• フルセットで敗れ険しい表情の加藤(=左)、佐藤(=右)=代々木第二体育館で(橋本圭史撮影)

本領発揮できず、3勝3敗で最終戦へ

[卓球部]秋季関東学生リーグ1部・専大戦(2012年09月12日 23時08分)

 秋季関東学生リーグ1部・専大戦が9月12日、代々木第二体育館で行われた。結果は以下の通り。

駒 大1―4専 大☆
●中村祥吾(法2)1―3松浦○
●根本一城(市2)1―3王○
○加藤悠二(商3)3―0星●
●加藤、佐藤 究(経3)組2―3川島、田中組○
●佐藤2―3飯野○

 大会4日目は春季2位の専大と対戦。1番手・中村は序盤から相手のペースにおされ敗れる。続く根本は留学生相手に1セットを取るが、鋭い攻撃に阻まれ敗戦。しかし3番手・加藤が確実に得点を重ねストレートで勝利し1―2とする。続くダブルスは、1セット目はミスが目立つが、その後はドライブなどを駆使し両者譲らず最終セットへ。ここでは8連続失点と厳しい展開となり、カウンターなどを仕掛けていくが及ばずこの勝負を落とす。5番手・佐藤は、2セット先取して挑んだ3セット目に、リードしていたところで相手のタイムアウトへ。そこからペースをつかまれ逆転負けを喫し、3勝3敗に。それでもAクラス入りの望みは残し、明日の最終戦を迎える。

◆長崎隆志監督
「(今日は)あんまりよくなかった。チームとして、ふわっとした形で入ってしまった。試合に出た選手だけのせいじゃなく、チームに元気が足りなかった。(佐藤)究は考え過ぎて、迷いがでちゃったかな。でも、根本は(留学生相手に)よくやってくれた。(明日は)Aクラスに入るために明日は勝って終わりたい。今日の負けをうまく切り替えられるのが今のチーム。渡邉たち4年生が大事に育てて来たチームだから、出る選手はその気持ちに応えられるように。気持ち良く4年生を送り出したい」

◆渡邉 賢主将
「(今日は)出足の(中村)祥吾から、応援が100の力を出すところを、気持ちが浮いてサポート側(応援)が100の力をあまり出せなくて、悔いが残る。明日は出足から100の力を出す。(明日は)Aクラス入りは残っているから、その希望にかけてまずは自分たちが勝ちたい。(最後のリーグ戦)4年生の集大成として、ぼくたちの代がやってきたことが試される。春と同様に勝ち越しで終われれば次の代に生きてくるので、なんとしても早稲田に勝ちたい。4勝3敗で終われれば良いと思う」

◆加藤悠ニ
「(ダブルスは)1―2で回ってきて勝てば2―2になるのでどうしても取りたかったけど、相手がしぶとくプレーしていてついていけなくなってしまった。コースをついて相手に振らせないように短く出して先に攻められるようにしようとした。けど5セット目は急いでしまって作戦通りのコースに出せなかったのがいけなかった。(明日は)春はラストまで回って負けてしまって、インカレも負けている相手。けど決して勝てない相手ではないと思うので、全勝優勝させないように、勝ち越せるように、4年生に勝って引退させられるように、1本目から取っていく」

◆佐藤 究
「(ダブルスは)ダブルで取れれば勝てる可能性があったと思うし、ダブルは絶対取ろうと(加藤)悠二とも話していたが、立ち上がりでぼくのミスが多く、悠二の良い流れを止めてしまった。(シングルス)あんまり体が動いていなくて、気持ちを出していこうと思っていた。2セット目まではうまくいって、3セット目のタイムアウトを取られる前まではいい形だった。(明日は)4年生にとって最後のリーグ戦。出る選手1人1人が100%の力を出せればいいのではないか、結果もついてくるのではないか」

 なお、次戦は9月13日、早大戦が15時から代々木第二体育館で行われる予定。

■会場へのアクセス
・JR山手線 原宿駅下車 徒歩5分
・東京メトロ千代田線・副都心線 明治神宮前下車 徒歩5分

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