中日ドラ2・鵜飼の同点弾が飛び出すも、攻守であと一歩及ばず痛い黒星を喫す
[硬式野球部]東都大学野球秋季1部リーグ対青学大1回戦(2021年10月12日 09時28分)
東都大学野球秋季1部リーグ対青学大1回戦が10月11日、明治神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。
駒 大010000 100=2
青学大002 00020×=4
<打者成績>
打安点
[4] 林(琢) 300
[7] 浦口 410
[9] 与倉 300
9 佐藤(勇)000
H 甲斐 100
[D] 鵜飼 321
[5] 新田 300
[8] 大森 301
[3] 近藤 200
H 保谷 100
[2] 岩本 300
[6] 小園 100
H6 角田 210
〈投手成績〉
打安点
東田 22/3 1342
村越 21/3 1020
●福山 2 942
エーアン1 300
リーグ優勝に向けて絶対に負けられない、対青学大1回戦。
駒大は2回表、先頭の鵜飼航丞(商4)が三塁手強襲の二塁打を放ち出塁すると、続く⑤新田旬希(商4)の二塁手へのゴロの間に鵜飼が進塁し、1死三塁とチャンスを作る。ここで、⑥ 大森廉也(法2)の捕手へのゴロの間に鵜飼が本塁へ生還し、先制に成功する。
しかし、3回裏。リーグ戦初先発の東田健臣(商1)が二死から安打で出塁を許し、2死一塁とされると、④佐々木泰に左越2点本塁打を浴び逆転される。
その後、駒大はリリーフの村越祐野(歴4)と福山優希(社3)、青学大は先発の森圭名が力投し、6回まで得点が入らない状況が続く。
試合が動いたのは、7回表。1死から④鵜飼が今季2本目となるバックスクリーンへの単独本塁打を放ち、試合を振り出しに戻す。
しかし、7回裏、ここまで力投していた3番手エースの福山が連続安打を浴び、2死一三塁のピンチを迎えると、⑤山中に右翼手への決勝点となる2点適時打を浴び逆転を許す。
なんとか意地を見せたい駒大だったが、青学大エースの森圭名を前にあと一本が出ず、試合終了。
リーグ優勝を目指す駒大にとって、痛い黒星を喫した。
◆大倉 孝一監督
――福山投手に繋ぐまで、狙い通りの継投だったと思いますが福山投手が今日は期待に応えることが出来ませんでしたが。
「そうですね。結果的に1点取られてしまったので。」
――福山投手は間隔的には空いていましたが、別のピッチャーが先発なのは他のピッチャーも使ってみたいということか。
「そうですね。福山の調子云々ではなく、左打線ということもあるし、色んな確率を考えた時にこういう順番になりました。」
――打線の方は、鵜飼選手は打ってくれましたが、他の選手が相手の森投手に翻弄されましたが。
「森投手が良かったのかどうかはまた、帰ってから検証しないとダメですが、結果的に得点出来なかったということですね。」
――与倉選手の状態は。
「足が攣ったみたいで、脱水症状が出たのかどうか分からないですが、自打球の影響があるのかどうなのか。試合中にあんな事になるのは、そう無いので色んな条件が重なったのかなと思います。」
――大きい怪我ではないのか。
「怪我とかでは全然ないです。足が攣った感じですね。」
――鵜飼選手の打撃で伸びた点は。
「自分と二人で出来ているのは間の取り方。スイングがどうかではなくボールの間の取り方というのを、いつも色んなことで話し、それさえ出来れば今日のような打球が出ていくので。間が取れないと、行く力があっても芯を食って角度を付けるというのは難しいので。」
――監督が鵜飼選手に投げることはよくあるのか。
「よくでは無いですけど、ちょいちょい話をしながらというのはあります。」
――4年間見てきて、大きな変化は。
「2年生までで守備、バッテイングが出来るという状態に時間を費やしました。3年生になって打つ体制という準備に入りましたので、アジャストする能力が段々上がってきた。不器用なりに良く頑張ってきたと思う。」
――点数は高いですか。
「望んでいることが測りきれないので、ずっと見てきているだけに、これも出来るあれも出来るだろと望んでしまう。」
◆鵜飼航丞(商4)
――今日のバッテイングは納得のいく内容だったのではないか。
「そうですね。初回ツーベスも真っ直ぐからの変化で上手く対応出来て、ホームランも真っ直ぐを仕留めきれたので、良かったと思います。」
――ホームランは真っ直ぐのアウトコース低めですか。
「そうです。」
――アウトコース低めの真っ直ぐをバックスクリーンまで運べるのは鵜飼選手ならではと思いますが、その辺のパワーには自信があるのか。
「芯食って、角度が付けばどこでも入れられる自信があるので、甘い球だけを待ってました。
――間については今日のバッテイングいかがですか。
「2日前に監督に200球くらい投げてもらって個別にバッテイングをして、そこから掴んだ物があって、それを実践に今日、間が上手く取れてどんなボールにもタイミングが合って、フルスイングも出来たので内容も良かったかなと思います。」
――200球の中でもどういうポイントを意識して、どういう変化を自分の中で取り入れたのか。
「監督には速いボールだとどうしてもタイミングが早くなってしまうので緩いボールを投げてもらって、それを飛ばすというのをやりました。
――ドラフトまでの時間はどう過ごすのか。
「自信持って待ちたいと思います。」
――座禅はしなくていいのか。
「はい、しときます。」
次戦、1部リーグ対青学大第2回戦は10月14日(木)12:30~明治神宮球場で行われる予定です。
*Twitterで試合の速報、Instagramで試合の様子をお届けする予定です。併せてご利用ください。
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■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分
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