• 悪天候の中、自己ベスト更新を果たした石川=日本体育大学健志台陸上競技場で(長井孝樹撮影)

  • 序盤、積極的にレースを率いた大坪(菅野真由子撮影)

  • 13分台を目標に掲げた伊東(大黒哲志撮影)

大雨の降りしきる中、駒大勢苦戦…

[陸上競技部](2018年05月13日 19時02分)

第263回日本体育大学長距離競技会が5月13日、日本体育大学健志台陸上競技場で行われた。結果は以下の通り(上位3人と駒大のみ)。


【5000m】
<12組>
1位 及川 瑠音(一関学院高)14′25″13
2位 小倉 朝陽(一関学院高)14′26″04
3位 山崎 冬馬(東京国際大)14′27″23
26位 武長 尚吾(国2)15′08″57


<14組>
1位 東 優汰(東海大)14′21″40
2位 佐藤 慎巴(日体大)14′24″64
3位 藤木 宏太(国学院大)14′24″93
7位 石川 拓慎(現1)14′29″95☆
27位 島津 綾(政1)15′03″49


<15組>
1位 中島 大就(明大)14′10″24
2位 宮﨑 勇将(日体大)14′11″26
3位 川口 慧(神大)14′11″54
15位 大坪 桂一郎(経3)14′27″29


<16組>
1位 髙田 凜太郎(東海大)13′59″93
2位 田澤 廉(青森山田高)14′00″27
3位 伊藤 達彦(東京国際大)14′02″36
12位 伊東 颯汰(営2)14′16″07
23位 中村 大成(法3)14′37″89

※☆は自己ベスト更新


12組には武長尚吾が出場。終始集団の中央でレースを運び、中盤に差し掛かると足取りが重くなり、スピードを落とす苦しい展開となった。

14組には石川拓慎と島津綾が出場。序盤、石川は集団の中盤でレースを進め、1000mを過ぎたところで集団の前方に上がる。後半も苦しい表情を浮かべながらも粘りの走りでスパートをかけ、自己ベストの14'29"95でレースを終えた。
一方、島津も前半は石川と共に中盤に位置するが、後半は後方に下がる形となった。

土砂降りの中始まった15組には、大坪桂一郎が出場。先頭集団でレースをスタートするが、後半から苦しい表情に。周囲のラストスパートにつけず、そのままゴールとなった。

16組には中村大成と伊東颯汰が出場。伊東は外国人選手らの先頭集団につき、レースを展開。3000mを過ぎたところで離されるも、ラスト1000mで立て直しスパートを仕掛けたが、惜しくも自己ベストには届かなかった。
一方、中村は集団の後方でレースを進める。中盤で伊東と並ぶ場面もあったが、後半は失速し、そのままゴールした。



◆伊東颯汰
「(今日の調子は)先週合宿で菅平に行って高地トレーニングをやって、体はきつかった。しかし、調子的には悪くなく、ベストを狙うつもりでやっていたのであと少しで自己ベストに届かなかったのは悔しい。ゴールデンゲームズで小島海斗(市2)が5000m13分台を出していたので雰囲気を良くするためにそれに続いて自分もタイムを出そうと思っていた。タイムが出せなかったのであまり結果としては良くなかった。(レースプランは)外国人選手がいてタイムを出すために続いていかないとなと思っていたので、最初から先頭の方で勝負することをプランとして考えていた。終盤3000m辺りから離されてしまって、4000mまでに切り替えられたのは良かったが、そこがなかったらもっとタイムが良かったと思う。(雨の影響は)走りにくいほどの雨ではなかったから結果を出さなければいけなかった。(2年生の雰囲気は)先週、自分が合宿から帰ってきて2年生だけの学年ミーティングをやった。そこでも小島は積極的に発言をして学年全体として平均タイムをあげる目標を立てた。学年としても底上げが必要だなと思った。(2年生になって責任感は)今までは1年生だったから追いかけるだけだったが、上級生になって責任が出てきてチームに貢献しないとなと思うようになった。(トラックシーズンの目標は)5000m13分台で走ることを目標として、それに続けて10000mのタイムも大事になってくるので28分台を出したい」

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