な形で折り返す。ところがエンドが変わった後半52分に遠めのシュートを右隅に決められ、試合は振り出しに戻る。その後は両チームチャンスを作るもののあと1点が遠い歯がゆい展開となる。均衡は最後まで破れず試合終了。勝利を逃し今季初のドローに終わった。


◆秋田浩一監督
「(今日は)ここ3試合一生懸命やっていると思うので、結果がもう少し出ていればね自信になると思うが、そこがついてこないのはちょっと残念。もしかしたら変われえるかと思うが、勝ちきれない。(勝ち切るためには)技術的に言うと奪ったボールをちゃんとつなげるということが必要。ただ狙いなく蹴ってしまうから、それをちゃんと収めて動き出す人を見て出すだこと。それができれば決定的な場面は作れると思う。(ドローという結果は)できれば勝ちたかった。(次節に向けて)流経も明治に勝ったみたいだからまた分からなくなってくるけど粘り強くやりたいと思う」

◆大谷真史(G4)
「(初ゴールだったが)駒大のFWとして体を張る部分とゴールが求められる。それを体現できてよかったが次は勝につなげられるゴールをもっとどん欲になっていきたい。(リーグ初得点のゴールシーンは)喜びを爆発させた。FWなのであの瞬間のために何度もゴール前に入るという感じだった。(キャプテンマークは) もう一人の副キャプテンの種岡と話して自分がつけるようになった。日体大戦で森が負傷した際、熱いものがこみあげてきてあいつのためにやりたいと強く思った。本当は勝につなげたかったが、チームとして勝ち続けてインカレに連れていいことが使命だと思っている。(次節へ)勝ちきれなかった反省はしっかりと自分たちでしなければいけないので、1つ1つの詰めがまだ甘いので、もっと突き詰めて駒大のスタイルを貫いて勝つということを目標としている」

◆金大生(現4)
「(今日は)入りは自分たちのサッカーを徹底しようという気持ちだった。前半はあまりよくなかったが、先制点を取れて駒大のいい流れに持っていけた。(自身は)前半はよくなかったが後半は仕掛けていけた。相手も嫌がっていたのでよかった。次節はどんどん仕掛けていってゴールとかアシストでもっと相手に嫌がられるプレーをしたい。(前節でキャプテンの負傷があったが)キャプテンが長期離脱になってしまったので、ピッチに戻ってこられるように勝ち続けたい。インカレの舞台に立たせてあげたい。キャプテンの分も頑張ってこれから勝ち続けていきたいと思う。(1-1だったが)今日はいい意味では負けなかった。引き分けを勝ちにできるチームになっていきたい。引き分けを勝ちにできるチームになっていければどんどん強くなっていけると思う。(次節に向けて)やることは一緒。駒大らしいサッカーを徹底したい。勝ちにこだわるプレーをして、学生らしくひたむきにプレーをしていきたい」

◆桑原智(経4)
「(今日は)前半先制点を取れたが、後半は守備のラインが悪かった。一つ一つの守備を
粘っていきたい。(前半の得点)全員が意識しているフォワードにボールを集めることと、サイド攻撃の二つができていたと思う。(失点後は)怖がらずに高い位置からボールを奪いにいこうという気持ちで挑んだ。全員で声を出してボールの受け渡しをやっていくことを意識した。(次節へ)勝ちきれなかったが、逆に引き分けで勝ち点1を得られたので、もう一度徹底して全員で共通理解を持って勝ち点3を狙っていきたいと思う」

◆熱川徳政(歴3)
「(今日は)前半の立ち上がりはあまり良くなかったが、点を取ったあたりから自分たちのペースでできた。後半の立ち上がりに失点して、そこから巻き返すことができなくて引き分けで終わってしまったのは痛かった。(ご自身のパフォーマンスは)今日は少しミスが多かった。ボールをつなぐとか止めるとかそういう攻撃の部分でもミスなく次はやりたい。(失点した後のディフェンスは修正できたか)失点した場面の他にも決定的な場面も作られていたので完全に修正しきれなかった部分はあったと思う。(次節に向けて)流経も順大みたいにボールを回してくるチームなので、前からのプレスや粘り強い守備で早く奪ってカウンターで点を取って勝てればいいなと思う」



なお、次節は4月23日、龍ヶ崎市陸上競技場タツノコフィールドにて14:00から流経大と対戦する。
【会場へのアクセス】
・JR常磐線「佐貫」駅、東口のりば3より「ニュータウン龍ヶ岡(白羽1丁目)」行バス乗車「さんさん館」下車、徒歩10分
・JR常磐線「佐貫」駅東口のりば4より「総合運動公園」行乗車、「総合運動公園」下車
・関東鉄道竜ケ崎線「竜ケ崎」駅より路線バスまたはコミュニティバス循環ルート内回り乗車「総合運動公園」下車

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