• 顔面に渾身の右ストレートを打ち込む林田 =雲仙市吾妻体育館で(中尾彬人撮影)

林田悔しい敗戦、全日本2連覇ならず・・・

[ボクシング部]第83回全日本ボクシング選手権大会(2013年11月17日 18時11分)

第83回全日本ボクシング選手権大会・4日目が11月17日、雲仙市吾妻体育館で行われた。結果は以下の通り。

【フライ級 決勝】
●林田翔太(商3)[WP0-3(27-30 28-29 27-30)]○青木貞頼(東京農業大学)

【ミドル級 決勝戦】
○濱崎良太(13年度卒・自衛隊体育学校)[WP3-0(・28-28 29-27 ・28-28)] ●高橋 諒(拓殖大学)

※WPはWin on pointの略
※()内は3人のジャッジによるそれぞれの3Rの合計ポイント

 駒大勢で唯一決勝へと駒を進めたフライ級・林田。1Rは距離を保ちながら右ジャブを当てるなど応戦。2Rは接近戦に持ち込まれ、相手の左ストレートや手数の多さに苦戦した。相手との距離を図り、自分の流れに持ち込みたい3Rは右ジャブと左ストレートのコンビネーションで攻め込むが、そのまま相手の勢いに呑まれ試合終了となり、全日本2連覇とはならなかった。

◆林田翔太(商3)
「(今の率直な感想は)ダメダメだった。負けちゃったって感じ。反省点が多すぎる。何も自分が変わっていない。応援してくれた方々に申し訳ないというのが一番。(緊張はしていたか)今大会で1番緊張した。いつも以上に緊張した。(相手については)やりづらくはなかった。相手の手数が多く、気持ちで負けていた。ジャブを当てることを意識していた。(監督からは)怒っていたとは思うが自分の士気を下げないようにほめてくれた。(全日本を振り返って)国体の時以上に、ポイントよりも積極性を高く評価されるなと感じたので気持ちで負けないようにしていきたい。(全日本で見えた課題は)技術よりも気持ち。もっと積極的になりたい。(今年振り返っては)ぱっとしなかった。なんも1位が獲れていない。何か優勝したかった。悔いの残った年だった」


なお、試合の模様は11月24日(日)16:00からNHK教育で放送される。


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