• 大学4年間で初めての決勝進出を決めた古川=大宮けんぽグラウンドで(坂田美智撮影)

  • 1年生ながら強気なプレーを見せた清水

【女子】古川・清水ペア、準決勝でストレート勝ち!駒大初の夏関優勝を懸けて決勝へ

[硬式テニス部](2018年09月01日 12時17分)

平成30年度関東学生テニス選手権大会本戦の5日目が8月26日、大宮けんぽグラウンドで行われた。大会5日目は、女子ダブルスの古川・清水ペアが準決勝で山学大と対戦した。

<女子ダブルス>
○古川真実・清水里咲 2(6-1、6-3)0 ●松本安莉・鈴木沙也伽(山学大)

 試合の立ち上がりからボレーを中心に積極的に攻撃していく。相手に流れを一切渡さずに、危なげなくファーストセットを獲得。
セカンドセットでもファーストセットの勢いのまま5ゲームを連取し、勝利に王手をかける。だが、「勝ちビビりをしてしまった」と古川が振り返ったように、ネットプレーのミスやサーブの不調により3ゲームを失い、ゲームカウント5-3に。清水がサーブの9ゲーム目、0-40でリードを許していたが、「気持ちだよ!」という周りの応援を背にこのゲームを逆転。終盤に相手の巻き返しを許したが、6-3でセカンドセットを獲得してストレート勝ちで決勝進出を決めた。

◆江口淳一総監督
「(今日の総評は)すごかった。たぶんファーストセット、トータルで10ポイントくらいしか取られていない。それくらい勢いがあったし、特に古川は気合が入っていてすごかった。セカンドセットの5-0から勝ちビビッてしまって3ゲーム与えてしまったが、準決勝で、決勝に行けるというプレッシャーもあったと思うから仕方ない。あそこ(5-3の時点)で取ったゲームも0-40からでよく頑張った。駒大の女子は、4年生やポイントの高い強い選手が出ない新進の大会でダブルスは2回、シングルスは1回優勝したことがある。だが、夏関と春関は全員が出る大会で、ここで決勝まで来れているというのはすごいこと。初めて。しかも、2人は1次予選から勝ち上がってきている。8回試合している。実は部員が今日から合宿で私しかいなくて、応援が少ない中で頑張ってくれた。またリーグに向かっていいダブルスができた。(決勝に向けて)法大ペアが決勝に上がって来たら、リーグで当たるのでそこには負けたくない」

◆古川真実(社4)
「(今日の試合を振り返って)自分たちから攻めていけた。大学に入ってから準決勝は遠いもので、5-0の時に勝ちビビりをしてしまって、3ゲーム取られてしまった。(相手の山学大は)1つ1つの球の質などは良かったが、ダブルスとしては上回っていたと思う。(清水)里咲との息も合ってきた。(決勝に向けて)せっかくの決勝なので、もっとこうすれば良かったという悔いのないようにしたい。4年生で最後なので、持てる力を発揮する」

◆清水里咲(国1)
「(今日の試合を振り返って)昨日が一番焦って緊張した試合だった。今日は気楽にできた。後ろで思いっきりラリーをして自分が前で決めるという形がうまくいって、それに相手がうまくはまってくれてポンポンいってくれた。あと1ゲームで勝てると思うとそれが出てしまって5-3まで行ってしまった。そこで2人で落ち着いてまたプレーをした0-40からでも行けたのでいいかなと思う。(今日の対戦相手について)左利きの1年生の対戦相手のほうはジュニアのころから当たっていた。どうやって来るのか分かっていたのでやりやすかった。もう片方の相手はその学校の一番手でシングルが上手くてやったことはなかったが、ラリーが粘っこかった。(決勝に向けて)決勝まで来たので悔いの残らないように思いっきりプレーしていきたい」

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