• 日本人トップでゴールした片西=埼玉県上尾市で(奥野凌河撮影)

  • 快走を見せ日本人2位入賞を果たした伊勢(石曽根和花撮影)

  • 惜しくも9位となった下

  • 復帰レースとなった主将の高本

  • 初ハーフで63分台を記録した小原

片西、伊勢が日本人1位、2位入賞!…駒大勢の好記録光る

[陸上競技部](2017年11月19日 19時01分)

第30回記念2017上尾シティマラソンが11月19日に、上尾運動公園陸上競技場を発着点とした折り返しコースで行われた。結果は以下の通り(上位3名と駒大のみ)。


【ハーフマラソン大学生男子】
1位 サイモン・カリウキ(日本薬科大)1:01.25
2位 パトリック・マゼンゲ・ワンブイ(日大)1:01.37
3位 片西 景(地3)1:03.00
4位 伊勢 翔吾(経3)1:03.10☆
9位 下 史典(経3)1:03.19
21位 高本 真樹(経4)1:03.44
22位 堀合 大輔(国3)1:03.53
23位 小原 拓未(政1)1:03.55★
29位 物江 雄利(地3)1:04.03☆
35位 加藤 淳(経1)1:04.16★
38位 吉村 晃世(法1)1:04.26★
62位 佐々木 聖和(営2)1:05.00☆
139位 若林 大輝(商1)1:06.29★
214位 伊東 颯汰(営1)1:08.20★

※☆は自己ベスト、★は大学初ハーフマラソン


アップダウンが少なく、比較的走りやすいコースとされる上尾シティハーフマラソン。
今年は向かい風の強い中、1位、2位の外国人選手が抜け出し、日本人先頭集団はスローペースで慎重にレースを進めた。
終盤まで大きな動きはなかったものの、15kmを過ぎたあたりで下が仕掛け、先頭集団が解体。
対応できなかった選手が後退する中、駒大勢が存在感を放つ。
片西が日本人トップに立つと、同じく3年生の下、伊勢や東海大の選手らが食らいつく。
そのままの勢いで逃げ切った片西は駒大勢トップの3位でフィニッシュ。東海大とのラストスパート勝負を制した伊勢が続き、駒大が日本人ワンツーフィニッシュを果たす結果に。両選手は日本人上位2人に与えられる第13回ユナイテッド航空NYCハーフマラソンの出場権を手にした。
やや離れて下が9位でゴールし、後続では物江、佐々木が自己ベストを更新。高本、堀合、小原が63分台を記録した。若林、伊東が苦戦したものの、加藤、吉村は初めてのハーフマラソンながら64分台でまとめるなど、チーム全体が上々の結果を残した。



◆大八木弘明監督
「(3位、4位に片西選手、伊勢選手が入賞したが)外国人選手にもう少し積極的についていっても良かったかなとも思うが、向かい風が強かったので少し自重してスローペースの集団でみんな行ったのかなという感じがする。しかし日本人トップになったので何とか自分の成績は確保したのかなという感じ。(高本選手は復帰レースとなったが)最後の3キロくらいをもう少ししっかり走って欲しかったなという感じはする。(1年生は初ハーフだったが)小原が良かった。加藤や吉村などはやはりもう少し練習しないとスタミナ的に足りないなという感じはする。伊東と若林はまだまだ。もう少ししっかり練習していかなければなかなか難しいところがある。(合宿組の調子は)まあまあいい。山下、中村、工藤などがやっている。3人はまたもう一度大島に行くので、そのあたりと今回走ったメンバーでしっかり合宿をしてくる。(箱根へ向けて)やはり総合3位以内には入りたいという思いと、往路を優勝したいという思いがある。それに向けてきちっと調整していきたい」


◆高本真樹
「(今日は)風の影響で前半があまり速いペースではなかったので、先頭集団に位置することができた。しかし、15kmの変化があった時に余裕があったが身体が動かなかったというのがあって、そこで対応できなかったのが自分の中で力不足だと感じた。(上尾ハーフに向けて取り組んできたことは)箱根駅伝に向けてアピールする最後の機会ということが前々から分かっていたので、全日本に出られないと分かってからは上尾一本に集中して練習に取り組んできた。しかし、結果としては悔しい。(意識した相手は)周囲が上がらない中でも東海大が集団を引っ張っていたので、走っている途中は意識した。最後の局面では東洋大が上がってきて、東海、東洋は走っていても見えたので、『負けたくないな』と走った。(チームの雰囲気は)やはり3年生が力をつけてきているので、その3年生にどれだけ4年生、2年生、1年生が乗っかっていけるかだと思う。そういう意味では3年生はチームのためにやってくれているので、それに他の学年が乗っかっていけばおもしろいのではないかと思う。(監督の笑顔も見られたが、チームとしても今回の結果は良かったか)片西は日本人トップでさすがだなと思ったし、全日本で走れなかった伊勢が日本人2位ということでそこは大きな収穫だと思った。あとは自分を含めた中間層がもう少し走れれば最高だったと思うが、1年生も64分台でまとめていたので、全体として大島合宿で走り込めば箱根の距離も対応できると思う。(主将として箱根に向けて)出雲、全日本と悔しい結果は続いているが、全日本では戦えるなという印象を受けたので、しっかり自分たちは自分たちらしく合宿で距離を積んで、自分たちのペースで箱根に向かってやっていき、箱根でも優勝争いをして、3位以内に入りたい」


◆片西景
「(今日は)2週間前に全日本があって、少し疲れはあるなと感じていたが、チームとして上尾に力を入れていることもあり、チーム内でも負けられないなと思っていた。(全日本を終えてからは)2週間しかなかったので、できるだけ疲労を抜いて調整をしていくようにした。(レースプランは)スタート前に監督からは「風が強かったりするからタイムよりも順位だ」と言われていたので、無駄な動きをせず、後半勝負できるようにしようと考えていた。(レース展開は)あまり前に出る人がいなくて、スローだった。終盤まで集団の人数が多かったので、もう少し誰かが出れていたら良かったのではないかと思う。(3位、NYCマラソン出場という結果について)4位の伊勢と一緒に行けることはチームとしても良いことであり、自分たちの学年が来年しっかり戦うためにもいい材料だと思う。(チーム状況は)出雲はあまり良くなかったが、全日本で良くなってきているので、いい流れで箱根を迎えられると思う。(箱根駅伝に向けて)去年よりも主要区間を任されると思うので、自分のところでいい仕事ができるようにする。(NYCマラソンについては)いい経験になると思うので、伊勢と学べることを学んできたい」


◆伊勢翔吾
「(今日の調子は) 全日本10日前に胃腸炎になって、そこから練習できない部分もあったが、治ってからは順調に練習できたので今回のレースは自信をもって走れた。(レースプランは)集団の中で粘ってラスト勝負時で対応し、表彰台にのることを目標にしていた。(片西、下と争っていたが)片西と下が結果を出してきた中で自分は少しおいてかれた部分があったので悔しい思いをしていた。この二人になんとか食らいついて勝ってやろうと思っていた。(出雲で5000mベスト、この大会でもハーフマラソンベストを更新したが)自分としてはトラックで走れればハーフでも走れる自信があったので、出雲の記録会で自己ベストを更新できてこの調子ならハーフも走れると考えていた。(日本人1、2位でNYCマラソンの出場権を獲得したが)海外レースは初めてなので楽しみつつも自分らしい走りをしたい。(箱根に向けて)去年9位という結果でとても悔しい思いをした。今年は自分たち3年生の代で強い駒大を立て直す思いで1年間やってきたので、箱根駅伝では自分が区間賞の走りをしてチームにいい流れをもっていきたい」


◆小原拓未
「(今日の調子は)調整の段階から調子が上がってきていて、前日の刺激でも身体が動いていた。調子が良かったので自信を持ってスタートラインに立った。(初ハーフだったが)15km過ぎまでは先頭集団で落ち着いていけたが、それから下さんが仕掛けた時に足がきつくて反応できず、先頭集団から離れてしまった。そこからズルズル後ろに後退してゴールということだったので、15kmからのスタミナであったり、脚力の強化をしっかりあと1カ月合宿などでやっていきたい。(出雲以降取り組んできた課題は)単独走ができないということが出雲で改めて分かったので、ペース走でも自分から引っ張りますと言ったり、ジョグも1人でやったりするというふうにしてきた。(意識していた選手は)同じ大学では伊勢さん、堀合さん。同じ練習をしていた先輩を意識していた。他大では、高校の同期が東洋大にいるのでその人を意識していた。(箱根に向けて)今回の結果で必ず箱根を走れるという保証はないので、ここから1ヶ月合宿も入ってくるが、まず今日の疲労をしっかり抜いてまた一から監督にアピールし、箱根でしっかり上位で走れるようにまたこれからやっていきたいと思う」

発行冊子最新号一覧背景(左)

陸上競技部の前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)
発行冊子最新号一覧背景(左)

前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)
発行冊子最新号一覧背景(左)

この記事を読んでいる人は、こんな記事も読んでいます

発行冊子最新号一覧背景(右)