• 真下は相手の攻撃陣をシャットアウト。終盤は足をつる場面もあったが、最後まで戦い抜いた=東京国際大学グラウンドで(石曽根和花撮影)

  • 前線のターゲットマンとしてはもちろん、豊富な運動量で守備にも貢献。副将・室町仁紀はチーム1の頑張り屋だ

  • 松村はリーグ戦今季初先発で無失点勝利に貢献した(阿部愛実撮影)

  • 荒木は今季3点目となる追加点をゲット。高校の先輩・吉岡雅和を超えられる存在となれるか(宮下響撮影)

  • エース・高橋は体を張って攻守に奮闘。先制点を奪い、こちらも今季3ゴール目を挙げた

ついに首位浮上!!早大撃破で4連勝達成!

[サッカー部]JR東日本カップ2018 第92回関東大学サッカーリーグ戦 第5節・早大戦(2018年05月07日 01時00分)

JR東日本カップ2018 第92回関東大学サッカーリーグ戦 第5節・早大戦が5月6日、東京国際大学グラウンドにて行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


【スコア】

☆駒大2−0早大

【得点者】
17分:[駒]高橋 潤哉(大塲 淳矢)
20分:[駒]荒木 駿太(真下 瑞都)

※カッコ内はアシスト

【メンバー】
GK
21 松村 優太郎[3年=長崎総科大附高]

DF
28 真下 瑞都[2年=矢板中央高]
3 星 キョーワァン[3年=矢板中央高]
2 須藤 皓生[4年=駒大高]
32 猪俣 主真[1年=三浦学苑高](→84分 5 鈴掛 涼[4年=清水桜が丘高])

MF
6 大塲 淳矢[4年=藤枝東高]
16 薬真寺 孝弥[2年=長崎総科大附高]
31 荒木 駿太[1年=長崎総科大附高]
10 中原 輝[4年=ルーテル学院高]

FW
11 室町 仁紀[4年=東京Vユース](→87分 14 坂本 和雅[4年=聖和学園高])
9 高橋 潤哉[3年=山形ユース](→90+3分 4 伊勢 渉[4年=神戸国際大付高])

【SUB】
GK 1 角井 栄太郎[4年=三浦学苑高]
MF 13 鈴木 隆作[4年=駒大高]
FW 7 安藤 翼[4年=長崎総科大附高]
FW 37 宮崎 鴻[1年=前橋育英高]


GW3連戦もいよいよ最終戦となった。相手はここまで4連勝中で首位を走っていた早大。メンバーには両ウイングに岡田優希、相馬勇紀と敏捷性の高い選手を起用してきた。これに対し駒大はマンマークを選択。真下を相馬にマーキングし、早稲田の速攻を迎え撃った。試合は前線の高橋、室町にしっかりとロングボールが入り、攻撃の起点を担う王道パターンを存分に発揮。そこにボランチの薬真寺やサイドハーフの荒木が効果的に絡んでいく。すると17分、CKのこぼれ球に反応した大塲がダイレクトでクロスを供給。これに高橋が頭で合わせて先制に成功する。その僅か3分後には、真下のクロスに荒木が頭から飛び込み、大きな追加点を得る。すると、相手はたまらず選手を交代してくるが、今の守備陣にはなんのその。リーグ戦今季初先発の松村を中心に統率された守備陣形を形成して相手に付け入る隙を与えない。2点のアドバンテージを持って前半を折り返す。

後半は互いに攻撃の形を発揮する緊迫した展開に。猛暑の中行われた試合で荒木や中原の運動量が一時落ちる時間帯もあったが、気合いで走り続けて前線からのチェイシングを怠らない。2トップの相手DFへの激しい寄せからチャンスを作るなど、攻撃陣のディフェンスでの貢献が目立った。最後は鈴掛、伊勢を投入して盤石の守備をさらに強固なものにして試合を締めた。

猛暑の中で熱く・激しく戦い抜いた獅子たちが首位チームを撃破。他会場の結果を踏まえて得失点差でついに首位へ浮上した。守備陣も要所でメンバーを入れ替えながらこれで5試合連続無失点勝利。今季の戦力の充実さを見せた。次戦は天皇杯予選決勝・東京ユナイテッドとの対戦。天皇杯本戦への出場を賭けて東京制覇に向かう。

◆秋田 浩一監督
「(リーグ戦4連勝で首位浮上となったが)まあまだ5試合なんで、まだわかりません。でも一生懸命やった結果なのでそれはいいと思う。(相手の3トップに対しての守備でサイドバックの2人がスイッチする場面もあったが)あれは真下が11番に付くように決めていた。そっちに行けと、(マーカーを)変えないで行こうという意図。(前半の2得点に関して)早くクロスボールを両方ダイレクトで入れたので、それが相手が準備ができなかったんだと思う。早くやればいいという勉強になったと思う。僕たちがいくら言っても実戦でそうなったから良かったんじゃないかと思う。(自信につながったか)そうあってほしい。(後半になっても運動量が落ちなかったが)意志の強い子や一生懸命練習する奴から使っている。頑張れない子は試合に出れないということになるので、そういうのが浸透してきたのだと思う(荒木のパフォーマンスについて)もっとできるとは思うけども、得点感覚もあるし、技術もある。運動量もあるので、いい選手の一人。吉岡(雅和/17年卒・現・V・ファーレン長崎)に比べたら技術が彼のほうがあるので楽しみ。(守備陣はメンバーを入れ替えながらここまで5試合連続で無失点試合となっているが)一生懸命体を張ったり戦ったりする奴らから使っているので、それができなければ外れてしまう。そういう面では一生懸命やってると思う。(日常から切磋琢磨できているということか)そうですね。ちゃんとやらない子はもういいよと言ってあるので(次戦に向けて)疲れがだいぶあると思うんだけど、うまく戦えるというか走れる奴から使っていきたい。ちょっとまだどうなるかわからないけど、天皇杯へ久々に出られるように頑張ります(駒大の層の厚さを感じるが)1年生が思った以上にやってくれている。それに引っ張られて2年生もやるようになってきた。3年生たちは主体的に一生懸命やっているので、今が変われる最大のチャンス。層の厚さというよりも、やり方や考え方が変わったからだと思う」

◆大塲 淳矢(法4)
「(今日の試合を振り返って)3連戦の最後ということで、みんな体などキツかったと思うが、全員でハードワーク出来て勝ち点3取れてた。それも早稲田という頑張って来る調子のいいチームに無失点で勝てたと言うのは本当にチームとして1つ成長できたのではないかなと思う。(前半、押し込まれる展開になったが)早稲田は頑張って来る中でも技術が高いかった。ただ、ボールを持たれることは自分たちとしては別に嫌ではない。そこから一個前に進んで来るパスなどが嫌だった。そこをちゃんと全員がディフェンスライン中心に集中して守れていたのから、あまりシュートまで行かれなかったりだとか、いい形で守れたのかなと思う。(リーグ戦初のCBの変更について)本当にチームとして誰が変わっても誰が出ても同じようなサッカーが出来ているなと思う。そんなにディフェンスライン、センターが変わったことに対する不安はなくて、やはりチームとして、ちゃんと相手から来たボールを跳ね返して、集中し続けるという事が本当に出来たのでいい試合だったのかなと思う。(須藤選手の起用について)須藤はもともとCBの選手なので、SBで出るよりもCBで出る方が生き生きしているというか、楽しそうにやれているのでCBの方が良いかなという監督の判断だと思う。(気温について)3連戦の最後で体がきつい中、暑い気温での試合というのは、本当に気持ちの勝負になってくると思うので、その中で全員がハードワーク出来たし、全員が勝利のために頑張れたのが勝利に繋がったのかなと思う。(1点目について)チームとして徹底して前に前にというのをやって出来るだけクロスで終わるということを意識した結果がアレだったと思う。(4試合連続無失点勝利について)本当にいつも言っている事だが、全員が頑張って全員が戦えているのがいい結果に繋がっていると思う。(天皇杯予選 東京ユナイテッドの印象について)印象というか、やはり社会人なのでうまいとは思うが、確実に自分たちの方が走れる。そういうところで勝って、気持ちの部分で勝っていければ結果は自ずとついてくると思う。(対戦したい選手は)先輩の小口さんがいるので、試合で先発で出て来てくれたら楽しい。楽しい試合になると思う。(首位に立ったことについて)まだ試合を重ねている段階なので、今首位になったりだとか、あまり気にはしていない。やはりここで慢心して落ちていくのがいつものパターンなので、ここでもう一度気を引き締めて、リーグ戦は1週間空くので、そこでもう一度チームとして作り直して勝利を目指して行けたらいいと思う。(早大戦の試合展開の想定は)やはり、相手の映像を見た段階でチームとしてすごく頑張ってくるいいチームだなということは分かっていた。「ここで取れたら本当に大きい、勝ち点3以上に大きい」という話をしていて、苦しい試合になる事も分かっていたので、気持ちの部分での勝負になる事が分かっていた。そこで勝れたのが、本当に大きかったと思う。(後半について)走るという事はチームのベース。仲間のために走ってチームとして戦うという事はこのチームのベースなので、そこを本当に突き詰められたのが、勝利の原因なのかなと思う。(次の試合に向けて一言)天皇杯は次勝ったら本選だし、プロと試合ができるいい機会なので確実に獲りに行きたいと思う。ただ、それよりもリーグ戦の方に自分たちはウェイトを重く置いているので、リーグ戦は次順大。順大はいいチームだと思うので、そこでも勝ち点3にこだわってできるようにきいたいと思う」


◆室町 仁紀(商4)
「(今日の試合を振り返って)ミーティングの時点で仲間のためにと言われていて、それが今日はみんな出来ていたと思う。3戦目で全部出ているやつもいて、すごくきつかったと思うが、そんな中でもみんな、出し切れたり、全力でチームのために走ったりとかが出来たから勝てたのかなと思います。(前節の欠場について)監督には、前日時点で行った時に、今日は入れないで早稲田のために準備しろと言われた。温存ではないがそういう感じ。(守備の意識)自分の役割というのがあって頑張れるというところをいい所として使ってもらっているので、やはりチームのために体を張ったりとかしか自分はできないので、その点でああいう風にサッカーをしている(競り合いについて)結構背が高いのも分かっていたので、想定の中にはあって、それで勝てたのでリズムが出来たしそういう意味では良かったと思っている。(早大戦の想定は)スカウティングミーティングした時点で、(駒大と)似たようなサッカーをしてくることは分かっていたので、早い展開の試合になることが分かっていた。それで自分たちのペースに持って行けたのが大きかった。(1年生2人について)猪俣は今日当日にスタメンを伝えられたので、そういう意味では急になったがすごく対応してくれて良くやったと思う。(荒木)駿太は点も取ってくれて最後までやっていて、1年生なのにすごくやっていたので両方ともいい仕事をしてくれたと思う。(気温について)監督が言っていたが、昔だったらこういう日は駒大の日だと言われていて、それで今日はそういう意味では勝てたので、昔の駒大ではないが、自分たちの日に出来たのかなと思う。(天皇杯予選 東京ユナイテッドの印象)試合などは見ていないので全然わからないが、社会人なので走り勝てば、絶対勝てるチャンスが来るので、運動量という部分で学生らしくやっていきたいと思う。(4試合無失点勝利)去年までがすごく失点が多くて、そういう意味で今年はディフェンスラインも頑張ってくれて、というのがで大きいと思うので、「守備から」というチームのコンセプトとしてはすごくいい出来かなと思う。(次の試合に向けて)連勝しているが、そこで自分たちは強いなど浮ついた気持ちにならずに謙虚に練習からしっかりやってまた勝てるように頑張りたいと思う」


◆高橋 潤哉(営3)
「(2試合ぶりのゴールとなったが、今日の自身のゴールシーンは)とにかくゴール前で相手よりも先に触ればなにかしら事故があったりする。結果的にゴールに繋がったが、そこは常に意識しているのでゴールに繋がって良かった。(3戦連続のスタメンで疲労等もあったと思うが、今日は)前節が全然動けていなかったので(笑)とにかく、相手もきついと思うので連戦は気持ちの問題。まだ若いのでそこは頑張らないといけないというのがあった。条件も良くて、相手が首位で絶対に負けられない戦いだった。そこで気持ちを強く保てて良かった。(チャレンジャー精神か)そうですね。常にそういう気持ちは持たなくてはいけないと思うが、今日は特にずっと連勝している相手だった。絶対にぶっ倒したいと思っていた。(終盤になっても運動量が落ちていなかったが)ベンチに帰った時に監督からはもっと動けと言われたが、連戦の中では自分だけではなくて、チーム全体として荒木やムロ(室町)が自分より走っていた。チーム全体が走っていたので、その中に自分がいて『やらないと』と思っていた。駒大のFWは前線からの守備も大事なので、意識して走れたように思う。(高い位置でボールをう奪う場面が多かったが、今日の自身のディフェンスに関して)昨日監督からバックパスに対してのチェイシングを速く寄せろと言われていた。下がったところでの相手のセンターバックへの寄せや、自由にさせないことを意識した。そこはなんとか奪えたし、プレスバックではボランチと挟めば奪えるチャンスも増える。(4連勝で首位に浮上したが)最終的な結果を自分たちは一番大事にしている。目の前の順位ではなくて、最後にどのように終われるかが大事。チームスローガンにも『一戦一勝』とあるように、次の順大に勝つ準備をしていきたい。(次戦は)相手はシンプルにやってくるイメージ。全然隙はあると思うし、自分たちがまとまって戦えばチャンスはあると思う。自分はFWとしてしっかり決めきったりチャンスを作り出していければ。守備は全体としてまとまっているので、そこの隙を無くして戦っていきたい」



◆真下 瑞都(政2)
「(リーグ戦4連勝で現在首位だが)早大がずっと勝っていたので、自分たちが勢いを止めるというのを意識してやっていた。(前半26分に猪俣選手とサイドの交代があったが)11番の相馬(勇紀)選手という足の速い選手がいて、監督からその選手を自分が見ろと言われた。研究をしていてイメージもしていて、11番の選手が逆サイドに行ったので、自分がそのサイドに行って止めるため。(相馬選手とマッチアップして)全日本にいて足の速い選手とわかっていたので、縦に行かせるのではなく中に行かせると思っていたが、やってみて縦に行かせても大丈夫じゃないかと思って縦に行かせて自分が1対1でクロスを上げさせないというようにやっていた。(第2節からメンバー入りをして)まだ自分はチームに絡んで間もなく経験なども少ないので、これからどんどん試合に出て経験を積んで自分たちが4年生になったときに自分の経験を下の学年の人たちに伝えられるようにしていきたい。(来週の天皇杯予選に向けて)駒大にとって天皇杯はずっと出ていなかった大会なので、自分たちが歴史を変えるというか、新たな駒大を復活させるという気持ちで頑張っていきたい」


◆荒木 駿太(市1)
「(今日の試合を振り返って) (自分が)1点取れたということは良かったが、最後ばててしまった。まだまだ体力が足りないので、しっかり走りこんでいきたいなと思う。(2点目のゴールについて) (真下)先輩は「適当にクロスを上げた」と言っていたが、自分の前に2人ディフェンスがいて、その2人が後ろにいる自分のことを見ていなかったので、1回バウンドしたときにボールが流れてくるかなと思い一応行ったら本当にボールが来た。そのとき冷静にヘディングで流し込めたので良かったなと思った。(今日の試合でリーグ戦4連勝だが)4連勝ということだが、この3連戦で勝ったということが駒大にとってとても大きいことだと思うので、これを過信せずに1週間空くが次の順天戦に向けてしっかりと調整していって、次も勝ちたいなと思う。(次戦について)天皇杯予選は今のところ登録されていないので出るかどうかはわからないが、出ることが出来たら頑張りたいなと思う」


なお、次戦は東京都サッカートーナメント決勝・東京ユナイテッドFC戦。5月12日に14:00から味の素フィールド西が丘にて行われる。

◆味の素フィールド西が丘
・都営地下鉄三田線「本蓮沼」駅より徒歩10分
・JR「十条」駅より徒歩20分
・JR「赤羽」駅西口より「池袋」行、「日大病院」行バス乗車、「国立西が丘競技場北門」下車、徒歩5分、または「トンネル経由 赤羽車庫」行、「王子駅」行乗車、「国立西が丘競技場」下車、徒歩3分

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