• 投手陣は序盤で大量失点を喫した=獨協大学越谷グラウンドで(高橋伽奈撮影)

  • 藤本耕は3安打3打点の活躍を見せた(丸山翔太撮影)

  • 9回、左前2点適時打を放った美松

重かった大量失点、流れを変えられず

[準硬式野球部]東都大学準硬式野球春季リーグ2部対日体大1回戦(2012年05月14日 20時47分)

 東都大学準硬式野球春季2部リーグ対日体大1回戦が5月14日、獨協大学越谷グラウンドで行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒 大 000 100 005 6
日体大 520 003 00× 10

      打安点
(2)鹿 嶋 430
(4)随 行 200
PH秋 元 000
R4杉 浦 100
PH美 松 112
(5) 向  200
H7梨 本 100
(8)笠 井 520
(7)5藤本耕 533
(3)畑 山 500
DH高 木 410
PR鈴 木 000
(9)道 場 421
(6)藤本誠 410
     計38136

▽二塁打=鹿嶋、藤本耕、道場

      回   打安責
●吉 田 02/3 612
 坂 東 11/3 1042
 川 口 2   700
 高 橋 1   300
 原 口 3   1642

 先発・吉田崇真(地3)は初回、先頭打者本塁打を許し、さらに3四死球で2死満塁の危機を招くと代わった2番手・坂東雄哉(経3)も悪い流れを止められず5点を先制される。続く2回にも3安打で2点を失い7点差を付けられる。打線は4回に藤本耕平(現2)の左中間適時打で1点を返す。9点差で迎えた9回、3連打で1点を奪い、なおも1死満塁とすると代打・美松寛大(歴3)の左前2点適時打、藤本耕の左前2点適時打で5点を挙げ追い上げたが、序盤の大量失点が最後まで響き敗戦した。

◆坂東雄哉
「(今季5敗目だが)5敗のうちほとんどが投手陣の責任なので、自分も責任を感じる。(1回途中2アウト満塁の場面からマウンドを譲り受けて)気持ちの準備はしていたが、味方のミスをカバー出来ずにズルズルとしてしまった。自分は昨年から試合でずっと投げているのに申し訳ない。(次戦は)勝ち点を取らないと入替戦が見えてくるので、次で勝ちを決める気持ちで臨みたい」

◆美松寛大
「(9回は)点差が開いていたのでつないでと。代打なので積極的に。率直にうれしい。(序盤の失点が大きかったが)流れに呑まれちゃうとズルズル行く。(今季5敗目だが)今までの駒沢は優勝が有力なチームだったので悔しい。亜大はともかく3部から上がってきた獨協大にストレート負けして2部の意地を見せられなかった。(次戦は)確実なところは取って3部との入替戦に引っ掛からないように」

◆吉田崇真
「(今日は)自分のせいで負けた試合。(リーグ戦初先発だったが)いい試合作りを出来ればと思ったけどこういう試合になっちゃった。(初回先頭打者本塁打を浴びたが)動揺してないつもりだったけど今考えれば動揺しきってたかもしれない。(初回2死満塁で交代したが)先発で試合を作れなかった。(次戦は)一個取ってるので次の試合の一勝をチーム全員で取る。チームとして勝てれば本望」

◆藤本耕平
「(今日は)点を取られたらズルズルと行ってしまう今季の駒大を象徴する試合だった。(4回の適時打は)初回のチャンスで凡退していたので取り返そうと思っていた。(9回は)いい流れだったので流れに乗っていこうと思った。初球から積極的に振っていった。(初の5番だったが)打順は気にしないようにしていた。(次戦は)入替戦に危ない位置に居るので、絶対勝ち点をとって日体大戦につなげたい」

 なお、次戦・対青学大2回戦は5月19日、15:00から八王子市民球場で行われる予定。

■会場へのアクセス
JR中央線「西八王子」駅下車から徒歩15分。JR中央線「八王子」駅北口、京王線「京王八王子」駅からバスで「野球場前」下車。京王高尾線「山田」駅下車から徒歩15分

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