• カットマンに動じず攻撃する加藤=墨田区総合体育館で(高橋伽奈撮影)

  • 熱戦を制し喜ぶ加藤(=左)、佐藤(=右)

春の王者に惜敗も、因縁対決制す

[卓球部]秋季関東学生リーグ1部・筑波戦、明大戦(2012年09月08日 09時58分)

秋季関東学生リーグ1部・筑波戦、明大戦が9月7日、墨田区総合体育館で行われた。結果は以下の通り。

☆駒 大4―0筑波大
○佐々木雄野(営1)3―1谷本●
○鈴木大地(営2)3―2平野●
○加藤悠二(商3)3―0倉橋●
○加藤、佐藤 究(経3)組3―2塩入、平野組●

駒 大3―4明 大☆
●佐々木0―3神○ 
○鈴木3―0中尾●
○加藤3―1横山●
○加藤、佐藤組3―2神、平野組●
●佐藤0―3松下○
●根本一城(市2)0―3平野○
●中村祥吾(法2)1―3根田○

 昨日同様、大会3日目は2試合が行われた。1試合目は、昨春の入替戦でストレート負けを喫した筑波大と対戦。佐々木、鈴木が勝利して流れを作ると、加藤はカットマン相手にも3―0で快勝。ダブルスは中盤はミスが目立つも4セット目以降は調子が上がり勝利。因縁の相手に4 ―0で勝ち雪辱を果たした。続く明大戦は、鈴木が終始攻めの姿勢を貫きストレート勝ちを収めると、加藤もその流れを引き継ぎ勝利。ダブルスでは今年度の関東学生優勝ペア相手に、序盤から果敢に攻撃をしかけるが、カウンターの打ち合いなどで2―2に。しかし最終セットは相手に流れを渡さず激闘の末勝利を挙げた。3―1としたが、5番手以降は相手選手の素早い攻撃おされ春の王者に惜敗。残り2試合に挑む。

◆長崎隆志監督
「(筑波戦)接戦になると思ったけど佐々木が我慢して勝ってくれたから鈴木も今までの成長がみえるぐらい頑張ってくれた。ダブルスも中村兄弟が勝ちに恵まれず、加藤佐藤ペアになったけどいい結果に繋がって良かった。チームがいつも勿体無いプレーが多くギリギリで負けていたので4対0で勝てたのは春より状態がいいこと。(明治戦)前半組がよくやってくれた。後半に強い選手をもってきてる明治でさえ、選手は焦っていただろう。負けてしまったけど悲観するようなゲーム内容ではない。でもこれ以上上に行くには何かが必要だと感じた。(専大戦へ)100%の力を出して2位で終われたらいい。みんな疲れてるからとりあえず体を休めてほしい」

◆渡邉 賢主将
「(筑波大戦)去年の入替戦のリベンジ。1人1人絶対勝つぞという気持ちがでてた。出た選手が頑張ってくれた。(明大戦)オーダーを見て、取れるところをしっかり取っていけば3―1で回って後半勝負だと思っていた。出た選手が頑張ってつなげられた。でも後半の選手が(明治の方が)上手だった。それが明治の強さでもあるし、後1人勝てるように底上げをしないといけないと思った。(専大戦へ)駒大2敗で、専大が1敗。勝てば2敗で並ぶ。優勝は厳しい状態になったが、優勝を狙う意気込みで臨めば、結果もついてくると思う」

◆加藤悠二
「(筑波大戦)前回入れ替え戦で負けて2部に降格したので、そういうのがあって今日2点とってやろうという気持ちだった。その時(入替戦の後)からカット打ちの練習をしていた。前回はつないで負けたので打っていこうと。(明大戦)前に3―0で負けてたから、チャレンジャー精神でやった。(ダブルス)今まで中村兄弟が頑張ってて、その流れをしっかり持って、ダブルスで取って簡単なミスをしないでお互いラリーしていこうと。(前回は)同じ戦術で来たのを変えられて負けた。今回は逆にこっちが戦術を変えていって相手にミスがでた。それが勝因(専大戦へ)ダブルスで取れれば可能性は出てくる。チームの雰囲気はいい。全員で向かっていく」

◆佐藤 究
「(筑波大戦)調子良くてミスしたけど球が走ってた。(明大戦は)相手は強豪だけど絶対勝てると意気込んでいた。勝った人は120%のパフォーマンスができたと思う。チームが一つになって雰囲気が良かった。悔しいけど、まだまだ残り勝てば準優勝の可能性もあるので切り替えたい。(シングルス)自分で決める、ここが勝負だと思っていた。(相手は)しっかり攻めてきてた。力の差がまだまだあった。(ダブルス)キーだと感じていた。すごく気合いが入っていて気持ちがプレーに出た。とにかく必死だった。熱くなりすぎず、うまく冷静になれた。(専大戦へ)自分の出番が回ってきて雰囲気にも馴れたので、だめだった部分を反省して今日よりいいプレーができるといい」

 なお、次戦は9月12日、専大戦が11時から代々木第二体育館で行われる予定。

■会場へのアクセス
・JR山手線 原宿駅下車 徒歩5分
・東京メトロ千代田線・副都心線 明治神宮前下車 徒歩5分

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