• 応援も味方につけつつチームで勝ちたいと語った田村(元井可奈子撮影)

  • 次戦でしっかり調子を整えて集中していきたいと意気込む日野

【男子】日野・田村ペア強風で力を発揮できず...春関敗退

[硬式テニス部](2018年05月05日 12時38分)

平成30年度関東学生テニストーナメント大会本戦の3回戦が5月4日、根岸テニスガーデンで行われた。結果は以下の通り。

<男子ダブルス3回戦>
●日野勇人・田村迅 0(2−6、4−6)2 ○加藤彰馬・吉田慎(亜大)


【日野・田村】
強い風が吹く中行われた3回戦。相手は春の新進トーナメントで優勝を収めた強豪ペアだったが、日野・田村も去年の春関ではベスト4。実力で劣らない相手に対して2回戦までの勢いそのままに立ち向かった。
しかし、ファーストセットからネット側に落としてくる相手に対して後手を踏んでしまう場面が散見された。序盤こそ飛び出した相手の裏を突くショットで応戦するが、思うようなゲームを作れず。風の影響もあってかミスを連発し、このゲームを落としてしまう。
セカンドセットも依然として相手ペースに。チームの応援も味方につけて一時はゲームカウント4−5まで詰めるが、最後は相手の堅実なプレーに屈した。


◆江口淳一総監督
「(今日の総評は)風も強い中、自分たちの流れに持っていくことができなかった。風が相手に有利に働いたところがあって、競っているところで取りきれなかったのがもったいなかった。弱い相手ではなかったが、思ったより試合になっていた。コンディションが良ければいけない相手ではないというところは実感した。そこを改善してインカレまでに修正できたらと思う。(前での勝負になった時に力負けをしてしまったが)昨日はアドレナリンが出ていて前に詰めてガツガツいけたんだけど、今日はアドレナリンが出る前に凡ミスをしてしまって意気消沈してしまった。もうちょっとプレーに入っていければいいところが出たと思う。風のせいにはしたくないが、そこもあったなと。(今後どのように修正していきたいか)前の大会で日野・田村ペアを崩していて、2人ともあまり勝ち上がれなかった。戻したら2回戦は勝てる。去年はベスト4になっているので、2人で組めばある程度の力は出せる。駒大を引っ張っていく2人だから。関東はレベルが高いので、インカレの方が最初はレベルが低いと思う。インカレの本戦にいってどこまでいけるかが重要だと思うので、そこに向かって取り組むだけ。ペアを戻してこれから夏、リーグまでやっていくと思うのでまたステップアップできるように準備していきます」


◆田村迅(経3)
「(今日の試合は風が影響したが)縦の風だったので、ちょっとやりにくい部分はあった。そこを上手く利用していかなきゃいけなかった。逆に相手の方が風を上手く利用してこられた形だった。(第1セットに関しては)勢いも悪くなくて、あと1ポイントでゲームポイントという場面が多かった。一本一本をイージーミスや相手のナイスプレーで取られてしまうことが多かったので、そこでしっかり(流れを)切りたかった。(前での戦いでの力負けが多かったが)相手は前衛のプレーは好きなプレー。自分たちはそれを上手く抜いていく形が好き。こっちはちょっとロブやスピンロブで決める場面が多かったが、あっちのプレーにやられたという感じ。(新進トーナメントでは一度日野とのペアを崩して、今大会は戻したが)去年も組んでいるし、一回崩しただけなので別に調子が悪いというのはなかった。もっと強い人と経験をして学んでいく部分というのは今大会を通して大事だと思った。(今後の修正点は)コンソレーションは8ゲームで3セットじゃないので、出だしの3ゲームくらいは勢いで取りたい。のちのゲームはその勢いに乗って、応援も味方につけつつチームで勝ちたい」


◆日野勇人(営3)
「(今日の調子は)風も強くて、そんなに良くはなかった。良くないなりに頑張ったが、相手の方が風をうまく利用できていて、賢くプレーしていた。風に負けたというより、相手の方が賢かった。(風も敗因に)自分の実力不足もあった。勝てるチャンスはあったが、要所どころで相手の風の使い方がうまかった。(プレー中に苛立ちが見えたが)ブレイクできるチャンスがあったにも関わらず、自分がミスしてしまって、しかもそれが一番やってはいけないリターンミスだった。そこが入っていたら10ポイント勝負のファイナルで、勝てるチャンスがあったと思う。(試合を振り返って)今回は相手の方が強くて、賢かった。勝てない試合ではなかったが、自分がまだ未熟だったと思う。(次に向けて)インカレに向けてのコンソレがあるので、連戦の疲れをトレーナーさんにケアして貰って、早く寝て食べて万全の体制で挑みたい。(課題は)今日はサーブのトスが乱れたので、自分の確率が悪くてキープできずにブレイクされたことが多かった。次からは何が何でもファースト集中して入れていきたい。あと、リターンミスしないように練習していきたい」

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