• 分析をしながら試合を行えるようになったという中橋=港区スポーツセンターで(曽根優衣奈撮影)

  • なかなか流れをつかめずゲームを落とした西村

  • 重要な場面で、欲しかったダブルスでの白星を挙げた(左から)二木・渡井ペア

  • 大きく声を出していき、貴重な1点を取った橋本

  • チームでつないできた1点1点を最後は主将・上野が勝利に変えた

0-3から大逆転!4時間を超える熱戦の末、チーム力でリーグ戦初白星!!

[卓球部](2019年05月16日 17時33分)

春季リーグ後半戦が5月16日、港区スポーツセンターでスタートした。大会4日目の今日は、2部から上がり、今期2勝中と勢いに乗る法大との対戦。結果は以下の通り。

<第6戦>
☆駒大 4ー3 法大

【T】●中橋敬人(経1)2ー3(2-11、12-10、11-4、8-11、12-14) 青山○
【2】●西村星哉(商2) 1ー3 (7-11、11-3、5-11、5-11) 高取○
【3】●二木啓太(経4) 2ー3 (5-11、9-11、11-2、11-8、5-11) 手塚○
【W】○二木・渡井丈人士(経2) 3ー2 (11-7、11-8、7-11、9-11、11-8)高取・佐藤ペア
【5】○渡井3ー0(12-10、11-9、11-9) 中野●
【6】○橋本拓磨(経3)3ー2(11-9、11-6、6-11、9-11、11-8) 盛武●
【7】○上野亨樹(現4)3ー2(11-9、6-11、11-9、9-11、11-9) 佐藤●


トップバッターは中橋。序盤はミスが続き終始相手の流れのまま第1セットを落とす。続くセットはなんとかしのぎ、第4セットでは打ち合いになかなか勝てず8-11。最後はお互い一歩も譲らない接戦の末敗れた。
2番手の西村は序盤から速い球で試合を進めていく。第2セットでは点差を大きく広げたが、続く第3セットでは相手に6連続ポイントを決められるなどなかなか流れをつかめず5-11。続くセットでもミスが続きこのゲームを落とした。
3番手は「自分の卓球ができる」と監督から評価が高い二木。序盤は相手のペースに飲まれ2セットを落とすが、持ち前の切り替えの速さで第3セットは3ポイント先取すると二木の流れのまま追随を許さず11-2で抑える。フルセットまで持ち込むが、最後は5-5から相手に競り負ける展開になりゲームを終えた。
勝たなければいけないと毎回の課題になっているダブルスには二木・渡井ペア。ここまで控えていた渡井がチームの雰囲気を変える。一本ごとに積極的に声を掛け合い元気のあるプレーで第1セットを先取。続くセットもコースをついていき危なげない試合展開。しかし、第3、4セットでは後半相手に連続でポイントを取られフルセットに。後がない最終セット。駒大が5点を先取すると、法大がタイムアウト。それから一時流れが法大に向く場面もあったが、最後まで粘りこのゲームを奪う。今季初のダブルス勝利となった。
試合開始から2時間半が過ぎ、ここからは大会規定により2台進行で行われた。5番手にはダブルスで活躍を見せた渡井。二木とともに連続での試合となったが、序盤から力の差を見せつけストレート勝ち。
依然負けると即試合終了の状況で6番手には橋本。1-6から巻き返すと第1セットを取り、勢いそのままに第2セットも奪う。続く第3、4セットは取られたものの、最後は互いに一歩も譲らない状況が続き、橋本がこのゲームを取った。
橋本が勝利した時点でゲームポイント3ー3。お互い後が引けない場面、主将・上野が粘りのプレーで第3セットを奪う。しかし、次のセットをシーソーゲームの末落とす。最終セット、序盤6-3とリードするが追いつかれ9-9に。後がない状況に会場からの声援も高まる中、相手に動かされても食らいついて強打を放ち、チームを勝利に導いた。4時間を超える大接戦の末、今季初の勝利を飾った駒大。試合後の会場には、上野コールが鳴り響いた。


◆長崎隆志監督
「(今季初勝利だが)ようやく勝ち試合ができた。(相手は2部上がりの法大だったが)2部から上がってきて勢いがあるというよりは、(リーグ戦前半で)2勝をしているのでいい流れがあったのだなと思う。(今日は)前半で0ー3になって、んーという感じだった。でも、ダブルスが勝ってから流れが変わった。(普段前半の選手を後半に回したのは)後半勝負だとかそういう意味はなかった。前半でも1戦か2戦は取りたいなという気持ちはあった。(渡井選手が出てチームの雰囲気がガラッと変わったが)やっぱり渡井くらい気持ちを出してというのをいろんな選手がやってくれると(いい)。チーム戦というのは流れだから。(流れを掴むのもまた難しいと思うが)負けたからといって流れが来ないということでもないが、勝てば自ずといい流れにはなる。団体戦は負け方が大事。敬人が今日一番手で負けたが、決して流れが悪い負けではなかった。(良かった選手は)渡井。渡井が頑張らなかったらその先がなかった。あとはラストの上野。去年負けて個人戦でも負けていて、相手の方が攻めていて流れが良かったからそういう点では少し厳しいかなという気持ちもあったが、頑張った。(上野選手はどんな主将か)がむしゃらにやるというのが上野の良さ。いろいろ考えるタイプでもないし、みんなに話すのも得意ではない。がむしゃらにやって、それをみんなでサポートしていくという感じでやっている。(明日に向けて)明日勝たないと残留できない。勝って最悪入れ替え戦に臨むくらい。負けたらその場で降格。硬くなってもしょうがないがみんな硬くなっていくとは思う。チーム力で戦っていくしかない。ムードを下げないように」

◆上野亨樹
「(今季初勝利だが)勝てて良かった。(ラストまで回ってきてプレッシャーがあったと思うが)最後プレッシャーがあったが、声を出して勝つしかないなという(気持ちだった) 。みんなが(ここまで)回してくれたのでその思いに応えたいと思っていた。(フルセットまできた時の気持ちの持ちようは)2つあって、1つ目は一本一本集中して戦略を立てていくこと。2つ目は仲間の方を見ながら試合をするということ。それを意識してやっていた。みんな応援してくれているので、力になった。(主将から見た今期のチームは)みんな真面目で、団結したときの力にすごいものがある。もう少しで勝てそうというところまではいけるので、明日勝って一部に残って来期では『もう少しで勝てそう』を克服したい。(自身のチームでの役割は)自分が引っ張っていくというのはキャラではないので、みんながやりやすい環境にしていくというのが役割。(プレッシャーは強い方か)強くはない。今日も結構体が重くなってどうしようという感じだった(笑)。でも実際試合が始まってみれば、みんながすごく応援してくれるのでそれが力になった。プレッシャーも強くはないがみんながいたというので、今日は強くなれたと思う。(自分は)強くはないけど、みんながいたから強くなれた(笑)。(明日に向けて)明日勝って、一部残留します」

◆中橋敬人
「(今季初勝利だったが)チームで勝てていなくて、雰囲気も落ちてきていた。自分が勝つつもりで出て(チームを)盛り上げようと思っていた。勝つ寸前までいったが負けてしまってそこから先輩たちが巻き返してくれて、今日の分は明日の試合で返さないといけないなと思う。(楽しみにしていた団体戦だが)初戦の早稲田戦から結構すんなり試合に入れて、いいプレーとかもあったりして緊張して何もプレーができないということはなかった。高校時代は強制的にアップをしなければならなくてそれが結果につながっていたが、大学では試合前の準備とかも全部自分でやらなければならないので、自分はコンディション管理がきちんとできていなかった。でも、今日は最初から高い意識を持って練習して、音楽とかを聞いてアップをしたのでいい形で試合に臨めた。通算では負け越してしまっているが、1年生なので気にせず明日も伸び伸びとやりたい。(今日の試合中あまり元気がないように見えたが)本当は1セット目どんどん声を出していって盛り上げようと思っていたが思ったより点が取れなかった。緊張してたとかではないが試合の入り方が相手の方が上手かった。1セット目自分はレシーブとか対応できなかったが、青山さんはサーブにも対応してきて先手を取れなくて、2セット目からサーブを散らしてという感じで戦術を変えたら結構良くなった。最後は『勝ちたい』という気持ちが先走ってしまってそれがプレーにも出てしまった。点を取っても焦ってしまって逃げ切ることで頭がいっぱいになってしまった。それで相手に飲まれてしまったというのが最後はあった。ただ団体戦なので良くあることだと思う。(良かった点は)サーブの配球がすごく良かった。あとは、今日はブロックがすごく良く止まっていたので、打たれても焦ることなく試合ができた。相手もそれはすごくやり辛そうにしていたのでサーブとブロックで態勢を立て直したのが良かったところ。(試合をしながら分析もしているのか)高校の時とかは何も考えずに勢いでやっていたが、大学に入ってからは一球一球の質だったりとか戦術だったりとかを(考えている)。ベンチで見てても『今のはこうだな』とか考えるようになった。そういうのが形になってプレーで出していけたらいいかなと思う。今日は劣勢の中ダブルスを取ってから勢いが(きた)。渡井さんが2点取ることによってチームの士気も上がったと思う。上野さんも今まで出番が少ない中で、いきなりラストで出されたりとか僕だったらすごく緊張してしまうが、上野さんはすごくいいプレーをしていたのですごくカッコよかった。本当に頑張ってくれて、自分が点数を落としてしまったが帳消しにしてもらった。明日も勝てば残留の可能性も残っているので、今日の反省を生かして、先輩たちの姿も見て、自分も考えてプレーをしていきたい」


★春季リーグ 5日目(最終日)
5月17日(金) 11:00〜 vs中大
@港区スポーツセンター(田町駅徒歩5分)

駒大卓球部HP:http://www.komadai.jpn.org/tabletennis/

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