• 唐木沢は安定感のあるヘディングで存在感を見せた=三ツ沢公園陸上競技場で(森 綾香撮影)

  • 見事な流れでゴールを決めた吉岡

  • 多くの危機を跳ね返しチームを支えた宮坂

土壇場2発浴び、敗戦

[サッカー部]第89回関東大学サッカーリーグ戦・第5節・対神大戦(2015年04月25日 19時25分)

 第89回関東大学サッカーリーグ戦・第5節・対神大戦が4月25日、三ツ沢公園陸上競技場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

 駒大1-2神大☆
   (0―0)
   (1-2)

【得点者】()はアシスト
77分:[駒]吉岡(室町)
89分:[神]鈴木(前田)
90+3分:[神]坂田(鈴木)



【メンバー】
GK積田景介[4]
DF新田己裕[4]、宮坂瑠[3]、種岡岐将[3]、竹沢昂樹[2]
MF唐木沢真也[4]、中村駿[4]、伊藤大祐[1](→61分平野篤志[4])、吉岡雅和[3]
FW小口大司[2] (→71分菊池将太[4])、室町仁紀[1](→90+3分上田哲也[2])

【SUB】
GK森健太[3]
DF菊池翔[3]
MF児玉卓也[3]
MF安藤翼[1]
※[ ]内数字は学年

 試合は終盤に大きく動いた。77分、右サイドから室町が絶妙なパスを送り込むと、それに反応した吉岡が鋭いグラウンダーシュートを打ち、ゴール。相手の運動量が落ちたところを狙い、得点するという狙い通りの先制で良い流れになるかと思われたが、89分、CKの場面でヘディングシュートを決められ、追いつかれる。この嫌なムードを払しょくできないまま、アディショナルタイムに突入すると、90分+3分に、右サイドから技ありのシュートがネットに突き刺さり、負け越し。このまま試合は終了し、何とも後味の悪い結果となった。 

 
◆秋田浩一 監督
「(最後の失点は)勝ちを急いでしまった。あのような弱さが出るのが人間だし、サッカーなので良い経験になったと思う。敗戦の代償は大きいが、この経験を次に繋げてほしい。試合が甘くないことを感じたはず。もったいなかったが、神大の方が勝ちたいという気持ちが強かった。(得点シーン)吉岡が右足で蹴るという珍しいことが起こったのでびっくり。あの得点は良かった。(次節は)かなり落ち込んでいるようなので切り替えて欲しい」

◆中村駿(商4)
「(今後どうやって勝ちをとっていくか)勝てている時というのは、DFの粘りとサイド攻撃の徹底を繰り返せている時なので、それを多くの試合でやれれば結果もついてくると思う。僕たち4年生がもっと体現してやらなければいけないと感じている。(次節は)次からは冷静になりたい。勝てばチームも乗ってくると思うので、まずは一つ必勝したい。」

◆唐木沢真也(法4)
「(今日は)勝ち試合だったはずが、小さな2つのミスで負けてしまった。(1失点後は)チームの雰囲気が悪くなってしまった。失点はいけないが、1失点目を悪く捉え過ぎていた。これからは、失点後も心の余裕を持っていないと、厳しくなってくる。(次節は)この敗戦を引きずったら、これからの連戦も負け続けてしまうと思う。切り替えた上で、やっていきたい」

◆吉岡雅和(市3)
「(セカンドボールを拾えず苦しい展開だったが)FWとDFの距離が空いてしまった上に、サイドハーフの選手も中に絞れずにいた。そのため、ずっと中村選手が1人で拾っている状態になり、押し返され続けてしまった。(ゴールシーンは)相手の股に入ったというのもあったが、室町が良いボールをくれたので。室町のおかげだと思う」

◆宮坂瑠(禅3)
「(自身のプレーは)前半はダメだった。後半からは切り替えたが、最後の2失点目は自分のミスによるもの。そこを直していきたい。(前半は具体的に何が出来なかったのか)サイドから仕掛けるはずが、自分たちのやりたいようにプレーをしていたのでそこだと思う。(次節は)駒大の誇りを持ってチームのために戦わないといけない」

なお、次節は5月3日、味の素フィールド西が丘にて11:30から法大と対戦する。
【会場へのアクセス】
・都営三田線「本蓮沼」駅より徒歩10分

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