• 自分のプレーをしたいと語った古川(右)(左はペアの清水)

  • 練習通りのプレーで見事勝利した入内嶋

  • 1部昇格という目標を語った男子主将の牧田

  • 単複ともに勝利し駒大に勝利をもたらした中山

  • 日野(右)・田村(左)ペアはインカレと変わらぬ調子の良さを見せた(奥田葉月撮影)

リーグ初戦!男女ともにホームで善戦

[硬式テニス部](2018年09月06日 13時35分)

関東学生テニスリーグ【女子】第1戦・立教大戦(女子は4日予定されていた試合が悪天候により延期、5日に開催された)と【男子】第1戦・日本大戦が9月5日、駒澤大学テニスコートで行われた。結果は以下の通り。

【女子】
トータル 駒大 3−4 ☆立教大
〈ダブルス〉
D1 ◯古川・清水 2(4−6、6−1、6−4)1 ●高橋・村橋
D2 ●梶谷・日暮 0(4−6、3−6)2 ◯三井・倉島

〈シングルス〉
S1 ●渡辺安美 0(4−6、1−6)2 ◯高橋未来
S2 ●古川真実 1(5−7、6−3、2−6)2 ◯村橋舞
S3 ◯日暮春香 2(6−3、6−2)0 ●三井葉月
S4 ●梶谷亜未 0(2−6、5−7)2 ◯倉島愛
S5 ◯入内嶋七菜 2(6−1、6−4)0 ●佐藤紗弥


【男子】
トータル ☆駒大 6−3 日本大
〈ダブルス〉
D1 ◯日野・田村 2(2−6、7−6(3)、6−1)1 ●柴田・橋川
D2 ●渡邉・佐藤 1(6−3、4−6、0−6)2 ◯野田・坂野
D3 ◯蘭・中山 2(6−3、6−2)0 ●大石・福田

〈シングルス〉
S1 ●平林輝 0(0−6、4−6)2 ◯橋川泰典
S2 ◯牧田昂也 2(6−1、6−4)0 ●竹内聡有
S3 ●田村迅 1(6−7(4)、6−4、6−3)2 ◯野田樹力
S4 ◯日野勇人 2(6−3、6−2)0 ●伊達佳佑

S5 ◯佐藤悠樹 2(6−2、6−3)0 ●小桧山駿

S6 ◯中山樹 2(6−2、7−5)0 ●坂野唯

◆磯辺薫女子監督
「(リーグ初戦を振り返って)去年よりもずっといい内容でできた子もいるし、初戦だったこともあって少し気負ってしまったなという子もいた。いい形に出た子とそれがうまく出せなかった子がいたと思う。そこの試合を取りきれていないのが勝ちが来なかった原因だと思う。(よかったと思う選手は)D1(古川・清水ペア)とS5(入内嶋七菜)は練習と変わらずやれた。特に気負うこともなく、練習でやっていることがそのまま出せた。初めてのリーグで1年生で出て思い切ってやってくれたのがよかった。4年の古川も去年よりはぐっと良い内容になっていた。S1、S2で相手もなかなか手ごわいので、それに対して去年の内容から比べたらずっといい試合をしている。そこから流れをを引き寄せられたら勝ちは来るかなと思う。(次戦に向けて)流れが相手に行ってしまっている時のメンタル状況と、なるべく流れを早く引き戻せるようにしたい。結局そのまま流れの波がスコアに出てしまっているのできちんとキープをしていくということ。そして今回いつものプレーができなかった子に関してはそこがフラットになるように調整していかないとという感じ」

◆磯辺孝太郎男子監督
「(今日の試合を振り返って)今まで1年通して個人戦の成績も含めながらつけてきた自分たちの実力で日大は倒せる範囲内であると思ってはいたが、実際試合をしてみて、今回は風の影響もあってそしてホームであるということでかなり有利に進められた。後半、シングルスは下3つはおさえたが、上が2本落としていて勝てなかったということは日大がやはり強いところではある。ただ上入れ替えを狙うためにはそこも勝てるようにしないといけない。(次戦に向けて)やはりダブルスは大事になって来ると思うのでダブルスのオーダーもきちっと考えながら、今日できなかったもきっちとおさえなおして、ダブルスをきちっと取りに行くことをまず目標にしたい。(今日できなかったことは)D1(日野・田村ペア)で言えばファーストセットの入り。相手の入りがよかったのもあるが、後半に出せたようなテニスを最初から出せればいいと思う。D2(渡邉・佐藤ペア)で言えば今日は勝ち試合だったが、ルール・ジャッジ等含めてどう戦っていくかを考え直して行きたい。内容は悪くはなかった。D3(蘭・中山ペア)に関しては『あれこんなもんだったかな』と思うくらい相手が自分のテニスをできていなかったので勝てた部分はあるが、このテニスを続けてやって行ってもらいたい」


◆古川真実女子主将(社4)
「(チーム全体の調子は)悪くなくて、リーグ初戦だったが応援もボーラーも審判も選手も一つになって戦えたと思う。それでもまだ改善すべき点はあると思うが初戦からこの状態で臨めたことは大きな収穫。(自分の試合を振り返って)ダブルスは夏関でもあたったペアで、うまいという印象があって、プレイしてみてもやはりうまいなという感じ。ファーストセット4−2から落としてしまって、正直へこむところだと思うが(清水)里咲が明るい性格なので『私たちファースト落とすのいつもですよね?』と言ってくれて、『なんなら4ゲーム取れていい方だよね』と明るくなることができた。セカンドセットはその雰囲気のままいい感じでできた。ファイナルセットは自分がチャンスでミスをしてしまって、流れが悪くなりかけたところで2人で出るところでしっかり出て自分たちで勝利を引き寄せられた。もちろん応援も力になったし、相手からもらったのではなくチームで勝利を引き寄せられたかなと思う。(シングルスは)ファーストセット1−4から5−4にしたがそこは相手もインカレベスト8で強い実力者だったので勝てたとまでは言わないが、チャンスはあったかなと思う。試合を取りきれていなくて反省すべきところもあるが、去年のシングルスでは全戦ボロボロでダメだったのがここまで戦えた。これから入れ替え戦入れて5戦続くのでそれを自信にして次は勝ちを引き寄せられるようにやっていきたい。(チーム全体の目標は)1部昇格。ここから4戦全部勝てば入替戦のチャンスはあるし、今のチームにはそのチャンスがあると思うので、その目標に向かってやっていきたいと思う。(個人的な目標は)自分のプレーをすることがチームのためになると思う。硬くなりすぎず、私のいいプレーを一つでも多くしてその結果勝ちにつなげられるようにしたい。(次戦は)自分たちのチームは応援がすごく力になるチームだと思うので、そこの応援はチーム一丸となってこれからも継続していくのはもちろん、2部はどこも混戦だと思うので気を抜かずに、気を引き締めて一試合一試合勝ちにつなげていきたい」


◆牧田昂也男子主将(営4)
「(初戦のチームの調子は)かなり良かったと思う。例年追い込んではいたが、追い込みつつ休んでとりあえず怪我をしないということを優先した。そのため、ファーストセットだいたいみんな取れていたので、いい流れで運べて応援もしっかりやれていたのではないかなと思う。(自分の試合を振り返って)風が強かったので風を利用してテニスをしようかなと思いスライスで対応したりすることが一番多かった。そこで相手が簡単にミスしてくれたので、ファーストセットもサクサクいけた。とりあえずサービスゲームはキープしようと思っていたので、とりあえずファースト入れて次の展開に持っていくという形でそれがうまくいけていたので、良かったのかなと思う。それに勝敗も決まっていたので気持ち的にも楽にいけて思い切りできた。(チームの目標は)1部昇格。なので、今回初戦をおさえられたのはかなり大きかった。だがやはり他のチームも侮れない。上入れ替えを狙って次戦の青学戦がキーポイントになると思う。そこをまた全員で考えていきたい。日大と青学が2部の中で相対的に見ていい成績を残していたのでそことどう戦うかが重要だと思う。リーグ戦はどうなるか分からないので東海大と日体大にも油断はしていないがいけると思う。専修戦は最後なので最後は勢いでいけるかなと思っている。なのでとりあえず青学戦はホームでできるのも大きいと思うので勝てるようにしたい」

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