村山10000ｍ優勝、中村も４位入賞！

[陸上競技部]第91回関東学生陸上競技対校選手権大会(2012年05月14日 05時30分)

　第91回関東学生陸上競技対校選手権大会２日目が５月13日、国立霞ヶ丘競技場で行われた。駒大からは3000ｍSC予選に染谷、宮下が、10000ｍ決勝に上野、中村、村山が出場。結果は以下の通り(上位３名と駒大のみ)。
※駒大は２部校

＜3000ｍSC予選＞
【１組】
１着　潰滝大記(中央学大)　8:48:61
２着　大迫聖晃(帝京大)　8:59:07
３着　佐野雅治(東農大)　9:01:04
５着　染谷滉二(法３)　9:10:00☆＝決勝進出

【２組】
１着　池田紀保(大東大)　9:09:98
２着　宮下紘一(経１)　9:12:79☆＝決勝進出
３着　西村厚志(青学大)　9:12:96

＜10000ｍ決勝＞
１着　村山謙太(経２)　28:58:20
２着　藤井啓介(中央学大)　28:59:13
３着　ダンカン・モゼ(拓　大)　29:00:85
４着　中村匠吾(経２)　29:02:70
６着　上野　渉(政４)　29:22:07

※☆は自己ベスト

3000mSC予選１組に出場した染谷は後方からのスタート。徐々にスピードを上げていき５位でゴール。同種目の予選２組に出場した宮下も粘りある走りをみせ両選手とも予選突破を果たした。10000m決勝には上野、中村、村山が出場。村山、中村は終始先頭で積極的にレースを展開する。中盤から終盤にかけて先頭集団では激しいトップ争いを繰り返すが、ラスト300ｍ辺りで村山がスパート。そのまま集団を引き離し、見事栄冠を手にした。

◆大八木弘明監督
「今日の10000ｍで、３人ともポイントをとってくれたのはプラスに思う。(選手には)スローペースのレースになったら自分たちで引っ張ってレースを作れと指示したので、２年生の村山、中村には、先に先にと引っ張っていくレースをして欲しかった。もっと積極的にいって欲しかった。(来週の5000ｍも)外国人選手がいるのでいい勝負をして欲しいと思う」

◆染谷滉二
「(今日のコンディションは)あまりよくなかった。(3000ｍSCは)高校時代もやっていたのでその延長という感じで出場した。(今日までの調整は)ちゃんとできたが、緊張してがちがちになってしまった。もっとリラックスしていきたかった。(自己ベストが出たが)先頭に離されたし、高校の時の自己ベストと１秒しか変わらないので、全然納得はしていない。(来週の決勝は)積極的にいきたいと思う。８分55秒を目指して頑張りたい」

◆宮下紘一
「(コンディションは)悪くもないし良くもなくまあまあだった。(今日までの調整は)疲れが取れにくくてうまく走れてなかったが、なんとかギリギリで間に合った。(監督から)3000ｍSCに出すと高校時代から言われていて、今日は調子が良ければ先頭で走れとアドバイスを受けた。(初めての関カレは)今までのベストはコンディションが良くて更新してきたけど今日はまあまあの状態で更新出来たから力はついてきたと思う。決勝は１ポイントでも多く取れるように頑張りたい」

◆村山謙太
「(優勝した今の気持ちは)嬉しいけど勝負しなきゃいけないところで出来なかったので、ステップアップするにはもっと練習が必要だと思う。(コンディションは)天候も良くて走りやすいし、世田谷記録会や兵庫リレーカーニバルを走っていくうちにどんどん調子が上がっていってたので今日は自信もあった。(試合では)先頭集団で走れたし最後にはスパートをかけられたので良かった。先頭集団でも中村(匠吾)君を１番意識して走っていた。(来週の5000mでは)窪田(忍)さんについていって積極的なレースをしたい」

◆中村匠吾
「(コンディションは)調子も良くて調整も出来ていたので、気持ちも体もうまく合わせることができた。(監督から)全体のペースが上がらなければお前が引っ張っていけと言われたがいききれなかった。(レースは)60点くらいで最低限のレースは出来たけど表彰台が目標だったので悔しい。久しぶりに(村山)謙太と一緒のレースだったので凄く意識した。(これからは)３大駅伝３冠が目標で今年の箱根で走れなかった悔しさがあるので一生懸命練習を積んでチームに貢献したい」


　なお、関東インカレ３日目は５月19日(土)、同会場で行われる。

■競技場へのアクセス
・ＪＲ総武線(各駅停車)　「千駄ヶ谷」駅下車、徒歩５分
・ＪＲ総武線(各駅停車)　「信濃町」駅下車、徒歩８分
・東京メトロ銀座線　「外苑前」駅下車、徒歩１５分
・都営地下鉄大江戸線　「国立競技場」駅下車(Ａ２出口)、徒歩１分