• 梶川・山口は中断があったが気持ちを切らさなかった=駒澤大学テニスコートで(山本正太撮影)

  • 序盤から圧倒した岩田

  • 最後は全員で笑顔!(水野太雅撮影)

男子に続き二部残留!有終の美を飾った

[硬式テニス部]関東大学テニスリーグ【女子】入れ替え戦(2015年10月05日 00時07分)

関東大学テニスリーグ【女子】入れ替え戦、東洋英和女学院大戦が10日4日、駒澤大学テニスコートで行われた。結果は以下の通り。

トータル ☆駒大6ー1東洋英和女学院大

D1 ○青木・小林2(6-1、6-1)0古野・眞仁田●
D2 ○梶川・山口2(6-4、6-3)0齋木・菅●

S1 ●佐藤美沙乃0(1-6、1-6)2古野あゆみ○
S2 ○岩田愛永2(6-0、6-2)0齋木弘美●
S3 ○山口恵実2(6-1、6-3)0畑山彩貴●
S4 ○浅野友貴子2(6-2、6-2)0青木麗衣●
S5 ○伊藤有希2(6-4、5-7、6-4)1眞仁田季夢●

D2の梶川・山口ペアは第1セットでは両者サービスキープが続く接戦となるも、8ゲーム目にブレークに成功し、そのあとのゲームをキープし、セットを先取。第2セットは途中、審判の判定による中断があったものの集中力を切らさず。白星を挙げた。S2の岩田愛永は序盤から相手を圧倒。第1セットを1ゲームも奪われずに奪うと、第2セットも相手を寄せ付けず勝利を手にした。

◆江口淳一総監督
「(今日は)昨日の男子に引き続き、女子も残留できた。今年はアウェー三試合が天候にも左右され、1勝しかできず辛い思いをした。男子は二部に昇格してから、三部との入れ替えが8回、女子は去年一部との入れ替え戦だったが今年は三部との入れ替え戦で監督としての力のなさを痛感した。コンディションを上手く整えられ、全員で応援できたので楽な試合運びになった。(今後は)男子は主力が3人抜け、今のままであれば、二部で厳しい戦いを強いられることになる。なので戦力の底上げなどのチーム作りが重要になってくる。女子は主力がほぼ残る。だが、こちらも戦力の底上げをし、チームの強化を図っていき、なんとか一部昇格を果たしたい」

以下、四年生の引退コメント

◆河野瞳主将(国4)
「(主将として)大事な試合の前にケガをしていまい、休部という形で休みをいただいたため、自分の中では悔いが残った。最後のリーグ戦で初めてサポート側に回り、応援などで支えることができた。二部残留でき、気持ちよく終われた。(四年間は)一年生の時の春関でインカレ本直の結果を得られたこと。(後輩へ)大学の体育会で部活をやるのは、遊んだり、旅行にしたりできずもどかしい思いになるが、真剣に向き合うことで、今後の人生に大切な礼儀などを学べるので、真剣に頑張ってほしい。(テニスとは)自分になくてはならないもの。人生の一部。どのような形でも今後もテニスに関わっていきたい」

◆青木美侑(現4)
「(今日は)最近はリーグで勝つことが出来なかったため、勝つことだけを考えていたが、前日の練習の時に明日で最後の試合で今日は最後の練習なのかと気づいた。それからは勝敗よりも後悔しないように楽しもうという気持ちが強まった。(四年間は)高校時代は最後の最後で結果が出せずに悔しい思いをしてたが、大学四年間で満足のいく結果を出すことが出来るようになった。諦めずにひたむきに努力を続ければ目標は達成できることを自らの経験で実感することができた。(後輩へ)授業も練習も何でも、毎日妥協せずにがむしゃらになってほしい。目標高く持って努力を続ければ結果はついてくる。(テニスとは)全て」

◆工藤愛沙(歴4)
「(四年間は)私はチームではずっとレギュラーではなかったが、私たちの代でもう一度一部に上がって後輩に1部という舞台を与えてあげようとリーグに臨んだ。その目標を達成できなかったのが今一番四年間の中で悔いが残っている。私は大学で成績を残せなかったが、主将の河野瞳が怪我をしてしまい、私が主将をしなくてはいけないという立場上、自分が頑張らなくてはという気持ちがあった。結果として届かなかったが、今までのテニス人生の中で自分なりに努力できた年だった。なのでもやもやはなく、すっきりした気持ちで引退できた。(後輩へ)今年昇格はできなかったが、私たちが抜けてもチーム内には有力な選手がたくさん残っているので、来年こそは1部に昇格してほしい。学年ごと辛いことはあるが、1番上の代は辛いことも多い。自分の立場をしっかり理解して、個人個人が自覚を持って自分の役割をしっかり果たして欲しい。(テニスとは)テニス選手としての人生なしでは、私の人生は語れない」

◆小林瑞歩(市4)
「(今日は)これまで1戦目しか勝てなくて、入れ替え戦も不安があり、オーダーを決めるときもシングルスで出ろと言われたときは不安だったが、リーグ集大成の試合で、最後に良い結果で終われて良かった。(四年間は)ダブルスでやってきて、2年生のときにシングルスで出させてもらって、3年生では挫折を味わい、4年生でリーグ戦メンバーとして戻ってこれた。この経験は、今後も誇れるものだと思う。(後輩へ)楽しく過ごせたと思う。仲良しでマブダチのようだった。とにかく、後輩には残りの部活生活を楽しんでやってもらいたい。」

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