• 10000m初出場となった中村=慶應義塾大学日吉陸上競技場で(元井可奈子撮影)

  • 自己ベストを更新した白頭(奥田葉月撮影)

  • レース後 悔しさをにじませた板橋

中村大成1万mデビュー…駒大勢納得のいくレースならず

[陸上競技部](2017年11月25日 19時21分)

平成29年10000m記録挑戦競技会が11月25日、慶応義塾大学日吉陸上競技場にて行われた。結果は以下の通り(上位3名までと駒大のみ)。


<10組>
1着 竹下 凱 (帝京大)29:09.66
2着 長谷川 柊 (専大)29:10.15
3着 大石 巧 (城西大)29:11.03
5着 中村 大成 (法2)29:12.12★

<12組>
1着 大山 憲明 (創価大)29:02.08
2着 宮尾 佳輔 (専大)29:05.82
3着 横井 裕仁 (帝京大)29:09.65
10着 白頭 徹也(市3)29:19.62☆
29着 板橋 賢吾(市4)30:00.89

※☆は自己ベスト、★は大学初10000m

10組には10000m初挑戦となる中村大成が出場。
同組では転倒者が出るなどの波乱もあったが、中村は終始落ち着いてレースを進めた。
帝京大らが第1集団を引っ張り、7200m過ぎでは中村も先頭に立ってペースをあげる。ラストはしっかりスパートをかけ、29:12.12でまとめた。

12組には板橋と白頭が出場。
ともに縦長の大きな集団の中ほどについていたが、6400mあたりから板橋が離脱。大きく後退し、ペースをあげられず。白頭は粘り強く先頭集団でレースを進めるも、創価大らが抜け出して集団が解体すると、その背を追う形に。猛然とラストスパートをかけるも、トップ集団には差をつけられ29:19.62でフィニッシュした。

◆藤田敦史コーチ
「(今日のレースをご覧になって)中村にしても、白頭にしても最後の勝負の部分で置いて行かれてしまっている部分があるので、そこがやはり課題かなと思う。スタート前に、もちろん記録もだが勝負というところを意識させてスタートさせているので、その中で勝負に加わることができなかった部分というのは反省しなければいけない点かなと思う。白頭も中村も記録的にはまずまずかなと思うが、条件が良い中でみんな走っているので、そういう時が勝負だと思う。その部分で言うともう一歩かなというところ。彼らにはこの後12月10日に箱根駅伝のエントリーの選考があるので、そこに名乗りをあげられるようなアピールをしなさいという風に送り出したが、決定的なアピールになったかというと、もう少しだったかなと思う。(チーム全体の雰囲気は)上尾では片西は走って当たり前だが、伊勢が2番目に来たことでチームの中でも大分層が厚くなってきたなという雰囲気と、後はやはり全日本、上尾と良い結果が出たので俺たちでもやれるという雰囲気が出てきつつある。その中で今回挑戦会に出た3名に関しても、自分たちも名乗りをあげるという形を期待していた。白頭と中村に関しては最低限の走りはしてくれたとは思うが、アピールという部分で言うと、少し弱かったかなと思う。(上尾後、監督から往路優勝を狙いたいと言葉があったが)うちの大学はそこまで選手層が厚いわけではないので、大事なのは前でレースを進めさせるというところ。そういった意味である程度往路に主力を注ぎ込んで前でレースを進めるということをやっていかなければならない。そういった意味では往路優勝というのも目標になる。(箱根へ向けて課題は)今うちのチームが他のチームと戦おうと思ったら、今ある戦力をそのままそっくり、額面通りの走りをさせないといけない。それでようやく他の大学と対等に戦える力になるのかなと思うので、体調面を含めてこれから1ヶ月しっかり作り込んでいかないといけないなという思いがある。逆に言えば、今いる戦力をしっかり走らせてあげることができれば戦えるなという感覚がすごくあるので、その部分をしっかりやっていきたい」

◆板橋賢吾
「(今日は)2週間前に世田谷ハーフを走り、その疲労をうまくとれなかった部分があって、調整の段階でもあまり良い状態ではなく不安があった。4年目の最後、やってやろうという気持ちがあったが、前半で結構きつく、後半もズルズルいってしまい情けないレースだった。(レースプランは)前半は後ろのほうについていって、後半集団を利用して上げていくというプランだった。(走ってみて)集団の中で余裕が持てず、そのままあげることができずにペースを落としていってしまう形になった。(世田谷を終えて意識していたことは)世田谷の結果も全然良くなく、その後の上尾を走った人たちが良い記録を出し、このままでは自分は箱根は厳しいなと思っていたし、チームとして良い流れできているので、ここで良い流れを止めてはいけないという気持ちだった。何かを変えていくというよりは今までやってきたことを出すということと、疲労を抜くことを第一に考えたが、抜ききれなかった。(今後は)4年目で本当に残された最後のレースだったが、結果を出せなかった。後1ヶ月で箱根なので新しいことをやるというよりは、今までやってきたことをしっかり継続して、最後チームで総合優勝に向かって自分にやれることを頑張っていきたい」


◆白頭徹也
「(今日の調子は)世田谷ハーフから良い調子で、最低29分30秒を切るという目標があり、それを達成することはできたが、同じ条件下で中村の11秒というタイムに負けてしまい情けないという気持ち。(レースプランは)前で粘って出して行くという感じ。(実際は)最初から中盤にいて、前が割れる度に前に行かなければならず、レースの運び方がうまくなかった。(世田谷ハーフを終えて意識したことは)後輩、同期が上尾ハーフで良いタイムを出しているのを見て自分もメンバー入りのためにアピールしなければならなかったが、決定づける走りができなかった。これからの練習次第だと感じた。(チームの雰囲気は)ここ最近のハーフで調子が良いため、自分たちぐらいの力の人がどれだけ頑張れるかがこれから勝負になると思う。(箱根に向けて)チーム内のメンバー争いが熾烈なため、一回ごとの練習を外さずにしっかり準備していきたい」

◆中村大成
「(初の10000mは)思ったより良い流れに乗って走れた。初10000mにしては良いと思ったが、うまくタイムが伸びながった。(レースプランは)5000mまで余裕持って集団の流れに乗ってラスト2kmで集団から出ようと思ったが、ペースが遅かった。3000mから前に出たものの、あまり上がらず。(世田谷ハーフを踏まえて)スタミナの無さが出てしまったレースだったため、後半をまとめるか、あげるレースをしようと心がけていた。(2年生の雰囲気は)特に合宿をしっかりやりきった山下一貴(市2)と中村大聖(政2)からすごく影響を受けて、自分もやってやろうという気持ちで今回走り、ある程度の結果には繋がった。良い刺激にはなっていると思う。(箱根へ)メンバー入りできるかはまだわからないが、20km走れる身体をこれから1ヶ月で作っていきたい」

※掲載が遅れましたこと、お詫び申し上げます。

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