• 2年連続で学長賞を受賞した沖島輝=駒澤大学で(田上佳雅撮影)

  • 部員に胴上げされる沖島翼

  • プロボクサーへの道を歩む南出

  • 約1年間主務として部を支えてきた神間

~東京五輪を目指して、公務員へ、プロの道へ~それぞれの道へ進む卒業生たちの金言

[ボクシング部]平成29年度 駒澤大学 学位記授与式(卒業式)(2018年03月25日 03時17分)

 今年の駒澤大学ボクシング部から、8人が新たなステージへ歩みを進めることとなった。主将を務めた沖島輝(経4)は学長賞を2年連続で獲得し、その双子の兄、沖島翼(法4)と共に小学校時代からボクシングを続けてきた。ここで輝選手は東京五輪へ、翼選手はボクシングとは一区切りをつけ、新たな道へ進む。リーグ戦のバンタム級で絶対的な強さを誇った南出仁(商4)はプロ入りをし、現役世界チャンピオンを擁するジムで世界チャンピオンへの道に駒を進める。国体ウェルター級3位の牧野拓矢(政4)は警視庁への採用が決まった。
 前主将・沖島輝の発言にもあるように、リーグ戦でこの代が重ねてきた勝ち星は多い。今年のリーグ戦まであと2ヶ月を切った中で、新戦力が加入したチームがどれだけ一丸となって勝ち星を上げることができるか。「気持ちが試合の結果の8割を決める」(牧野)、「人それぞれに強み、弱みはあるが、続けることで見えてくるものがある」(坂本)、「本当にリーグ戦を応援している。頑張ってほしい」(神間、ほか卒業生一同)
 
 卒業生が新たなステージへ進むように、駒大ボクシング部もまた、新体制という新たなステージへの船出が始まった。

◆沖島輝(経済学部経済学科卒業)
ーこの4年間を振り返って
「辛いことの方が多かったですけど、あっという間だった」
ー4年間で一番印象に残っている試合は
「やっぱり全日本優勝した時ですね」
ーチャンピオンになれたという点で?
「そうですね」
ー学長賞の受賞に関しては
「全日本、国体と手術で出場できていなかったので、本当は絶対優勝して貰いたかったですけど、貰えたということで次は全日本優勝できるように頑張りたいです」
ー今後は
「試合に出ながら、また継続して駒澤で練習していきたいです」
ー今年のリーグ戦、故障の中全試合への出場をしたというのは
「最後のリーグ戦ですし、駒澤に貢献できるのも最後だったので。でも医者の先生にも注射を打ってもらった中での試合だったので、思っていたよりはできたかなと思います」
ー5月のリーグ戦に向けて
「駒澤は4年生がたくさん出ていた学校でもあるので、これから後輩たちがどれだけ頑張れるか、が勝負になってくると思う。皆が1勝1勝勝ち取れるようにしっかり練習してほしいです」
ー駒澤に入って良かったと思うのは
「1年生の時に高校チャンピオンとして入ってきて、今年したのと同じ肘の手術をして、1年間全然勝てない時期があった。そういう中でも監督・コーチ、仲間が支えてくれて2年生からまた勝てるようになったので、今でも思うのは、駒澤じゃなかったらチャンピオンになれなかったということ。駒澤に入ってきて良かったです」
ー後輩たちに向けて
「素直に言うことを聞いて、それを我慢強く続けることが強さだと思うので、勝ち負けも確かに大事だし、結果が全てだと思うが、結果を出すためには、というところにおいて我慢するのが大事だと思うので、そこを耐え抜いてほしいですね」

◆南出仁(経済学部商学科卒業)
ーこの4年間を振り返って
「4年間は早かったです」
ー印象に残っている試合は
「やっぱり一番最後の試合。自分が成長してきて、強くなった自分で戦うことができたので一番印象に残っている。負けた試合ではあったが。今までの自分の力を出し切れたというか、『ここまで強くなったんだ』と実感できました」
ー『2位』というのが大きな大会で何度もあったが
「高校、大学と2位ばっかりだったからこそ、やっと優勝できなかった差に気づけたと自分は思っているので、これを次のステージで生かすことができればと思います」
ー次のステージとは
「プロの世界。プロボクサー。大学での経験が生きると思っているので、頑張りたい。世界チャンピオンの岩佐亮佑さんが所属しているセレスボクシングジムの会長からスカウトしていただいた。4月にプロテストがある。世界チャンピオンになるために、千葉でお世話になります」
ー新入生の印象は
「自分が1年生の時よりも実力があると思うので、後輩たちには期待しているし、期待できる後輩たちだと思っています」
ーリーグ戦については
「自分たちが経験したように厳しい戦いになると思うんですけど、自分たちの代よりも、もっともっと順位を上げて、上を目指してやってほしいと思います」
ー駒澤に入って良かったと思ったことは
「他の大学に入ったからといってどうなったかは分からないじゃないですか?でも、ここまで成長できたのは絶対に他の大学ではなかったことだと思うし、そう思えるくらい成長できた。監督、コーチ、駒澤大学の関係者に成長させていただきました」
ー後輩たちへ
「大学が全てじゃない。けど、大学の経験というのはこれからに生きると思うし、今ここでどんどん実力をつけてもらいたいですね。ボクシング以外でも色々なことを経験して、成長してもらいたいです」

◆牧野拓矢(法学部政治学科卒業)
ー今日を迎えて
「後輩たちが次に向けて合宿をしていた時に、次の世代に向けて頑張るという意気込みを語ってくれて、僕も感動したし、自分も駒澤大学のボクシング部に向けてできることをやっていきたいと思いました。審判の資格を取ったので、また駒澤のボクシング部に貢献できたらいいなと思います」
ー就職先について
「警視庁です」
ー新入生の印象は
「出身の高校の後輩がいる。そいつには特に期待してます」
ー駒大ボクシング部ならでは得られたものとは
「小山田監督、林田コーチの熱血な指導、だけでなく人間性の面でも成長させていただいたこと。そういうところで駒澤大学に入って良かったなと思います」
ー後輩たちへ
「頑張ってほしい。本当に頑張ってほしい」
ーリーグ戦に向けては
「気持ちが8割。気持ちで負けるな」

◆坂本拓舞(文学部歴史学科卒業)
ー卒業式を迎えて
「無事に卒業できて、もう安堵しかない。歴史学科で周りの学生は皆アタマが良くて、それに対して自分は何も分からない状態で入学してきたので。本当に分からなくて卒業論文も友達や教授のおかげで完成させることができた。感謝しかないです」
ーリーグ戦に関して
「ボクシングの聖地である後楽園ホールで試合ができて本当に良かったし、みんなの支えがあったからこそ試合ができているんだなと思った。後悔はなく、もう本当に良い感情しかない。監督・コーチのおかげでボクシングだけではない、人間的な面でも成長できました」
ー駒大に入って良かったと思うことは
「色々な人がサポートを通じて、人間的に成長することができ、有意義な時間を過ごせたことです」
ー後輩たちへ
「人それぞれ強み、弱みがあると思うが、続けることが大切だと思う。目標はおのおのあると思うので、その中であきらめずに4年間取り組み、卒業する時にやって見えてくるものがあるんじゃないかと思う。頑張っていただきたいと思います」

◆楯一基(文学部国文学科卒業)
ー4年間で印象に残っているのは
「自分たちが最高学年になったリーグ戦。リーグ戦に自分は出場していないが、チーム一丸となって団結していたということで印象に残っている。あの盛り上がりは鳥肌ものだった」
ー後輩たちへ
「リーグ戦は応援に行くので、頑張ってください」

◆神間裕介(グローバルメディア学科卒業)
ーこの4年間を振り返って
「過ぎていくのが早かったように思う。続けてきて良かった。いろいろな人に出会い、様々な経験を通して、自分も成長できました」
ー続けられた原動力は
「同期の助けがあったからですね」
ー3年から務めた主務については
「やったことが無いものが多くてすごい大変でしたけど、それも一つの勉強になった。後輩たちにお礼を言われたことでやりがいも感じました」
ー後輩へ
「もう本当にリーグ戦を応援しているので、頑張ってほしいです」

他に、齊藤陽二選手(経営学部経営学科卒業)が卒業後も角海老宝石ボクシングジムにて競技生活を続けます。

卒業生の今後のますますのご活躍をお祈り申し上げます。駒大スポーツの取材にもご協力いただき、4年間ありがとうございました。

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