• 試合後、喜ぶ立正大ナインをベンチから見つめる選手たち=神宮球場で(中川達夫撮影)

  • 3回ボークで失点し、茫然とする辻本

  • 9回ホームを踏んだ菅野(左)(菅原菜央撮影)

  • 試合終了直後、マウンドで喜ぶ立正大ナインと整列に向かう駒大選手たち。中央は岡田耕(坂上仁美撮影)

  • 得意の機動力も封じられた(寒川朋子撮影)

またも主導権を握られ……。優勝決定戦大敗で8季ぶりVならず

[硬式野球部]東都大学野球秋季1部リーグ優勝決定戦対立正大戦(2018年10月26日 10時48分)

東都大学野球秋季1部リーグ優勝決定戦対立正大戦が明治神宮球場で10月25日に行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒 大 000 000 001 =1
立正大 012 001 40x =8

      打安点
(8)若 林410
(7)緒 方300
 H7 菅 100
(4)菅 野410
(3)岡田耕210
(5)平 野400
(9)酒井良311
(2) 長 410
(D)巴 山300
(6)砂 川210
 H6新 田100
     計3161

       回 打安点 
●辻 本 6 1/3 2664
 白 銀   0/3 443
 多 崎   2/3 310
 浪 岡 1   400

 勝てば8季ぶり28度目の東都制覇が決まる優勝決定戦は苦しい試合となった。。
 初回先頭の若林楽人(現2)が右前打、2回1死は酒井良樹(法4)が右前打と序盤から出塁するも得点には至らず。すると2回裏、先発の辻本宙夢(政4)が立正大の4番伊藤裕季哉に左越本塁打を浴び先制を許してしまう。続く3回にも先頭米田虎太郎のセーフティバントをきっかけに1死二、三塁とされると、三塁けん制をボークと判定され失点。さらに平田巧のスクイズで追加点を奪われ、今季リーグ戦同様に主導権を握られてしまう。
 打線は直後の4回表、四球と失策で1死一、三塁とすると、酒井良が偽装スクイズを仕掛け、犠打をわざと空振り。この間に一走平野英丸(地3)が二塁を狙ったが、立正大の捕手木下朗は迷わず二塁に送球。平野は盗塁死し、この回無得点。続く5回2死から砂川修(経4)の打球を相手中堅手が見失い三塁打とするが後続は続けず、反撃ができないまま後半戦に突入した。
 すると6回裏、2死一塁から木下に右前打を許すと、酒井良からの返球を受けた砂川は一塁をまわった木下を刺そうと試みるも、これが悪送球となり、4失点目。7回には辻本、さらに代わった白銀滉大(法4)、多崎蒼司(経4)が6連打と押し出し四球を許し一挙4失点。点差を8点に広げられてしまう。
 それでも打線は9回、相手投手が4安打に抑えられていた先発の糸川亮太から釘宮光希に代わると意地を見せる。菅野赳門(商4)、岡田耕の連打などで1死二、三塁と攻めると、酒井良が中堅へ犠飛を放ち、ようやく1点を返した。しかし、反撃もここまで。続く長壱成(政4)が三ゴロに倒れると、立正大の18季ぶり2度目の優勝が決定。28度目の優勝と明治神宮大会出場はならなかった。

◆大倉 孝一監督
「(試合を終えて)そりゃ悔しいね。(好機を生かせない場面が多かったように思えたが)生かせないというより、作ることが出来なかった。(今季の対立正大2回戦と同じく序盤に流れを持っていかれた展開となったが、苦手意識などは)何も無い。(偽装スクイズは相手に読まれていたか)うーん、というか、盗塁だからね。(今日の辻本投手は)まあ中1日だからね。本人はよく粘って投げたと思うよ。(継投については)辻本はここでいっぱいいっぱいかなと。じゃあ次にどうする?ってなった時に、向こうの打者との兼ね合いで。白銀は打たれたからね。(いつものような駒大の野球は)向こうの投手が良かったらできない。やろうとはしてるけれど、できない時もある。向こうの糸川投手がよかったってこと。(選手への声掛けは)選手はよく頑張ったよ。勝ち点をぎりぎり3とること自体が一生懸命だったから、よくここまで頑張った。そして最後の最後に優勝決定戦まで持ち込んできたわけだから、めいっぱい頑張ったと思うね。(決定戦ということで、力が入っているなど雰囲気の違いは)いやいやいや全く。ないね。野球をやってるから、完封されることもあるし、打ち込まれることもある。その原因が緊張や力みや勢いのなさっていうことはないね。(3回の相手のセーフティバントはやりたかったことをやられてしまった感じか)そうね。そうだよ。(そういう部分仕掛けていけなかったのは、後手に回ってしまったからか)後手に回ったというか、そこまでの形も作れなかったわけで、そこまで封じ込まれてしまったってことだから、やっぱり糸川投手がよかったとそういうことになるね。(途中岡田耕太選手が四球を選び出塁もあったが)それが先頭打者だったりすればよかったけれど、2死からだったりして、そういうのが試合展開としては苦しい部分だった。(今年の悔しさは来年につながるか)そうね。優勝決定戦になったからこそ、同じ2位でも勝ち点の差で2位より何倍も何倍も悔しいよね。ただの2位ではない悔しさが出てくるよね。だからこそ、これはいい経験だと思う。これまでずっと粘って粘ってやってきて、そりゃあ(勝ち点を)取れるに越したことはないけれど、決定戦になった悔しさをまたプラスに繋げられると思う。選手はよく頑張った」

◆日野 健太部長
「(試合に敗れたが)最後までよくやったと思う。最後の(得点)は、最後まで雰囲気良くやれたということ、誇って良いと思う。(亜大3戦目のときには『優勝する雰囲気、匂いがある』と仰っていたが)いやいや最後まであったよ。流石に9回は分からないけど、8回くらいまで優勝する雰囲気があった。最後まで頑張ったということで、選手たちを誇りに思う。(辻本選手が連投の後でまた先発という試合になった)プレーのことはちょっと分からないけれど、疲れもあったと思うしその中で一生懸命投げている姿というのは、胸を打たれる思いだった。(今年は4年生が多く活躍、下級生の頃から試合に出ていた代でもあったが)例えば岡田耕君なんかは下級生のときにはよく(試合に)出ていて、一時期は出ていない時期もあったけれども、その中で気持ちを切らさずここまで頑張ったというのは、菅野君もそうだけど、学生らしくて、一生懸命頑張ったなと、すごく誇りに思う。(ずっと試合をベンチでご覧になっていて)そうですね……良いなと思いますね。野球部長は大変なことも多いが、学生たちが一生懸命やってるを見ると、スポーツマンらしさというか爽やかさというかというのを感じる。(スタンドの選手たちに声をかける姿も多く見えた)スタンドで応援している選手もやっぱり野球部の一員だから、一緒に共有したいなと思って。一緒に応援するのは楽しかった。(選手たちに一言)悔しい気持ちを大事にするのと、胸を張るのと両方大事だと思うよ。(日野部長の目に涙も見られるが)感無量ですよ」

◆酒井 良樹主将
「(優勝まであと1勝だったが)本当に悔しい。(得点差のある試合になったがチームに焦りは)いつも通りの雰囲気で、とにかくベンチにいる4年生を中心に1試合をとうして勢いのある雰囲気を作ってくれた。自分たちのプレースタイルを最後までやり続けられたと思う。(相手の攻撃でポイントとなった回は)今日の立正打線は、辻本のカットボールであったり、変化を捉えてきてその中で途中白銀に代わってもファーストストライクから積極的に振ってきていた。初めてこんなに変化球を捉えられたので、辻本は3連投してちょっとハリがあったといえど、向こうがいろいろ準備してきたんだなと思った。(最後自らのバットで1点を返したが)9回の攻撃に入る前にみんなでミラクルを起こそうと言って、本当に繋いで繋いでというイメージで菅野から始まり、岡田が繋いで、という風に回っていたのでなんとかして繋ごうとしていた。悔しい。(9回攻撃前の声かけは)勢いを持って、終盤で試合をひっくり返してやろうと。(秋季リーグであまり見られなかったバットを相手投手に向けるルーティーンが最後の打席長かったが)なんでですかね(笑)。最後集中しようと思って、いままでよりバットをめちゃくちゃ短く持って意識をまるっきり変えた。ヒットを打とうではなくて、ファールファールで球数を増やそうという考えで自然と大きくタイミングを取ってっていうのがなかったので、それでかな(笑)。(チームで6安打に終わったが)低めの変化球に対しての修正がやりきれなかった」

◆辻本 宙夢
「(今日のピッチングを振り返って)2回のホームランはしょうがないけど、2点目と3点目を取られた3回の失点が良くなかった。そこで流れを一気にもっていかれたところはある。(ボークは)軸である右足が動いたということで。(連戦の疲労もあったと思うが)試合中はそういうものは感じなかった。(今季全13試合のうちの10試合投げて5勝したが)シーズン通しては我慢強く投げられた。やはり今日のようなここ一番の試合の時に勝てないというのは、無いなと。個人としてもチームとしても何かが足りないと思う。(足りないものとは)個人的にはカウントを整えにいってしまうところ。(粘りの駒大が通用しなかったが)粘りのある試合というのはピッチャーが最小失点に抑えてから始まるものだと思うし、今日先発した僕は何点も取られてしまって粘りというものが機能しなくなってしまった。野球の試合を決めるのはピッチャー。(投げ終えてから内山選手に労われていたが)『まだあるから。決戦だから、信じてやっていこう』と言われた。(最終回での得点については)駒大の野球が最後まで粘り強く諦めないものだったので、9回にはそれが形になったのかなと思う。(残された後輩たちへ)練習からこういう大一番の試合を想定していかないと勝ち切ることはできないと思う。練習してきてこういう試合になってしまったので。(昨年は2部だった両校が1部の優勝決定戦をしたが)東都は戦国東都というように本当に周りのチームとの実力差が無いところだったので、そういう入れ替えの激しいリーグで戦ってこられたことを今後の自信につなげていきたい」

◆白銀 滉大
「(試合を振り返って)あそこで流れを止めたかったが、自分が出て、流れを止められずに追加点を与えてしまったから悔しい。(監督からは)いつも通り、やることをやるだけだった。(立正大の打線は)結構打つチームだった。クリーンアップを注意しながら、その前にランナーを出されないようにしていた。打たれてしまったからそういうところもダメだった。(初球から打ちにきていたが)自分が後悔しないように、自分の投げれる球を投げようと思っていたから投げた球に後悔はない。(今日勝てば優勝だったが、どういう気持ちで臨んだか)絶対に勝ってやろうというのはあったが、結果的にこうなってしまったから残念。(立正大戦は、主導権を握られる試合が多かったが)その中でも、駒大の粘り強さはあったから投手がどうにか粘っていれば、後半追いつけたのかなと思う。(駒大野球部は)非常に明るくて、1年かけて粘り強く、良いチームだった」

◆多崎 蒼司
「(回の途中からの登板になったが)あの場面、抑えるとかではなくて自分のものを出せたら、という気持ちだった。2点取られたがダメ押しになったかなと思う。(辻本投手が連投した中で、投手陣で話などはしたか)辻本を引っ張るところまで引っ張ってという話だったので、辻本頼みになってしまっていたのかなと思う。(一発勝負で相手は今季負けている立正大、どんな戦い方をしようと話をしていたか)何か特別なことは無かったが、やっぱりここまで来たら絶対勝とう、という話だった気がする。(徐々に得点を重ねられたが気持ちの面での沈みは見えなかった)そうですね、結構このリーグ戦9回2アウトから(点を)取ったりしてるので、最後まで何があるぞということはベンチでも言っていた。(立正大の表彰式を見て)流石に良い気分では無い。(リーグ戦を通じて駒大はどんなチームだったかと思うか)ピッチャーがちゃんと仕事していれば勝てた試合も多かったと思うし、最後までずっと粘り粘りと言ったが、それが出せた試合は春より多かったと思う。(この悔しさ、経験を今後どう繋げていきたいか)あの表彰式の光景はすごい記憶に残ると思うので、それを忘れずに社会人でも頑張りたい。(今季を振り返って)秋はちょっと出し切れなかったというか、途中まで気持ちとかを出せずに結果も出せなかった。気づくのが遅かったかなと思う」

◆立正大・坂田 精二郎監督
「(開幕3連敗からのスタートだったが)苦しいリーグ戦だった。リーグ戦で東都リーグの厳しさ、野球の厳しさを学ばせてもらった。4年生が引っ張ってくれたので、自分も監督として4年生に感謝しているし、『ありがとう』と言いたい。(優勝決定戦のへ準備やポイントは) プレーオフのことも考えて日々やっていたので、準備はできたのかなと思う。選手には『他力ではなく自力で優勝できるチャンスができたんだぞ』と言った。選手が硬くならないでやってきた野球をそのままやってくれたのが勝ちにつながったのかなと思う。(試合を振り返って)効果的に大技、小技もできて、予想以上のゲーム。選手に感謝したい。(試合前に言ったことは)『向こうは秋のリーグ戦でうちに2連敗したので、対策してくるぞ』と言った。ある程度緊張感を持って入れたのはよかったと思う。(ミスの後のカバーができていたが)『カバーの試合だから全力でカバーしろ』と言った。野球にはミスがつきものだから、その後を全員でどれだけカバーできるかということを途中で言った。(駒大の何度も盗塁を刺したが)データに入っていたので、想定内。でも木下がしっかりアウトにしてくれたので、成長したなと思った。木下は頭のいい子で吸収が早かった。前は悩んでいるように見えたが、秋は自信を持ってやっていた。ちゃんと情報やデータを入れているなというのを感じたので、頼もしかった。(明治神宮大会に向けて)行くからには東都の代表として日本一を目指したい。しっかり準備をして東都のレベルの高さを見せたいと思う。立正大学はまだ成長途中の段階なので、可能性がある以上は欲を持ってやっていきたい」

◆立正大・伊藤 裕季哉主将
「(優勝した感想は)開幕連敗から始まって、正直春のリーグ戦を思い出すような展開だった。みんなが危機感を感じていた中で、空き週などに監督が選手だけの話し合いの時間を設けてくださって、チームを立て直すことができた。それと、監督の言う『困ったら基本に戻って、できることをやる』だけを考えて、それができたからこその勝ちだと思う。素晴らしい指導者の下でできて嬉しいし、ついていって本当によかった。新チーム始まったときから『日本一を目指そう』と話していて、自分自身も1年生の頃から日本一だけを考えてやってきた。ほっとしている気持ちはあるが、本当の目標は神宮大会優勝なので、もう次に向けて切り替えたい。(試合を振り返って)守り勝つチームとしてピッチャー、糸川がいいピッチングをしてくれたのが1番の勝因だと思う。いつもなら先制点を取ってほっとしてしまうところがあるが、自分たちはまだ1部で優勝した経験がないので、何点あっても気の抜けない怖い戦いだった。5回後の整備中に出ている選手を集めて、『絶対勝ち急がずに1つずつ積み重ねていこう』と話した。(本塁打は)正直行かないと思ったので、レフトの捕る仕草にだまされた(笑)。(セーフティスクイズで得点する場面があったが)一、三塁になったら全員が必ずセーフティスクイズの準備をする。選手が監督の野球を理解しているからこそ成立したプレーだったと思う。(プレッシャーは)いつもと違う試合なのはやる前からわかっている。力みや焦りが絶対出てくると思っていたので、プレーオフが決まる前から力んだ中や焦った中でのバッティングも練習していた。どれだけ力まず、焦らずにプレーできるか考えてやってきたので、割と冷静にできたと思う。(ベンチやスタンドの雰囲気もよかったが)自分はやることをやるだけだったが、4年生を中心にチームのことを考えてくれる選手がほとんどなので、4年生にすごく助けられたし、4年生のおかげで勝てたと思う。自分についてきてくれたというよりは、全員が引っ張ってくれた。(明治神宮大会に向けて)日本一を獲ることだけだと思っている。このチームは日本一を目標に始まったので、そこを達成しない限りは終われない。内容がどうであっても、勝ちにこだわってやっていくだけなので、東都を代表して戦いたい」

◆立正大・小郷 裕哉
「(優勝した感想は)自分たちが1番大切にしているのはチームの雰囲気で、雰囲気を上げることで勝利への見えない力が働く。今はほっとしているが、今日も反省点がいろいろあった。神宮大会でもしっかりチームの色を出して、坂田監督の野球を全国に広めたいと思っているので、選手一同頑張っていきたい。(試合を振り返って)優勝決定戦ということもあって、少しふわふわした雰囲気があったが、試合前に新井部長から『そわそわするのはしょうがないことなので、そわそわした中で何が最低限できるのか』と言われ、雰囲気に慣れない中でも早く慣れようと準備ができたので、地に足ついて自分たちの野球ができた。(今日に向けて)普段眠れないことは全然無いが、今朝はいろいろと考えて人生で一番眠れなかった。でも自分の人生よりチームの大一番だったので、内容はあまり良くなかったが、7回にダメ押しの一打が打てて良かった。(東都リーグは)自分たちは2部の世界も見てからの1部。実力差が無い学校との試合があって成長させてもらって、東都でやっていて良かったと思う。実力もそうだが、メンタルの面でも強くしてもらったので、そういった意味ではチームメイトもそうだが、他大学のライバルたちにも感謝している。良いライバルがたくさんいるリーグなのでここで4年間やってこられてよかった」

◆立正大・木下 朗
「(優勝した感想は)実感はないが、勝ててよかった。糸川とたくさん話しをして、丁寧に1人ずつ抑えていけた。(今日の試合を振り返って)緊張したが、腹をくくった。楽しんでできたと思う。駒大打線は非常に細かい野球で嫌なイメージがあったが、ビデオを1人1人見て、対策をしっかり練った。ピッチャーがコントロールミスも少なく、しっかり投げ切ってくれたので、ある程度プラン通りやってくれたと思う。守備のミスもあったが、それもしっかりカバーできた。負けている試合はカバーができずに負けているので、意識はしっかりあった。ビッグイニングにできた回の後はとにかく自滅や無駄なランナーや、エラーがなければ勝てる、と思った。最後は釘宮に任せようと思っていたので。そこからはとにかくミスなくという気持ちでやっていた。攻撃に関しては、出ている選手だけでなく、出ていない選手がベンチから戦力になってくれた。全体で戦えたと思うので、立正らしい戦いができたと思う。(自分たちのいい流れにできる展開は)とにかく先制してダメ押し、ダメ押しで、先頭を抑えて無駄なランナーを出さない。味方やピッチャーのミスというのは、野手やバッテリーでカバーする。(4回の偽装スクイズを読んでいたように見えたが)駒大も立正も機動力を使った似たようなチーム。あの場面はいろいろな事が想定されると思うが、もし立正の攻撃だったらなにが想定されるかというのを頭に入れて、バントの構えに入った時点でセカンドランナーを殺しにいく、という準備はできていた。自分としては大きいプレーだったと思う。チームをいい流れにできたかなと思う。(駒大対策は)足を絡めたり、バントだったりとやってくるので、相手のやりたいカウントにしない、ノーアウトのランナーを出さない、簡単に進ませない。そういうことする上でとにかくバッターを抑えることが大事なので、何試合も何試合もビデオを見て、昨日の夜も糸川とどういう配球でいくかプランを考えた。それ通り投げてくれた。(辻本投手の対策は)コントロールがよく、ツーシーム、チェンジアップがいいピッチャーなのでそこを助けないように。駒大のバッテリー、特に長は配球もいいしうまいキャッチャーなので、うまくやられないように。変化球はゾーンを上げて振り切ってやっていこうということで。今日に関しては浮いてきた球を全員しっかり仕留められてたと思うのでよかった。(今季を振り返って)キャッチャーは勝って評価されるポジションだと思う。春は自分が不甲斐なくて、チームを勝たせられなかったが、監督から様々なことを教わって、成長させていただいた。しっかり投げてくれたピッチャーに感謝したい。意外と打てたので打率はよかったが、それは前を打つバッターが良くて、自分には気が抜けて甘いところにきてくれたのかなと思う。分厚い3、4番がいたので、やりやすかったし、感謝している。(明治神宮大会へ向けて)東都の代表で簡単に負けてはいけない。東都の力というか東都リーグの強さを見せたい。自分たちだけではなく、東都リーグの1部から4部まで背負って戦う。日本一目指してやっていきたい」

◆立正大・糸川 亮太
「まだ優勝した実感はない。連敗から始まって、4年生に引っ張ってもらったので、どんな形でも勝とうと毎試合意識してやってきた。最後優勝という形で終われてとても嬉しく思っている。まだ神宮大会があるので、それまでに成長できるところがあればしっかり成長して、日本一を目指してやっていきたい。(試合を振り返って)プレッシャーや不安な気持ちはけっこうあったが、自分の後ろには釘宮さんがいるので思い切ってやろうと思った。木下さんもしっかり引っ張ってくれたおかげ、こういう結果になった。今日は打線が先制、中押し、ダメ押しと点数を取ってくれたが、神宮大会では点が取れないときにどう投げるかが大事だと思うので、しっかりやっていきたい」

◆JR東日本東北・西村 亮監督(97年卒)
「(試合を見て)やっぱり悔しいよね。何とか粘ってあと1つというところまで来て、何とか頑張って欲しかった。(最終戦から)間もなかったし、辻本も1人でやらなきゃいけなかったのが辛かったね。(指導をした4年生の活躍が目立ったシーズンだったが)やっぱり知ってるし、一緒に下級生のときから使ってたやつらなので、成長してるなと思ったし、頼もしかった。(主将の酒井良選手について)みんなそれぞれ成長してやって来てくれて、去年も苦しい思いをして(1部に)上がって来た。今年は中々簡単に勝てない中でも、この秋はよくやっていたので、それはチーム全体もそうなって来てると思う。頼もしかった。(今日の相手は2部でも苦しめられた立正大だが)勝ち負けは出てしまうのはしょうがないけど、本当に一生懸命やっていた姿は見ていたし、それは伝わって来た。本当に勝ち点3と2の戦いで、この秋はどこも似たような力関係だったと思う。1番悔しいだろうけど、しょうがない。(大倉監督に代わり1部昇格、優勝決定戦ときたが)指導が素晴らしいんじゃないですか、前監督よりは(笑)。その辺は上手にリードしてくれていたと思う。(すごくチームが明るくなった)よく声も出ていたし、チーム全体としてもそうならなきゃいけないなというのがあったと思う。新垣コーチもそういったところで力を発揮してくれていたと思うので、そういうチームになってきたんだと。(4年生はまたそれぞれの進路に進むが)もうお疲れさんとしか無い。すごい頑張ったと思うし、良い経験、悔しい経験の方が多かったかな。でも、やってきたことにすごく意味があると思うし、この先それをどう生かしていくかというところが大事になってくる。良い経験して卒業出来ると思う」

◆セガサミー・砂川 哲平(15年卒)
「(OBとして試合を見て)まあ力負けという感じだった。立正も勢いがあったし、しょうがない。(勝てば砂川さんも経験された2014年以来の優勝だったが)僕含めOBの方々も楽しみにしていたと思うし、優勝して欲しいという思いは強くあった。(今年のチームはとても明るかったが)僕も見ていて感じたし、すごく良い雰囲気の中で野球をやっているなと見ていて分かった。(弟の修選手が遊撃のレギュラーとして出場したが)やっぱり、(2014年と今年で)優勝出来たのも出来なかったのもショートの違いですね(笑)。ショートで差が出ましたね(笑)。(修選手とは連絡とかも取っているか)はい、取ったりする。向こうが聞いて来たらアドバイス送るみたいな感じで。(上を目指せるチームになって来たように見えるが)やっぱりこういうプレーオフとか大事な試合とか優勝争いとかして、3年生と2年生とか下のメンバーは、明確に新しい目標が出来たと思う。良い経験になったんじゃないかと思う。(駒大野球部に向けて)今の楽しそうな良い雰囲気でやれていると思うので、その良い雰囲気のままこのまま優勝目指して頑張って欲しい」

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