「最後まであきらめない」プレーで攻め続けるも、惜敗で連勝ストップ
[男子バスケットボール部](2017年09月25日 09時07分)
第93回関東大学バスケットボールリーグ戦が9月24日、日本体育大学世田谷キャンパスで行われた。結果は以下の通り。
●駒大 83-93 立教大○
(1P 15-23)
(2P 19-25)
(3P 14-21)
(4P 35-24)
【スターティングメンバー】
PG 前田祥太 (営4)
PF 渡邉健太 (経4)
F 石井峻平 (G4)
F 針生信洋 (営3)
PG 大髙祐哉 (営2)
【スタッツリーダー】
得点 前田祥太 18
針生信洋 17
リバウンド 針生信洋 12
大髙祐哉 9
第1ピリオド。シュートを多く放ったが、リングに嫌われなかなか得点につながらない。ここでまず、8点差をつけられてしまう。第2ピリオド、駒大もシュートが決まり始めてくる。しかし、立教大・武田の3Pが次々と決まり、第2ピリオド終了の時点で20点以上のリードを許してしまう。第3ピリオドになっても相手の勢いはやまないが、決して食い下がることなく攻め続けた。第4ピリオドから反撃開始。針生を中心にインサイドから確実に点を重ねていく。中盤、針生が5ファウルで退場。ここで勝機を絶たれたかのように思われたが、「最後まであきらめたくない」という大髙の気持ちがプレーと合わさり、点差は徐々に詰まっていく。20点以上の差を一気に1桁まで詰めることができたが、前半に許したリードが痛手となり、最後まで追いつくことができないまま試合終了。
◆斎藤崇人コーチ
「(今日の総評)流れを掴みきれなかったのは悔しいところ。負けたことに変わりはないが、選手の攻める気持ち、ディフェンスでもアグレッシブな守りを積極的にしてくれたので、今回は次に繋がる試合になったと思う。(選手交代が多かったが、そのタイミングは)リーグ戦は長い試合になるので、主力のメンバーが戦い続けるのではなく、サポートメンバー入れながら戦うことがポイントになってくると思う。そういった面でも今はリーグ戦の真ん中あたりで、選手の表情を見ながら疲れなどを考えてきめたので、(選手交代が)多くなってきたのだと思う。(対戦相手の立教大は)PFとCがよく点を取ってくるチームで、そこをよくケアしようと気をつけていた。ちょうど昨日の試合で相手チームの武田選手が調子をぐっと上げてきたので、気になってはいたが、今日もいい流れで決めてきたので痛かった。(第4ピリオドで巻き返しがあったが)毎回、ピリオドの始まりには悪いものは切り替えていいものは継続していこうと話している。今回は終始追いかける形になってしまって、最後の最後は時間がない中、勝つためにはやるしかないという気持ちでやってくれた。(良かった選手は)大髙は要所要所でいいプレーをしてくれた。退場はしてしまったが、針生がいるとチームとしての安定感が出る。キャプテンの前田は絶対的な安心感があり、やはりチームの柱なので、彼の声かけはチームにとってとても大きかった。(来週の試合に向けて)来週の1日目は江戸川大戦。絶対的なエースを中心に安定した試合運びをしてくるので、今日のように常に攻め続ける。(駒大は)挑戦者でしかないので、江戸川大に対して保守的にならず、オフェンスでもディフェンスでもとにかく攻めていきたい」
◆大髙祐哉
「(今日は)今週は、調子は悪くなかったが、攻め気が少しなかった。そういう点では、最後のほうだけ気持ちが出てきたかなという感じ。途中で1回追いつきそうになったときに自分が乗れていなかったので、その波が全員の力でなかったことが敗因だと思う。(第4ピリオドで積極的に攻撃していたが)最後まで何が起こるかわからないので、あきらめたくない、あきらめないという気持ちだった。(ボールを)奪ってやろう。自分が自分がという思いで積極的に動いた。(今日の試合を振り返って)立教大は、速い展開からサイドというのを意識しているチーム。前半は相手の速い展開のシュートを抑えられている感じがしていたが、セカンドチャンスという2回目のオフェンスを与えてしまい、そのシュートが痛かった。(今日の良かった点と悪かった点は)早いうちに20点も離れてしまうと、相手はシュートを外してもまだ大丈夫というくらいの余裕がある。相手は(気持ち的に)楽にシュートを打ってくるので、最初に楽をさせてしまうようなディフェンスをしてしまったことが悪かった点。良かった点は、離されても何度も追いついて、あきらめず粘り強くできたところ。(来週の試合に向けて)来週は1週目の最終試合と、2週目の始まりの試合に入る。最後の試合はしっかり勝って終わり、週初めの慶応大戦でも勝って、2連勝してまた波に乗れるようにやっていきたいと思う」
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