• 入替戦終了後、チーム全員での集合写真=駒沢オリンピック公園総合運動公園内球技場で(元井可奈子撮影)

  • 1部昇格を目標に取り組んだという大髙

  • キャプテン大髙と一緒にプレーできて良かったと語った布田

  • 針生元キャプテンの存在は大きかったという金久保

  • 学年を超えた仲を作ることがチームづくりで重要になると語った櫻井

引退特集!~チームをけん引し続けた4年生たち~

[男子バスケットボール部](2019年11月25日 13時36分)

第95回関東大学バスケットボールリーグ戦入れ替え戦2戦目が11月13日に行われ、この試合をもって4年生が引退となった。
昨年は1部との上位入替戦まで駒を進め、目標である1部昇格が目前まで迫っていたが、今年は後半戦で持ち直したものの、前半戦で思うように勝利を収めることが出来ず、9位という結果でリーグ戦を終えた。指導者がいない中、チームを牽引し続けた4年生にバスケ部生活を振り返ってもらった。


◆清田直樹学生コーチ(国4)
「(4年間を振り返って)すごく楽しかった。駒大に来てバスケ部に入ったという選択は間違っていなかったと思う。とても先輩方に助けられた4年間だった。先輩方に遊びだったり、部活の練習とかも誘ってもらった。自分が最上級生になった今年も、このような立場でやることは針生(信洋・19年卒)さんや尾形(祐甫・19年卒)さんには相談していたし、リーグ戦中にも連絡を取っていたりもした。リーグ戦中も前田(祥太・18年卒)さんとかも来てくれて、4年間を通して先輩方にお世話になった。(コーチを引き受けたのは)2月のシーズンが始まってコーチがいない状況で、それからコーチを務めることが決まった。正直バスケをしたいという気持ちもあったし、もともとBチームでキャプテンをするつもりだった。Bチームでプレーをしていた4年生には申し訳ないことをしてしまったが、Aチームのメンバーがリーグ戦で結果を残さないと、Bチームが盛り上がらないと思った。前向きに(コーチを)やるしかないと思った。(印象に残ったエピソードは)今年1年間がキツかったけれど、去年が特に印象に残っている。去年バスケを勉強していたら、元キャプテンにスカウティングをしないかと声をかけられた。信頼されて仕事を任されることは嬉しかったが、その期間練習ができなくて、プレイヤーとしてバスケをしなければならないという気持ちもあった。でもチームが勝つためにその仕事が出来るのは嬉しいと思った。(チームが)上位入替戦行くという結果も出ていたので、嬉しかったところもあるし、だからこそ今年もう少し何か出来たのではないかという気持ちもある。去年がすべての始まりだった。また、自分の2つ前の代からA,Bチームの体制ができて、スタッフの整理ができていなかったこと。今もスタッフが足りているとは言えないし、それぞれを誰が見るのかなど、主務の五十嵐と一緒にやっていこうと思った。(駒大バスケ部とは)成長をさせてくれた場所。去年から今年にかけては立場もかわって、難しかった部分もあったが、それがあったこそ自分自身を成長する事ができた。(同期に向けて)4年生はやんちゃな人が多いが、やる時はやれるし、人やチームのためにチームが勝つために何ができるか考えることができる学年だった。1年間学生コーチという立場に立たせてくれてありがとうと言いたい。認めて貰えなかったら、できていなかった。(後輩に向けて)1部昇格、インカレ出場という結果以外は悔いが残る結果になると思う。もっと練習して置けば良かったという後悔は勿体ないので、1日1日自分の限界を越えるくらいまで取り組んでほしい。後輩には才能がある選手が多いが、気持ちの面ではまだまだというところがあるので、4年生を見習ってほしい。指導者も変わって難しいと思うが、頑張ってほしい。(今後の進路は)専門学校へ行く。バスケをやりたいという気持ちはあるので、バス趣味程度で続けていきたい」

◆大髙祐哉(経4)
「(4年間を振り返って)チームの目標を聞く前から個人的にも1部に行くという気持ちで取り組んだ4年間だった。(印象に残ったエピソードは)去年の入替戦。あと一歩届かなかった。3年目で一番残念だった。やっぱり悔しい思い出が一番記憶に残ると思う。(今年は下位入替戦となったが)結果が結果だったので、3部に落ちてしまえば、その年のインカレ出場の目標がなくなってしまうので、後輩たちに向けて最後責任を持ってコートに立とうと思った。(同期に向けて)今年の4年生のメンバーには、助けてもらった。どのステージに行っても、会ったときにお互いに刺激し合える仲でありたい。これからも常に全力で物事に取り組んでいられる人でほしい。(後輩に向けて)彼らは努力や練習など、積み重ねる事が苦手なので、そこだけが欠点だと思う。一瞬ではなくて、積み重ねてほしい」

◆布田南樹(法4)
「(4年間を振り返って)去年までは自分の中でプロに行きたいとずっと思ってやっていた。就活をやり始めてから体が動かなくなって、Bチームに落ちてトーナメントに出ることが出来なかった。その時は(プロは)無理だろうなと思っていた。自分の中では3年生までは順調にやってきたと思っていて、今年もやってやるぞって気持ちでいたが、4年目の難しさを知った。全て満足して引退したわけではないので、時間が経てば解決してくれると思う。でも総合的に見て楽しかった。学生主体でやってきて、なかなか体験出来ないことを体験した4年間だった。(副キャプテンとして大髙キャプテンとの一年間はどうだったか)本人もやる気ではいたが、僕も大髙にキャプテンをやってくれと頼んだ。そして、自分も副キャプテンやりたいという話を去年の入替戦が終わる前にして、二人で頑張ろうと話していた。春先は出れなかったが、最後の秋は一緒にプレーできて良かった。(メンバー落ちを経験した後、自身でどう変化したか)Bチームに行った後、怪我で去年からプレー出来ていない中島諒平(営3)が発破を掛けてくれて、朝練を夏から始めた。中島と一個下の後輩と朝練を毎日やって、上手くいったように感じる。中島という存在に本当に感謝している。(印象的だったエピソードは)初めて試合に出た時。1年生の時のリーグ戦で初めて2ピリ目に出て、リードしていたのにミスを連発してしまったこと。めちゃくちゃ緊張していて、やってしまったなと。一生忘れない(笑)。(同期に向けて)まずはありがとうって言いたい。この代は全員で仲良く行動していたと言うよりも、離れることもなく自然な関係だった。仲良いけど礼儀もあって、素晴らしい同期。(後輩に向けて)伝えたいのは本当に人間が覚悟決めた時は一人でも頑張れるということ。誰かと一緒に頑張るのもあると思うが、僕が4年間を通じて思ったのは本当に頑張らなきゃいけない時は一人なんだなと。孤独でも頑張れないと。誰かと頑張るのは見える努力だと思うから、一人で頑張るのも大事だと思う。そこに気づいて欲しいとかは求めてはいけない。一人でやり続ける努力も大事」

◆金久保翔(経4)
「(4年間を振り返って)今までずっとバスケットボールをしてきたが、ここまで指導者がいなくて、自分たちで考えてチームを作るということはなかった。良い経験が出来たと思うけれど、その分辛いことも多かった。4年生で話し合ったりもしたけれど、どうしても分からない時もあって指導者がいてくれると助かるという思いもあった。(印象に残ったエピソードは)去年のリーグ戦の慶大戦で、(相手と)競っていてあと1本欲しいという場面で、誰かがシュート打った後、針生元キャプテンがオフェンスリバウンドをねじ込んできた。この場面が印象強く、リーグ戦中も『針生元キャプテンなら、いけるんだろうな』と思う時があった。自分の中で針生元キャプテンの存在は大きく、そのくらい頼もしくプレーしなくてはいけないという思いがあった。(駒大バスケ部とは)1部に昇格できるチーム。上下関係なく、フラットな状態で練習中もプライベートの時も先輩後輩の垣根がないところ。今年に関してはなくなりすぎてしまって、上手くまとまらなかった。駒大の良さでもあるが、1部昇格、インカレ出場を狙うには今まで通りの駒大では難しいと思うので、4年生は引っ張っていかなければならないし、3年生以下は4年生を敬いつつ、戦っていかなければならないと思う。(同期に向けて)自分たちの代が1番良いメンバーだと思った。プレーももちろんだが、普段の練習から助けられる場面が多い。お互いに助け合って来れた。(後輩に向けて)1部昇格、インカレ出場の目標が叶ってないので、目標をぶらさずにやって欲しい。個性豊かすぎて違う方向に行ってしまっている人もいるが、時によっては良さでもある。今までと4年生ではまた違うので、今ある良さを保ちつつ、自覚と責任を持って頑張ってほしい。1、2年生はまだまだこれから。能力がある選手が沢山いる。Bチームにとどまっている場合ではないので、Aチームに上がって自分をアピールして試合に出て活躍するということを全員が持ち続けてほしい。(今後の進路は)プロに挑戦しようと思う。自分的にはここからがスタートだと思っている」

◆櫻井啓翔(法4)
「(4年間を振り返って)どの代にも起こりうることだが、途中で何人か辞めてしまう人がいる中、みんなで仲良く励まし合って来た。上から目線になってしまうが、よくやって来たと思う。みんなで頑張ってきて良かった。(印象的なエピソードは)去年の夏に山梨でキャンプに行った時。バスケ以外の面で部活のメンバーと一緒に過ごせて楽しかった思い出だった。あとは今年の秋田県の合宿も印象的だった。(同期に向けて)バスケットを続ける金久保もいるが、それ以外のメンバーはバスケット以外の道に進む。それでも最後まで気持ちが切れることなく一生懸命、バスケットに取り組んでいたところがすごいなと思う。(後輩に向けて)自分たちの代は監督、コーチがいない状態で清田がコーチという形でやってきた。その中、1年生から4年生全員がコミュニケーションを取るのは難しくて、チームがまとまらない時期もあった。けれども、そういう時は私生活で仲良くなることによって、部活でも上下関係なく言い合える関係になれると思う。学年を超えた仲を作ってもらうことがチームづくりで重要になってくる。そういう面で後輩たちには頑張って欲しいと思う」

◆黒田将弘(英4)
「(入替戦を振り返って)序盤から自分たちのペースでできた。後半もいつもは緩んでしまうが3ピリで入りも良かった。最後自分たちも出れたので満足している。(4年間を振り返って)すごく短く感じた。同期も先輩も後輩もいい方ばかりだった。非常に支えになった部分もあったし、すごく楽しい4年間だった。(辛いときは)個人的に辛かったのは、試合に出られないという時間が結構あって、3年生4年生になった時に少しずつ出られるようになった。1、2年生の時は試合に絡むことがなかなかできなかったので辛かった。あとは同期のメンバーが何人か辞めてしまった。全員残って引退することができなかったのも少し辛さはある。(4年間あっという間だったか)本当につい最近先輩に(引退祝いで)花束を渡した感じだったが、今はもう自分たちが後輩にいろいろ託していく立場になって本当にあっという間だった。(印象に残った出来事は)3年生の時に、去年と同じここ(駒沢体育館)で一部との入替戦があった。針生先輩(信洋、19年卒)という去年のキャプテンですごく熱い方がいて本当にお世話になった。その先輩が最後自分たちに『一部昇格』というのを託してくれたというのもあって思い出に残っている。今日まで頑張ってきたが、結果としては目標達成できなくて申し訳ない気持ちがある。(同期へ)本当に4年間短い間だったが感謝しかない。辛いときもうれしいときもどんな時でもこの同期でやってきた。絆というかそういうのが深まった4年間。感謝しかない。(仲がいいのか)仲いいです。人数多いのでたまにグループになってしまったりもあるが、ご飯に行くこともあって仲がいい。(後輩へ)自分たちができなかった目標を絶対に達成していると信じている。三部との入替戦ではなく、一部との入替戦、もしくは自動昇格してくれることを期待している。(注目している選手は)いっぱいいる……。みんなうまいので。澁田くん(怜音、経3)を中心に頑張ってくれると思う。期待してる。(駒大バスケ部を一言で表すと)『虹』。一人ひとり性格が違って、十人十色。あ、『十人十色』にしましょう。一人ひとり個性があって同期も後輩も個性豊かなチームだったと思う。(今後の進路は)空港とかでポケットWi-Fiとかを貸す会社。(空港で働くのか)まだ決まってないがそれもあるかもしれない」

◆石垣裕貴(経4)
「(4年間を振り返って)4年目の秋リーグ最初の時期は試合に出ることが多くて、そこから途中から出なくなったので、自分のモチベーションを保つのが大変だった。でも周りの後輩、同期から支えられた。以前は自分が出ていなくて、ほかのメンバーが出て活躍している時に嬉しくはあるが、正直心の底から応援は出来ていなかった。けど、自分の役割を理解してから、人の頑張りも喜べるようになったところが、4年間を通じて人間的に成長できたと思う。(印象的だったエピソード)去年、自分はちゃんとやっていたけど、割とやりきれていない時があって。1個上の尾形さんにほぼマンツーマンでずっと怒られていた。最後に「一番成長したよ」って言われたのが印象的なエピソード。試合後に尾形さんに「ありがとな。来年はお前がこういう立場になれよ」って言われた時はやばかった(笑)。(駒大バスケ部とは)一言で言うとファミリー。部活に行くと悩みも打ち明けられるし、家にいる時と同じように素の自分でいることができる。(同期に向けて)色々と迷惑をかけて怒られることも多かった。でも自分のために怒ってくれていたので成長につながったと思う。今までありがとう、これからもよろしくと伝えたい。(後輩に向けて)後輩を面倒見る係を清田から任されていた。面倒を見ていた身としてはしっかり結果を残して1部昇格、インカレに行って欲しい」

◆高畑陸(法4)
「(4年間を振り返って)入学したての頃は試合に絡むことがなかったので、停滞していた部分があった。けれども、自分のポジション的にシューティングは欠かさずやってきたというのは自信持っていた。そういった面で3年の途中あたりから少しずつ試合に絡み始めて、4年では本格的に出ることが出来るようになったので今までやってきたことが実ったのかなと思う。今年1年間を見ると、学生ながらも清田が学生コーチをやってくれて、あいつも頑張っていたから自分も頑張ることができた。悔いなく終わることが出来たと思う。(印象的なエピソードは)日頃からみんなフレンドリーで上下関係があまりなかった。親しいからこそ、後輩たちとも練習中に話し合ったり出来た。練習以外でも同期の石垣、黒田とかが一緒にいてくれて、毎日が楽しかった。あとは、去年の大阪遠征が楽しかった。この時期は自分も試合に絡みながら出来たので、一番楽しかった思い出。(駒大バスケ部とは)僕なりに思うのは、駒大はスター選手が揃って集まっているようなチームではないので、一人ではもちろん勝てない。みんなで一つになって戦うことが駒大らしいバスケットだと思う。今年で掲げていた言葉を借りるとOne Team。メンバー同士の距離感が近かったので、ファミリー感のあるチームだと思う。(同期に向けて)1年生の頃からあまり個人的には喧嘩をしないで4年間やってきた。みんな接しやすいメンバーに恵まれた。今の4年生に恵まれて良かったと思う。ありがとうございましたと伝えたい。(後輩に向けて)今年は良い成績が残せなかったので、このままでは雰囲気的にダメだなというのは後輩たちはわかってくれていると思う。4年生を主体にするけど、下級生も足元をしっかり固めて一つひとつの練習、雰囲気を今まで以上に変えてくれれば、絶対上に行けると思う。頑張って欲しい」

◆剱持敬祐(経4)
「(4年間を振り返って)自分は試合にはあまり絡まなかったから、個人的にはもう少し出ることが出来た方が良かったなと思うが、これがいま自分が出せる最大限だと思う。4年間ずっと続けてきて良かったと思う。(印象的なエピソードは)Bチームの引退試合の前に自転車で事故に遭って、引退試合に出ることが出来なかった。本当にみんなに迷惑かけたなと思う。(同期に向けて)みんなにはありがとうと言いたい。(後輩に向けて)2部に残ることができたので、来年は1部に上がって欲しいと思う」

◆斎藤正貫(仏4)
「(4年間を振り返って)最後の1年間が一番短く感じた。就職活動とかもある中でAチームに誘われたりもしていた。リーグに絡めるチャンスもあったと思うが、BチームがずっとAチームに比べてあまりちゃんとした状態じゃないというのを知っていた。自分の代でBチームをしっかりとした形にしたいという思いがあって、Bチームに残ることを選んだ。最後の1年間は4年間の中で初めてチームのために動いた1年間だった。(Bチームのキャプテンとして気にかけたことは)練習がグダグダになることが多かった。自分自身がちゃんとやっているところを見せれば、後輩たちもちゃんとついてきてくれるという気持ちがあった。自分がちゃんとバスケをしっかりプレーするということを心がけていた。(4年間で印象に残ったことは)最後(Bチーム)引退の時の都大会。Aチームのみんなが来てくれて、みんなの前で自分のプレーを見せられたというのが一番印象に残っている。(同期へ)今年は自分ともう一人以外が全員Aチームだった。自分はBチームに残ることをしたので、その点では力になれなくて申し訳なかったなと思う。最後の応援を一生懸命してくれて感謝している。あとは清田は、コーチになる前はずっとBチームで一緒にやってきた仲なのでBチームのこともちゃんと気にかけてくれて、まとめる上で助けになった。(後輩へ)ない(笑)。自分が今年1年間チームを見てきて、Bチームのみんなには自分のプレーだったりで少し見せられたと思う。それを生かして今後Aチームにも関わって頑張ってほしいと思う。(駒大バスケ部を一言で表すと)自分は4年間結構自由だったので『自由』で。他の大学だとAとかBチームの選択権もなかったと思うし、自由に選択できた。それがいいことなのか悪いことなのか分からないが、自分の中ではある程度自由にやらせてもらえたなという思いがある。(今後の進路は)IT企業に就職する。バスケだと、3×3という3人制バスケットのプロを目指す。(企業の中にある部活か)全く関係なくて、仕事しながらやる。もちろん5人制バスケもやるが、オリンピックの正式種目にもなったので3×3のプロを目指してオリンピックに行ってみたいなと思っている」

◆星野駿コーチ(文4)
「(4年間を振り返って)4年生になってからずっと審判をやっていたので部活に行けていなくて……。練習試合のことは結構聞いていて、たまに見ると『成長したな』というか『これ一部狙えるんじゃないか』と思っていた。(一部昇格はできず)残念な結果にはなってしまったが、最後みんなの姿見られて良かったなと思う。(印象に残ったエピソードは)いろいろあったが去年が一番残っている。入替戦で明治に負けてしまって……いや、一番は新人戦だ。新人戦の白鷗戦で自分は学生コーチをやっていて、負けてしまった。これに勝てていれば、もしかしたら学生コーチを続けていたかもしれないし、審判の方にいかなかったかもしれない。そこがターニングポイントだったのかなと思う。(学生コーチと審判を一緒には)できなくて、どちらかを極めたかったので、そこが境になった。(同期へ)本当に4年間お疲れ様というのと、あんまりサポートできなくて申し訳ないという気持ち。そこが一番大きい。(後輩へ)僕らができなかったインカレ出場というのを後輩たちに叶えてほしいかなというのがある。来年の二部は混戦になってしまうと思う。僕らの夢を叶えてほしいです。(駒大バスケ部を一言で表すと)『笑顔』。いつも笑顔。何かあると笑っている皆さんがいる。(今後の進路は)茨城の方へ就職する。主に審判活動をやっていきたくて、茨城で(審判資格)A級を目指して頑張りたい」

◆五十嵐早希(営4)
「(4年間を振り返って)終わったからこそ、思い出すのは楽しいことだけ。結果、辛いことがあっても楽しかったから良かったなと思う。(印象的なエピソードは)初戦の東洋大戦から負けが続いて、久々に東洋に勝った試合。やっぱりキャプテンがやってくれる。ずっと頑張ってきた人が結果を出してくれるんだなと嬉しかった。(駒大バスケ部とは)揺れるの『揺』。良くも悪くも波があるから。(同期に向けて)みんなバスケットが大好きで、最後の試合みたいにやる時は信頼できるかなと思う。良くも悪くも良い人たちだったので、逆に支えられたかなと思う。(後輩に向けて)みんな頑張っていないわけではないけど、秋リーグを経てそれなりに頑張っただけでは2部では絶対に勝ち上がれないと思う。チームの誰かも言っていたけど、死ぬ気で頑張ってやっと1部に上がれるかどうかだと思う。本当に死ぬ気で1年間頑張ってほしい」

◆ 坂井羽衣(営4)
「(4年間を振り返って)チームにいる時間は1年しかなかった。学連ばかりやっていたけど、常にチームの事はいつも気にしていた。1つでも多く勝てるようにいつも応援していたので、最後このような形で終われることができて良かった。安心した。(印象に残ったエピソードは)常にみんながチームと離れているときでも気にしてくれていたこと。後輩とかも被っていた子たちは、気にしてくれて挨拶もしてくれた。自分は照れ臭くてあまり返していないが、そういうことを含めて良いチームだなと思った。(同期に向けて)中途半端に抜けてしまって申し訳なかった事が1番大きい。よく2部でプレーを続けてくれた。常にみんなのプレー、特に4年生は見ていたから、みんなが成長しているのがわかってすごい嬉しかった。見る機会が少ないからかもしれないけれど、嬉しかったし、2年の頃からずっと1人のファンのような感じで、大学の中では自分が1番応援していたと思う。(後輩に向けて)かなり4年生の事をバックアップしてくれていた。来年のトーナメントやリーグでは成長してくれると思う。頼もしくなってくれる事は間違いないので、来年こそは1部昇格、インカレ出場を頑張って欲しい」

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