• 2位で決勝進出を決めた中谷=日産スタジアムで(大木菜美撮影)

  • 中盤まで先頭でレースを進めた工藤(斉藤桃花撮影)

工藤、2位でゴールも悔しい表情

[陸上競技部]第94回関東学生陸上競技対校選手権大会(2015年05月15日 00時35分)

 第94回関東学生陸上競技対校選手権大会1日目が5月14日、日産スタジアムで行われた。結果は以下の通り(上位3名と駒大のみ)。
※駒大は2部校

<1500m予選>
【1組】
1位 茂木亮太(青学大) 3:52.23
2位 大谷智希(明学大) 3:52.30
3位 熊倉優介(上武大) 3:52.31
9位 金尾圭祐(商3) 3:58.90

【2組】
1位 井上弘也(上武大) 3:50.54
2位 渡辺拓巳(大東大) 3:51.05
3位 梶谷瑠哉(青学大) 3:52.46
5位 小山裕太(経4) 3:54.37

【3組】
1位 吉永竜聖(青学大) 3:53.66
2位 中谷圭佑(経3) 3:54.11※決勝戦進出
3位 新田裕貴(東国大) 3:54.45

<10000m決勝>
1位 潰滝大記(中学大) 28:54.21
2位 工藤有生(政2) 29:14.66
3位 金森寛人(拓大) 29:15.79
7位 西山雄介(経3) 29:35.57
13位 其田健也(営4) 29:46.84

 1500m予選3組に出場の中谷は序盤から先頭でレースを進めた。残り400m付近で苦しくなり青学大の選手に抜かされたが大きく落ちることはなく、2着で決勝戦進出を決めた。10000m決勝、序盤は工藤、西山が先頭集団を引っ張り、其田が食らいついた。5000mを過ぎた辺りから西山が先頭集団から遅れをとった一方で工藤が集団から抜け出しトップに躍り出る。一時は後続を大きく離したものの、8000m付近で中学大の選手に抜かれ、追い付くことができないまま2位でゴールした。

◆中谷圭佑
「(今日は)調子がよく、ゴールデンウィークの合宿で練習したことが生かせた。多少疲れは残っていたが、自分のペースで走れた。(レース展開については)悪くなかったと思う。他の選手に影響されることなく走ることができた。(予選を1位で通過した青学の選手は)一緒に走る中で自己ベストが1番早かったので意識していた。(最近1500mの記録会に出ているのは)短い距離でスピードを出せるようになりたいから。以前から加速が思うようにいかなかったので、今期は1500mなどの感覚を生かして、スピード感のある選手になりたい。(明日の決勝は)今日のように引っ張りすぎてはいけない。最初のうちは後ろに付けて自分のペースで走り、いけそうなところでスパートをかけたい」

◆其田健也
「(今日は)順番を狙っていたので、しっかり3番以内に入ろうと意気込んでいたが、振り返ってみるとレースも全然なっていなくて、思うような走りができなかったのが悔しい。(監督からは)前半落ち着いて入り、ラスト2000mから上げるように言われていたが、2000mまでに離れてしまっていた。(最上級生としてのレースだったが)4年生で話し合い、出場する人はしっかり結果を出そうと話した。結果を求めたが、結果を出せなかったのが悔しい。(次は)5000mもエントリーしているので、状態を見てしっかりと5000mに切り替えていきたい」

◆西山雄介
「(今日のレースは)前半スローペースでいい位置に構えられたが、工藤がペースを上げたときに対応ができなかった。我慢のレースができなくて、力不足だと思う。(監督からは)リラックスして、自分の持ち味を出せよ、と言われていた。(今期からは)大幅に調整方法を変えて、藤田さんの経験を参考にしたり、自分の考えを取り入れながら色々試している。今回どうだったかを参考にしていきたい。(次は)ホクレンの記録を狙っていく。インカレは練習がうまくいかなかったので、6月はしっかり練習を積んで、ホクレンで記録に挑戦していきたい」

◆工藤有生
「(連戦の疲れは)疲れがあるのは分かっていたので考えないようにしていた。(今日のレースは)潰滝さんに勝つということを目標にしていた。ラスト2000mで兵庫の時と同じような結果になってしまった。5000mで前に出てラスト勝負をしようと考えていたが全然駄目だった。攻めの走りを心掛けたが結果は駄目だった。監督からも同じような失敗を何度もしてしまっているので強く言われていた。(トラックシーズンの目標は)10000mで28分30秒、5000mでは13分45秒を切りたい」

発行冊子最新号一覧背景(左)

陸上競技部の前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)
発行冊子最新号一覧背景(左)

前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)