• 自分でも満足のいく走りができた田澤=法政大学多摩校地陸上競技場で(笹井美里撮影)

田澤が八王子10000mで28分13秒!!監督も合格点!

[陸上競技部](2019年11月23日 22時03分)

2019八王子ロングディスタンスが11月23日、法政大学多摩校地陸上競技場で行われた。駒大からは田澤廉が出場。結果は以下の通り(上位3人までと駒大のみ)。


<男子10000m 8組>
1位 茂木 圭次郎(旭化成) 28’06”51
2位 田澤 廉(経1) 28’13”21
3位 河合 代二(トーエネック) 28’14”49

田澤は最終組となる8組に出場。スタート直後ジョナサン・ディク(日立物流)と坂東悠汰(富士通)が飛び出し、田澤はそれに続く第二集団の後方でしばらくレースを進める。5000mを過ぎたあたりから集団が縦長に。田澤は徐々に順位を上げていきレース後半は集団を引っ張る形となる。終盤まで集団は大きくバラけることなくラスト勝負に。残り1周で田澤が集団から1人抜け出し2位でフィニッシュ。28分13秒を記録し日本選手権の標準記録を突破する好タイムとなった。


◆大八木弘明監督
「(今日の田澤選手の走りは)28分20秒で設定していたため最初は後ろの方に位置していた。イーブンペースで後半の5000mは14分6、7秒でまとめてくれたので合格点。本人は箱根に向けて体調を整えてしっかり準備して欲しい。(田澤選手の20km以上の距離の対応は)走れる。全日本駅伝で17kmしっかり走れたので、ハーフの距離は心配ない。(田澤選手を学連でなく八王子に出場させたのは)田澤を来年の日本選手権に出させたいという思いがあったので28分20を切るレースをさせたかった。学連の方だと28分20秒は切れないと思った」

◆田澤廉
「(今日の調子は)あまり良くなかった。調整がうまくできず、だめかと思っていたが監督から『28分20秒は絶対切ろう』と言われていて、達成できてよかった。(レースプランは)最初の5000mを14分10秒で通過し、余裕を持ってラスト1000mを上げて28分20秒を切るつもりだった。上手くいったと思う。(雨の中のレースとなったが)全然気にしない。(自身の結果について)満足している。周りからは『27分台』と言われていたが自分は特に狙っていなかった。(箱根駅伝に向けて)区間賞、最低でも区間3位以内を狙いたい」


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