• 楽しくやりたいと語った丸山=墨田区総合体育館で(柏田美波撮影)

  • 自分のできる仕事をまずやっていきたいと語った遠藤(元井可奈子撮影)

  • 楽しんで行けるところまで行きたいと語った橋本

2連勝でベスト16に。九州3位九州共立大を破る!

[男子バレーボール部](2018年11月30日 11時37分)

第71回秩父宮賜杯全日本バレーボール大学男子選手権大会、対九州共立大戦が11月28日(水)墨田区総合体育館で行われた。結果は以下の通り。


<スコア>
☆駒大3-1九州共立大
1set(25-16)
2set(25-23)
3set(23-25)
4set(25-12)



<スターティングメンバー>
2 丸山航(国4)
4 宮崎敬(歴4)★
7 遠藤樹(G4)
11 谷平拓海(現3)
13 齋藤浩貴(歴3)
14 橋本直幸(政3)
18 山田大悟(経2)
22 山根晏輝(G2)★


★はリベロ

第1セットから関東1部の力を見せつける駒大。谷平が序盤の流れを引き寄せると、その後は危なげのないセット展開に。センターの山田がクイックで点を重ねるなど、内と外を効果的に使い分ける丸山のトスワークが冴えた。終わってみれば25-15と幸先の良い形でセットを先取する。

しかし、第2セットからはサーブミスなどの不用意なプレーがかえって目立つ形に。齋藤が序盤から得点を重ねてリードを保つが、守備は相手のスパイクを思うように捉えきれない歯がゆい展開が続く。メンバーを入れ替えて流れを掴んでくる九州共立大に押されながらも、最後はなんとか25-23で逃げきり成功。勝利に王手をかけた。

不穏な雰囲気は第3セットに入っても継続してしまう。スパイクが思うように決まらず、相手に拾われる場面が増加。ブロックの穴を突かれて失点する場面も目立ち、相手に主導権を渡す苦しい展開へ持ち込まれる。中盤には遠藤の3連続の速攻などで食い下がるが、1セットを献上してしまった。

第4セットでなんとか流れを持ち直したいところだったが、その心配を払拭するかのようなパフォーマンスを披露。3年生の攻撃陣の活躍が光る。谷平、橋本、齋藤が第2、3セットの鬱憤を晴らすかのよにスパイクを思うがままに叩き込み、一気にペースを引き戻す。特に、橋本は序盤の2連続ブロック、2連続スパイクと4点を一気に稼ぎ、反撃の原動力となった。最後はここまで絶妙なトスワークでチームを引っ張った丸山のサービスエースで締め、目標としていたベスト8入りを決めた。

♦︎丸山航
「(自身の調子は)秋リーグは調子が良かったので自分のムードを取り立てることができたが、全カレが始まって、調子は悪くはないがサーブ自体でポイントがあまり稼げていない。自分の気持ちも上手く乗らないので正直微妙な試合運びだった。(最後の試合だがどんな気持ちで挑んでいるか)1番はやはり楽しくやりたい。あとはどうしても空回りしてしまうところがあるのでそこは直さないといけないと思う。(今大会で自身の目標は)次の試合が国体2位の近畿大とかなり強く、個人的にも前から戦ってみたいと思っていたのでそのチームに勝てたらいいなと思う。(近畿大に対して対策は取っているか)試合を見てどういう攻撃があるか把握している。(一試合目コートで見ていたが)アップしている場所が少し暗く、コートが明るかったので会場慣れしようかなと思った。良い試合もしていたので刺激をもらえたらなと思った」

◆遠藤樹
「(個人・チームそれぞれの調子は)個人もチームも調子としてはそんなに良くはなかった。共に明日にピークを持っていきたいので、そんなに良いとは言えない。やはり明日にピークを持っていきたい。(全カレの目標は)それはやはり優勝したいが、まずはエイトを目指したい。(全カレの個人的な役割はどう考えている)下級生になにかを残せていけたらと思っている。(明日の近畿大との試合に向けての意気込み)自分のできる仕事をまずやっていきたい。接戦になるとおもうので、そういう時に自分が声かけをして下級生を盛り上げていきたい」

◆橋本直幸
「(自身の調子は)昨日よりは良かった。(第4セットで流れを作っていたが)自分の失点から第3セット目が始まって、それでセットを取られてしまった。第4セット目は自分が点を取って、次に進められるようにという気持ちで挑んだ。(相手に高校の同期がいたが)試合前にご飯を一緒に行ったりとかして、話したりはした。試合中は、目配せしてきたり、あいつがいる方に打ってサーブしたりした。(秋季を経て、練習で意識したところは)一番意識したのはサーブ。まだ今の段階では、自分の練習したところが出せていないので次の近畿大戦では出せるように頑張りたい。相手チームのスパイカーは攻撃力があって強いので、その攻撃力に負けないように頑張りたい。あと、レフトの人たちが速い攻撃を仕掛けてくるので自分がその早さに対応してブロックをどれくらいふっかけられるかが大事になってくると思う。(個人として目標は)サーブで、サービースエースを何本か取れたらと思う。(チームとしては)楽しみながら、(4年生が)最後なので楽しんで行けるところまで行きたいと思う」


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