下級生が続々と出場!来年の足掛かりとなるレースに
[陸上競技部](2018年12月03日 09時20分)
第268回日本体育大学長距離競技会が12月1日、12月2日に日本体育大学健志台陸上競技場にて行われた。結果は以下の通り(上位3人と駒大のみ)。
【10000m】
<11組>
1位 三須 健乃介(中大) 29’18”94
2位 中川 翔太(日体大) 29’23”35
3位 山口 和也(日体大) 29’25”00
26位 若林 大輝(商2) 29’58”06
【5000m】
<33組>
1位 島崎 慎愛(国学大)14’31”88
2位 中川 雄太(秋田工業高)14’33”62
3位 佐藤 真優(東洋大牛久高)14’34”30
14位 町田 将光(国1)14’40”27☆
35位 蓮沼 直希(営1)14’56”99★
<34組>
1位 菅家 空(田村高)14’33”03
2位 板倉 颯大(東洋大牛久高)14’34”34
3位 安達 響生(秋田工業高)14’34”79
7位 小林 歩(心2)14’38”13
20位 湯淺 慎也(国3)14’46”01☆
<35組>
1位 森 凪也(中大)14’31”63
2位 児玉 天晴(法大)14’34”62
3位 佐々木 遼太(中大)14’36”18
4位 江口 大雅(仏2)14’36”27☆★
<39組>
1位 渕田 拓臣(早大)14’16”87
2位 中洞 将(中京学院大学付属中京高)14’18”19
3位 辻横 浩輝(大阪ガス)14’18”56
12位 新矢 連士(市1)14’26”08☆
<40組>
1位 佐久間 秀徳(明大)14’14”99
2位 中山 大樹(青学大)14’15”16
3位 上田 健太(日立物流)14’16”64
25位 市澤 長太(歴2)14’40”92
※☆は自己ベスト、★は大学初レース
【10000m】
11組には、若林が出場した。
序盤から先頭集団に位置しレースはスタート。5000m地点まではいいペースで、その場所をキープする。先頭集団が飛び出したことで、一時第二集団に落とされる場面もあったが、6000m付近では再び1つの大きな集団に。しかし、徐々にスタミナが切れはじめ、7000m地点で苦しい表情に。どんどんペースが落ちていき、先頭集団と半周以上の差をつけられる。そのままレースは進み、自己ベストに約10秒及ばずフィニッシュした。
【5000m】
33組には1年蓮沼、町田が出場。
スタート後2人は集団中程に位置どり、蓮沼のすぐ後ろに町田がつく形でレースを進める。そのまま1000m過ぎまでその位置ををキープ。集団が徐々に縦長になった2000m過ぎからは町田が蓮沼の前に。その後、徐々に集団も解体され、蓮沼は後退。町田は前方の集団で粘り続ける。ラスト1000mで周りがペースを上げ始めると合わせて町田がスパート。そのままゴールし、自己ベスト更新となった。それから15秒ほど遅れ、蓮沼もフィニッシュした。
34組には湯淺と小林が出場。
小林は集団の真ん中、湯淺はその少し後方でスタート。湯淺がジリジリと順位を上げ、2000mを過ぎたあたりで小林と合流。湯淺がそのままの位置で様子を見る中、3000m過ぎで小林は一気にペースを上げ先頭に。しかしその勢いを保ち続けられず、少しずつ失速。スパートをかけてきた他の選手にかわされ、先頭集団から一歩遅れてゴールする。湯淺はラストでスパートをかけきれないまま20位で走りを終えた。
35組には江口が登場。
スタートと同時に早いペースでレースが展開。最初から集団が縦長になるも、江口は前方の位置をキープする。中盤に入り、集団がまとまり始めると3人ほどが前に出て、レースが再び動く。江口は中程で様子を伺いながら仕掛けるタイミングを待つ。残り1000m前後で中大が一気に仕掛けると江口もそれに反応。3人ほどの集団で先頭を追う。ラスト一周で中大の前に飛び出し一時首位となるもラスト200mで他の選手にかわされ、4位でレースを終えた。
39組には新矢が出場。
集団の前方からスタート。1600mから横に広がる集団ができ、外側から前方に食らいつく。中盤から雨が降りだすと同時に集団が縦に広がり、先頭集団ができ始め、新矢は分かれた後方集団の先頭を率いる。4000mを過ぎると、先頭集団が2つに分かれる。新矢はスピードを上げ、先頭の第2集団の前方に食い込む。しかし、終盤はスタミナ切れか第2集団の後方に。ラストはそのペースを維持したまま、12位でフィニッシュ。
40組には市澤が出場した。
序盤は、先頭で集団を引っ張る形に。1000mを過ぎたところで後退すると、集団の中でレースを進める。3000mを過ぎると、集団が解体。市澤は第1集団についていけず、第2集団で粘る展開になった。そのまま最後までスピードを落とさず、14分40秒92でゴール。目標の14分20秒には届かなかった。
◆若林大輝
「(寒かったが)特に影響はなかった。いい感じの気候だった。(序盤から前の方にいたが)あまり練習できていなかった。(レースプランは)先頭より少し後ろでついていって、流れに乗るというのを考えていた。中盤、どうしてもきつくなってしまい、ずるずる落ちてしまった。(落ちていったときは)あまりずるずるいかないように心がけていた。結局自己ベストにも及ばない結果になってしまった。(ペースが速かったのか)ペースは結構いい感じだった。スタミナが全然ついていなかった。(同期が上がってきているが)2年生みんないい感じで記録を出している。ここで自分も流れに乗りたかった。2年生がどんどん上に行けるように、自分もみんなについて頑張っていきたい。(次戦は)決まっていない。おそらくハーフに出ると思う。しっかり結果を出せるように頑張っていく」
◆新矢連士
「(自己ベストを更新したが)目標は20秒前半が最低ラインだったのでまだまだかなと思った。(10月の記録会でも更新していたが)1年生は力がないと言われているので、一回一回の記録会をただ出るのではなく、結果を残して先輩たちにも良い影響を与えていこうといつも言っている。毎回そう思って記録会に臨んでいる。(レースプランは)2000mから余裕があったら先頭に出て、ラスト500mで仕掛けようと思っていたが、思いのほか自分の体力がどれだけあるのかわからなかった。前に出れず、ずるずる離されてしまった。(レース後、監督からは)練習をある程度、継続してできているので、『練習は嘘をつかないぞ』と言われた。(次は)神奈川ハーフ。(意気込みは)ハーフは高校からの距離の踏み方が一年生のうちは関係すると思う。自分は高校の時あまり距離を踏んでこなかったので、周りの一年生と差が出てしまうと思う。今から距離を踏んでしっかり対抗してい
きたい」
◆市澤長太
「(今日の調子は)このレースに合うように調整してきたので調子は良かった。(レースプランは)監督から最初は前から5、6番目に付いてリラックスして行って、ラスト2000mからが勝負だと言われていたので、ラストの粘りを意識するように(レースを)進めた。(目標タイムは)監督と決めていたのは14分20秒だったが、切ることができなかったのでそこは次の課題。(走っている間に意識したことは)自分の悪い癖として上下に跳ねてしまうので、跳ねないようにしっかり意識した。ラストにつながるように楽に走ろうとしていた。(次の試合は)来年になると思う。自分の種目である1500mを上位で戦うためには、5000mのタイムもスタミナとして必要になってくる。しっかり一発目から14分20秒を切って(14分)10秒台前半で走ることができれば、良いシーズンを迎えられると思うので、そこを目標にしていきたい」
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