• 大学デビュー戦を判定勝ちで飾った小川=後楽園ホールで(田上佳雅撮影)

  • 完山もデビュー戦で勝利を収めた

  • 主将の市川は得意のストレートで相手を破った

  • ウェルター級には中川が出場した

リーグ戦始まる!好敵手拓大に一歩及ばず…

[ボクシング部]第71回関東大学ボクシングリーグ戦(2018年05月13日 19時37分)

今年もリーグ戦がボクシングの聖地後楽園ホールにて始まった。1部に在籍する駒大は拓大を初戦の相手に迎えた。結果は以下の通り。

●駒大4-5拓大○

【ライトフライ級】
●杉山広将(営3) WP(0-5)重岡○
【フライ級】
○小川達也(営1) WP(4-1)内溝拳斗○
【バンタム級】
○市川春希(営4) ABD(2R0”12)高橋春希●
●阿部宏斗(商4) WP(0-5)山本○
【ライト級】
○嶋田淳也(歴3) WP(5-0)古川●
○完山隼輔(経1) WP(5-0)内溝良斗○
【ライトウェルター級】
●藤山義範(商3) ABD(3R1”41)柴田○
【ウェルター級】
●中川凌太(応2) WP(0-5)浦嶋○
【ミドル級】
●田中裕也(法4) WP(0-5)梅村○

※WPはWin on pointの略
※ABDとはチーフセコンドによるリングへのタオル投入(棄権)のこと


 初戦から駒大は正念場を迎えた。駒大首脳陣の予想通り、取っては取られての一進一退の攻防となる。このリーグ戦のトップバッターを務めたのが、一昨年の国体ライトフライ級で準優勝の実績を持つ杉山。だが、全日本ランキング第2位の重岡をぶつけられ、力負けをする。次に現れたのが、全国選抜フライ級チャンピオンの鳴り物入りで入学してきた小川だった。相手に攻め込まれ、最終ラウンドには大きなパンチを受けてしまう場面も見られたが、要所要所で有効打を繰り出し判定勝ちを収める。この波に乗ったのがキャプテンの市川だった。バンタム級は経験したことが無いとしながらも、得意のストレートで相手をマットに沈め、アバンダン勝ちを収めた。続くライト級ではルーキーの完山がポイント勝ちを収め、小川と同じくデビュー戦で勝利を収めた。
 ところが、ここから先の階級で徐々に劣勢となる。ライトウェルター級。去年までこの階級には沖島輝という絶対的なエースがいた。沖島がいたから安心できた。そこが落とし穴だった。本来はライト級の藤山が階級を上げて出場するが、もともとライトウェルター級だった選手にはパワーの面で劣ってしまう。その結果がセコンドの判断による途中棄権だった。続くウェルター級も判定負けを喫すると、4-4で後が無い状況に。チームの命運を託されたのは田中だった。相手はミドル級全日本ランキング第3位の梅村。実績で上回る相手に田中は積極的に攻めていく。1Rには相手からダウンを奪う。しかし、ラウンドが進むに連れて相手も戦術を修正してくる。最後に手が挙がったのが梅村だった。
 ほんの僅かな差での敗戦。今年は沖島兄弟や南出といった確実に勝ち星を積み上げるスター選手はいない。だからこそ、チーム力でカバーしていく。まだリーグ戦は始まったばかりだ。

◆林田太郎コーチ
「(前半は駒大の流れだったが)流れ関係無しに各々がよくできていた。拮抗した試合だったので、良い流れでつないではくれた。(ライトウェルター級以降相手が優勢だったが)藤山も相当良い選手だが、相手は一発の攻撃力がある選手だったので、危ないなと思うシーンも何回かあったので(下げた)。その相手に良く頑張った。(初戦から重要な試合だと聞いていたが)負けはしたがやるべきことはできていたと思う。100%できていたら勝つわけなので、できていない部分を試合でできるように鍛錬していくだけ。(良かった選手は)市川や小川。嶋田。相手が強ければ強いほど自分のできることは減っていくがその中でやれること、やるべきことができていたからこそ勝てた。(この負けが今後にどうつながっていくか)初戦から勝っておけば楽ではあった。負けを引きずった中で日大や東洋大といった1部の強豪に向かっていくというのに選手の気持ちに余裕ができたのではないかと思う。(去年とはチームカラーが大きく変わったようだが)沖島兄弟や南出といった確実に勝ち星を重ねていくスター選手がいない。彼らの存在に安心感があった。だから、そこをチーム力でカバーする。今年はそうしていく年」

◆市川春希主将
「(今日の試合を振り返って)バンタム級は初めてだったので怖かったが、勝てて良かった。(アバンダン勝ちだったが)前の(小川)達也が勝ってくれたので、良い流れに乗れたし、自分もつなげたかなと思う。
(リーグ戦までのチームの雰囲気はどうか)沖島さんの強いリーダーシップがあった去年とはまた違う雰囲気でそれはそれで良いと思う。(リーグ戦は続くが)自分はまとめるぞ!というキャプテンとはまた違う。一人一人がその気になってやってくれているので、特に言うことは無い。」

◆完山隼輔
「(今日振り返って)緊張で何もできなかった。勝てたのはたまたま。でも今回でリーグ戦の雰囲気に慣れたので、次は練習してきたことを出せるようにしたい。(今日見えた課題は)打って当てたり、よけられたら満足していたので、もっと手数を出して積極的に自分から攻めていきたい。(チームとしては惜敗だったが)結果は負けてしまったが、雰囲気も良かったので、もっと盛り上げていけたらと思う」


★次戦、東洋大戦は5月26日(土) 第3試合 後楽園ホールにて行われる。
(JR中央線・都営三田線 水道橋駅 徒歩5分、東京メトロ丸ノ内線・南北線 後楽園駅 徒歩10分、都営大江戸線 春日駅 徒歩10分)

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