• カウンター攻撃など、持ち味を発揮して勝利に貢献した中村祥=代々木第2体育館で(瀧埜ひとみ撮影)

  • 鋭いドライブで相手のプレーを封じ、チームの勝利を決めた佐藤

一進一退の攻防、総力戦で勝ち取る!

[卓球部]春季関東学生リーグ1部・法大戦(2012年05月16日 00時08分)

春季関東学生リーグ1部・法大戦が5月15日、代々木第2体育館で行われた。結果は以下の通り。

☆駒 大4―3法大
●大場崇志(経2)0―3生田○
○鈴木大地(営2)3―1松崎●
●加藤悠二(商3)0―3鹿屋○
○加藤、佐藤 究(経3)組3―1細川、鹿屋組●
●佐々木雄野(営1)0―3尾留川○
○中村祥吾(法2)3―1細川●
○佐藤3―0田代●

リーグ6戦目の今日は、法大と対戦。1番手・大場がサーブレシーブのミスが目立ち敗れるも、続く鈴木がフォアドライブを次々と決め勝利。今季リーグ戦無敗の3番手・加藤が相手の球威におされ、エース対決にストレートで敗れるが、ダブルスは抜群のコンビネーションで試合をものにした。その後2―3と後がなくなるが、中村祥が1セット先取されながらも相手を果敢に攻め、そのまま3セットを奪取。最終番手・佐藤は、初対戦の相手ながらもコースをついた鋭い攻撃を決め、流れをものにしストレート勝ち。最終番手までつなぎ勝ち取る総力戦を見せ2連勝。明日の最終戦を残し、1部残留が決定した。

◆長崎隆志監督
「(今日は)チーム力で勝った試合。(中村)祥吾は気持ちが入っていた。1セット落としても気落ちしなくて、そこが大きかった。(佐藤)究は1セット目をよく粘って取った。9―9で1本取ったのが大きかった。(最終戦は)4―3って響きはやっぱいいよ。勝ち越しなら1部としていい結果だし。最後だから死に物狂いで勝ちにいくだけ」

◆加藤悠二
「(シングルスは)相手の調子がよかったのと、自分の仕上がりがよくなかった。エースとしてふがいない。(ダブルスは)エース相手に2点落としたらと思って、頑張った。究が引っ張ってくれて、気が楽になった。(切り替えは)シングルスの相手が強すぎたので、その分すぐにできた。(個人賞が狙えるが)賞は後からついてくるもの。チームが勝つために、4位目指して勝ちに行く」

◆佐藤 究
「(今日は)自分のプレーをすれば大丈夫だと思っていた。初めての相手だったから、相手を分析しようと思って1セット目に入った。1セット目を取れて、そのおかげで2セット目からは冷静にできた。1セット目を落としたら違ったかもしれない。(ダブルスは)この間の1勝があったから力が抜けて、いい感じでできた。(明日は)とにかく勝ち越したい。気を引き締め直してもう一度がんばる」

◆鈴木大地
「(今日は)調子はよかった。自分の卓球をすれば勝てるので、それだけ考えていた。(1部残留が決定したが)埼工大が日大に勝ったので、みんなが勝ってくれてよかった。(1敗からの勝利は)流れが少し悪かったので、自分が勝って流れを戻してよかった。(明日は)明日勝てば4位。とりあえず明日勝って、いい流れを作りたい」

◆中村祥吾
「(今日は)自分の卓球をするだけだと思っていた。1セット目は点を取られても気にしないで向かっていくだけだと。(苦しい場面もあったが)追い上げられても守りに入らないように、ミスしてもいいから自分の卓球で攻めていった。(明日は)勝てば勝ち越しで、秋につながると思うし、勝ちたい。自分達はどこまでも挑戦者。最後まで挑戦者でいけば勝てる」

【関東学生リーグ1部リーグ成績 途中経過】

   1位 明 大(6勝0敗)
   2位 専 大(5勝1敗)
   3位 早 大(4勝2敗)
   4位 駒 大(3勝3敗)
   5位 日 大(3勝3敗)
   6位 法 大(1勝5敗)
   7位 中 大(1勝5敗)
   8位 埼工大(1勝5敗)

 なお、次戦は5月16日、日大戦が15:00から代々木第2体育館で行われる予定。

■会場へのアクセス
・JR山手線 原宿駅下車 徒歩5分
・東京メトロ千代田線・副都心線 明治神宮前駅下車 徒歩5分

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