• 川原は勝ち越し犠飛を含む2打点の大活躍=朝霞中央公園野球場で(富岡亮弥撮影)

  • 田中は先制のタイムリーを放つ

  • 失点はしたものの、今季最高のピッチングで試合を作った小林

  • 最後は渡邉が締め試合終了。見事2部残留を勝ち取った

決めたぞ!2部残留!! 投打が噛み合い逆転勝利!

[準硬式野球部]東都大学準硬式野球秋季リーグ2部3部入替戦対帝大3回戦(2017年11月16日 13時01分)

東都大学準硬式野球秋季リーグ2部3部入替戦対帝京大1回戦が11月15日、朝霞中央公園野球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


駒 大 101 100 100=4
帝京大 000 030 000=3

      打安点
(3)岩 崎 420
(9)長谷川 311
(8)山 下 510
(2)田 中 411
(D)中川賢 210
 H伊 藤 100
 R奥 山 
(7)川 原 202
7H谷 口 100 
(4)山 名 400
(5)西 原 410 
(6)浅 井 300
    計 3674
二塁打:田中(1回)、長谷川(4回)、中川賢(5回)

      回  打安責 奪三振 四死球
 小 林  5  2373  5   2
◯渡 邉  4  1310  2   0

 試合は初回にいきなり動いた。先頭の岩崎文哉(営2)が左前安打で出塁し、犠打などで2死2塁の好機を作る。すると、4番の田中辰郎(商3)が右中間への適時二塁打を放ち、先制する。打線はその後も得点を重ね、5回表終了時に3-0と試合を優位に進めた。
 先発の小林正人(法3)は、リーグ戦の課題であった立ち上がりを単打と四死球を出しながらも、0点に抑え最高のスタートを切る。5回に集中打を浴び同点とされるも、臆せず押していく自慢の投球術で試合を作った。試合が再度動いたのが7回。田中が敵失で出塁すると、敵失と犠打で1死3塁の好機ができる。ここで、川原拓也(経3)が右翼へ飛球を放ち、これが値千金の勝ち越し犠飛となった。
 その後、6回から小林に代わった渡邉直輝(市3)が、相手打線を引き寄せない投球で4イニングスを完璧に抑え、試合終了。駒澤大学は、見事2部残留を決めた。

◆中川 賢人学生監督(現3)
「(結果として2部残留という形でシーズンを終えたが)まずは安心した。2部に残留することは最低限の目標だったので、しっかり勝てて良かった。(試合前にはどんな話をチームにしたか)前回サヨナラ勝ちで良い形で試合に臨めていけるので、その勢いのままいこう!という話をした。(今日の試合で印象的だったのは4回の4人連続バントで得点をしたところだったが)今日は采配的にバントを多く使っていった。結構バントでつながったので多くなったが、いつものようにバントの失敗で流れが途切れることがなかったのが、凄く自分たちの野球ができたのかなと思う。(先発の小林選手については)緊張していたと思うが、しっかり試合を作ってくれてよかった。(ピンチ時にはどういう声かけをしたか)3点を取っているということもあってあまり守りに行き過ぎないように、というのと打たれても同点だから、あまり何かを変えることなく強気でいこう、という話をした。(投打で3年生の活躍が目立った)そうですね。最後くらいは3年生が決めたかったので、3年生を多めに起用したし、その分気持ちが強く入っていたと思う。最後に結果を残して気持ちを見せてくれてよかった。(これからのチームに期待することは)今の代が残したのは2部に残留したということだけではなくて、どうしたら1部に上がれるのかというのが、秋のリーグ戦の戦いの中にヒントとして落ちていたので、1,2年生でそれを考えて次の春、頑張ってほしい。それで1,2年生が活躍してくれたら、自分たちも何か残せたのかなと思えるので、春から頑張ってほしい。」

◆山下 翔主将(経3)
「(今日の試合を振り返って)高校でもキャプテンをやらせてもらっていたが、ダントツで今日の試合が一番緊張した。(負けたら3部に落ちてしまうからか)そうですね。高校の時は自分たちの代が負けたらそこで終わりという感じだったが、今日は本当に負けたら下の代に迷惑をかけてしまうので、そこがかなり大きなプレッシャーになった。(試合ではいつも言っていた先制点を挙げて良いスタートが切れた)やっと、ずっとリーグ戦で言ってきた先制をする、という形が今日できて、チームの集大成になったのかなと思う。(5回同点にされた後でも粘って逆転をしたが)5回は自分たちのミスで取られていて、それさえなければ点数は取られなかった。とりあえず切り替えて次の1点を取りに行こうという気持ちでいた。逆転されなかったことがナイスピッチだったと思う。(今日の試合では投打で3年生の活躍が目立った)やっぱり柱になっているのは3年生。3番4番、キャッチャーピッチャー…決勝点も打ちましたし、最後の最後で3年生が活躍してくれてよかった。(チームには試合前どんな話をしたか)気楽にいこうという話をした。それが自分たちの形なので。」

◆小林 正人(法3)
「(今日の試合を振り返って)本当に2部に残れてよかった。ほっとしてます。(先発だったが緊張は)ものすごい緊張していました。立ち上がりは特に体がガチガチで固まっていて、思っていたような球は投げられなかったが、守備に助けられて0点で切り抜けられてよかった。(4回5回のピンチについて)ああいうピンチは絶対に来るものだと思っていて、4回は守備に助けられた。5回は点を取られちゃいましたね…(ピンチの時、中川選手から何か言われたか)3点差あったので思い切っていけ、ということ。(投球の中で意識したこと)やっぱり試合が終わった後、後悔したくなかったので、しっかり腕を振っていこうという意識で投げた。」


☆この試合をもって、3年生は引退となります。3年生全員の引退コメントにつきましては、後日掲載させていただきます。お楽しみに!

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