• 宮崎の今季10ゴール目はPKでの得点となった(嵜田将礼撮影)

  • 島崎は久々に怪我から復帰

直近3戦で5得点の宮崎鴻が二桁得点の大台へ到達も...チームは国士大に1点差で敗戦

[サッカー部](2021年10月14日 20時46分)

JR東日本カップ2021 第95回関東大学サッカーリーグ戦 第10節延期試合・国士大戦が10月13日に開催された。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

【スコア】
駒大2-3国士大

【得点者】
1分:[国]有田 稜
20分:[駒]宮崎 鴻
39分:[国]布施谷 翔
43分:[国]棚橋 尭士(有田 稜)
88分:[駒]宮崎 鴻
 

【メンバー】
GK
1 松本 瞬[4年=前橋育英高]

DF
28 小針 宏太郎[2年=鹿島Y]
6 猪俣 主真[4年=三浦学苑高]
5相澤 佑哉[3年=熊本Y] (→72分 18 上野 正騎[2年=熊本Y])

MF
11 中村 一貴[4年=駒大高] (→54分 14 島崎 翔輝[4年=国際学院高])
8 江﨑 巧朗[4年=ルーテル学院高] (→83分 23 小島心都[2年=湘南工科大附高])
12 宮嵜 龍飛[4年=駒大高]
2 桧山 悠也[4年=市立船橋高] (→60分 17 篤 快青[2年=広島県瀬戸内高])
7 荒木 駿太[4年=長崎総科大附高]

FW
10 土信田 悠生[4年=高川学園高] (→72分 15 米谷 拓海[4年=駒大高])
9 宮崎 鴻[4年=前橋育英高]

【SUB】
GK 21 深澤 颯人[3年=武南高]
DF 3 會澤 海斗[4年=水戸商業高]
DF 4 岩本 蓮太[4年=長崎総科大附高]
MF 20 仲田 瑠[3年=長崎総科大附高] 


前期の延期分として平日開催となった10節・国士大戦。現在、勝ち点4ポイント差の首位・明大を射程圏内へ捉えたい駒大と、降格権から脱したい国士大の一戦は意地と意地がぶつかり合う好ゲームとなった。

試合は、駒大が開始早々の1分に失点し後手を踏む展開に。その後は立て直し、前半中盤の20分に荒木駿太のフリーキックから宮崎鴻がこぼれ球を押し込んで試合を振り出しに戻す。しかし39分、43分と立て続けに失点し、2点のビハインドを負って試合を折り返すことに。

後半は、開始早々に怪我から復帰の島崎翔輝を投入し、攻撃の活性化を図る。FWに米谷拓海、サイドにジョーカーの上野正騎を投入するなど、立て続けに選手を交代すると押し込む展開に。88分に荒木のシュートから獲得したPKを宮崎が沈め、1点差に迫るも反撃届かず、2-3で惜しくも敗戦することになった。


◆秋田浩一監督
ーー今日の試合を振り返って
「前半がやっぱりキツかったというか、相手も同じだが連戦で前半の中ごろに1対1に追いついた後、ハードワークが途切れてしまった。ボールが回せるような感覚になってしまって少しスピードダウンしてしまったので、相手に余裕ができてしまった」
ーー今日の試合の問題点は
「戦えなかったのが一つ、走れなかったのが一つ。それを何でカバーするかと言えば、声を出したり(正しい)ポジションを取ったりとか、そういうところがダメだったのではないかと思う」
ーー後半、特に終盤は勢いがあったが何が変わったのか
「相手もバテていたし、守りに入っていた。うちの前線の選手が良かったわけではないが、ボールをどんどん前に運んでいけていたので、相手は嫌だと思う。自分のゴールに背を向けて下がりながらプレーしなくてはならなくなるので」
ーースタメン、ベンチ組が固定されてきているが、ベンチ外のメンバーは
「何人かは大丈夫だと思うし、もうすぐ社会人チームのリーグ戦も終わるので、何人か上げようと思っているのはいる。ただ1年生に限ると、そこまでかなと思う。松村大也くらい」
ーー次戦に向け
「ボカンと蹴るのではなく、速いボール回しをいつもやっていれば、相手は下がりながらプレーすることになるので(嫌がると思う)。相手の順大は今日(の国士大)よりテクニックのある選手が多いので、うちはそれに合わせないで速く速くやることが大事かなと思う。勝負はそこらへんだと思う」

◆猪俣主真(歴4)
ーー今日の試合の問題点は
「まずは入りが良くなかったというのと、自分たちの練習していることが全然出せていなかった。サイドを起点に攻めたりとか、守備もコンパクトにして前からはめていこうとしていたが、どこかでずれてしまっていたり自分たちの攻撃のやり方を徹底できていなかったので、そこが課題かなと思う」
ーー終盤は勢いがあったが
「シンプルに前の強い選手の頭とかにボールを送ることで自分たちのチャンスが増えると思う。前半からそういった戦い方ができれば、全部がそれではダメな場面もあるが(ボールを)繋ぐことが目的になってしまってゴールを見られていなかったので、後半みたいにやれればもっと良かったかなと思う」
ーー次節に向け
「今回の負けで次は負けられない状況なので、優勝とか上位に行くために自分たちのやらなければいけないことを確認して、絶対に勝てるようにやっていきたい」

◆宮崎鴻(G4)
ーーゴールシーンを振り返って
「1点目はこぼれてくるだろうと感じていた。しっかりとポジションを取って、普段から監督にダイレクトでシュートを打つことを言われていたので、それを意識して打った。2点目はPKだったので落ち着いて決めるだけだった。3点目を狙うことができたが取ることができなかったので、そこがまだまだだと思う」
ーー拓大戦でのハットトリック、エリートリーグでの2得点など直近の試合で非常に好調だが
「水戸(ホーリーホック)さんのエリートリーグに参加させて頂いて、すごく良い経験を積ませていただいた。それから自分の中で考え方が変わって、プレーにも良い影響を与えている。あの試合があったからレベルアップしたプレーをすることができていると思う」
ーー今季のゴールが10点で得点ランキング単独3位となり、得点王というものが見えてきているが意欲は
「FWとしてもちろんある。自分のなかで今季10ゴールは目標としていたので、達成することができて良かった。それに満足せず、まだ上を目指していきたいと思う」
ーー次の試合に向け
「今日起こしてしまったミスを繰り返すのではなく、同じ間違いをしないように明日から練習を一から頑張っていきたいと思う」


次戦は10月17日(日)、11:00より順大と対戦する。

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