• チーム全体のプレーの精度を上げたいと語った谷平=浦安市総合体育館で(石曽根和花撮影)

  • 今大会でゲームキャプテンを務めた丸山

  • 攻撃面だけでなく、レシーブという新たな役割を求められる齋藤

東日本インカレ、初戦はストレートで快勝!大型ルーキーも初出場

[男子バレーボール部](2018年06月27日 15時55分)

第37回東日本バレーボール大学選手権大会の初戦が6月21日、浦安市総合体育館で行われた。結果は以下の通り。


<スコア>
☆駒大3-0北星学園大
1set(25-19)
2set(25-13)
3set(25-20)


<スターティングメンバー>
2 丸山航(国4)
4 宮崎敬(歴4)★
7 遠藤樹(G4)
11 谷平拓海(現3)
14 橋本直幸(政3)
18 山田大悟(経2)
19 森田凌雅(営2)
22 山根晏輝(G2)★

★はリベロ


第1セットは駒大の先制からスタート。橋本の強烈なパワーアタックや遠藤のブロックなどから大量得点し、順調に点差を広げていくと、25-19で第1セットをものにした。
第2セットは序盤から山田、橋本、谷平らスパイカー陣の連続得点で一気に相手を離していく。途中で曽田、新田がピンチサーバーとしてコートに立ち、チームを盛り上げた。第1セットよりも全員が積極的に攻撃に絡み、25-13という大差で第2セットを奪取した。
第3セットは森田の代わりに齋藤浩貴(歴3)、遠藤の代わりに今回が初公式戦となった大型ルーキー・田中友喜(経1)がコートに入る。序盤は、緊張からか田中と丸山との連携がうまくいかず、イージーミスが目立つ。しかし、徐々に慣れていくと田中の高身長を生かしたブロックや齋藤のサービスエースやアタックなどで得点を重ねていき、交代選手が得点に大きく貢献。第3セットも25-20でものにし、初戦をストレート勝ちで収めた。


◆鈴木淳平監督
「(今日の試合は)空間に感覚が合っていない選手が何人かいた。リーグ戦でもそうだった。いつもやっている大学の体育館は天井が低いので、空間にいかに慣れるかというのはある。(今日の相手はリーグ戦と違って普段戦わない相手だが)練習を見ている限りでは、セッターがまあまあやるだろうなというのとライトの選手がいろいろな打ち分けができるのではないかと思った第1セットではそれが出ていて、最初は少しやられたが、途中からセッターが変わるなどして逆に有難かった。力的には、うちが悪くて、相手がベストで戦いがもつれるくらいという力関係だと思って見ていたが、当然気は抜けない。トーナメントを勝ち上がっていくということを考えると、スタートで出たメンバーと後から出たメンバーがそれぞれ今日のベストを出してほしいということと、新たに加わった戦力などいろいろ試したりメンバー構成を変えたりするなど、いろいろ準備していたことをある程度はできたと思う。(以前、橋本と齋藤を同じコートに入れることが難しいと言っていたが、今日の最終セットに2人を入れたことは試しのひとつか)僕もそういう提案をしたが、学生も感じていたようで、そういう形もやってみたいということだったので。バランスは少し崩れる部分も出てきて、失点も出てくると思うが、より多くポイントを取れるような形になればという試みがある。前向きで積極的でいい考え方だと思う。(齋藤は森田の位置に入ったが)まだまだじゃないか。本人もまだ、そんなにやり込んだという感覚ではやっていないと思う。ただ、そんなに役割が変わるわけではなく、プラスサーブレシーブの負担があることだけだが、今まではそういうのがなく、他の人に頼っていた分を自らやるというような部分を増やせればプレイヤーとして幅が広がり、チームとしてもそうなってくれると有難く、個人としてもメリットがあり、いいのではないか。(1年生の起用が多く見られたが、特に最終セットにフルで起用した田中友喜(経1)は)身長が高いというのはひとつの大きな武器なので、はやく戦力として加わってもらえるように頑張ってもらいたい」

◆丸山航
「(自身の調子は)良くもなく悪くもなく普通だった。(試合を振り返って)センター陣の遠藤と山田とはコンビがあって、良い攻撃ができたと思う。ただ、スパイカーのミスも何本があって、そこは自分のトスの問題でもあるし、合わせていかないといけないなと思う。(初出場の田中について)序盤は強引にでも使ったりとか、サーブレシーブが崩れても使ってみたいとは思っていたので、自分のトスがぶれたり田中自身もネットに引っ掛けたりとかあった。しかし緊張も溶けてきて最後は良いスパイクが打てたんじゃないかなと思った。(齋藤と橋本が第3セット出ていたが)齋藤と橋本はもともと同じポジションで両方とも良くて2人をスタメンに入れたいなとはチーム自体考えていたが、実戦で使うことがあまりなかった。今回はたまたま橋本がスタメンで斎藤を途中から起用するという形になった。(ゲームキャプテンとしてチームの目標は)今回はキャプテンの永岡がベンチにいないので、自分だけというよりも宮崎、遠藤とか試合に出ている4年生で、主軸のプレイヤーが多い後輩たちがのびのびとプレーできる環境を作れればと思う。具体的な目標は決めていないが、春リーグで慶応に負けているので、そこでリベンジできたらと思う。(春季終わってから変わったことは)橋本がスタメンになったので、どういうトスが良いかなどのコミュニケーションをとりながら合わせるようにしている。やはり橋本が決めると盛り上がるし、一番スパイクに迫力があるので、良いスパイクが打てると勝てると思う。(次戦に向けて)2試合となると体力勝負になると思うので、みんなで協力して集中力を保って頑張りたいと思う」

◆谷平拓海
「(今日の調子は)良かったはずだったが、プレーが伴わなかった。2段トスをネットに引っかけたり、サーブミスをしたりみっともないミスが多かった。(試合を振り返って)プレー自体を見るとダメ。みんな飛んでいるなという感じ。もう少し精度を上げてほしいなと。自分も含めて。上のチームと当たった時にまずいかな思っている。(今日の相手は普段戦わないチームだが)勝つのが当たり前というつもりでやっていたのでそのプレッシャーもあってか、硬かったり、普段の練習でやったはずのプレーができなかったり、くだらない防げるミス多くがあったりした。そこを明日までに修正したい。(最終セットには1年生がコートに入ったが)1年生が初めてコートに入ったので、もう少しやっておけば良かったふるまいがあった。初めて出て緊張しているだろし、自分もそうだったので、自分がやってもらったようにもっとやりやすい環境を作ってあげないといけなかった」


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