• 真面目な表情で当時の心境を振り返る清水=味の素ナショナルレーニンングセンターで

  • メダルが確定し全身で喜びを表す=エクセルで

  • 親交の深いミドル級・村田と並んで笑顔を見せる=味の素ナショナルトレーニングセンターで

逆転の清水、銅メダルを手に凱旋帰国!

[ボクシング部]ロンドンオリンピック2012(2012年08月15日 17時57分)

 ロンドンオリンピック2012に駒大OB 清水聡(自隊校・26)がバンタム級で出場し44年ぶりの銅メダル獲得という快挙を成し遂げた。帰国後に味の素ナショナルトレーニングセンターで行われた清水、村田両選手の公式記者会見では、輝くメダルを掛けて登場。心境を振り返り記者の質問に丁寧に答え、終始笑顔の様子を見せた。清水は、1回戦、2Rまで相手にポイントをリードされ、3R目で逆転しオリンピック初勝利。2回戦、一度は判定負けという結果に終わった。日本側はその結果に対して提訴し、審判のジャッジにミスがあったことが認められ逆転判定によってRSC勝ちを手にした。5日の準々決勝ではアルジェリア選手を破って準決勝進出を決め、日本のメダルを確定させた。相手が敗北し崩れ落ちる一方、清水は全身で勝利の喜びを表した。10日、準決勝が行われ、アウェー感に包まれる中での試合となった。結果敗北を喫したものの見事銅メダルを手にし、凱旋帰国の運びとなった。

◆清水聡
「(2回戦の判定は)負けの判定が出た時には頭が真っ白というより真っ黒になった。改めて勝利が確定したときは控え室でコーチたちと抱き合って喜んだ。イギリスの観客の人たちもわかってくれていて、応援してくれていたのが分かった。(準決勝は)途中でポイントを上回っていると確信し、冷静に判断して攻める姿勢を見せつつ相手に圧をかけながら待つボクシングをしていた。(アマチュアボクシングへの影響は)これを機に小さな子供たちが始めてくれたら嬉しい。(駒大に一言)コマスポを見てくれる人ありがとうございます。ついに、やっとやっとメダル獲得できた。応援してくれて本当にありがとうございました」

※掲載が遅れましたことをお詫び申し上げます。

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