• 逆転打を浴び、肩を落とす伊藤一(左)と、声をかける巻木(右)=神宮球場で(藤本一輝撮影)

  • 岡田は4安打を放ち、猛打賞の活躍を見せた

  • 東野は52/3回を投げ、6失点で降板した(斉藤広樹撮影)

二桁安打も投手陣崩れ、乱打戦落とす

[硬式野球部]東都大学野球1部春季リーグ中大1回戦(2015年05月12日 17時29分)

  東都大学野球春季1部リーグ対中大1回戦が5月12日神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒 大 100 202 100=6
中 大 000 303 30☓=9

      打安点
(5)米 満 500
8 巻 木 000
(9)奥 井 410
(6)前 田 410
(5)永 山 420
DH岡 田 542
(9)坂 井 311
(7)長谷川 201
7 青 地 100
(2)高橋亮 411
(8)小 川 411
   計  37116

     回   打安責
 東野 52/3  3184  
 白 崎 1  630
 ●伊藤一 2/3  633
 中 山 2/3  200

  3点を先制して迎えた4回、先発の東野龍二(経2)が相手打線に捕まり同点に追いつかれる。それでも打線は6回、無死一、三塁の好機を作ると、坂井勇文(経2)の左前適時打と小川弘輝(法4)の右前適時打で2点を追加しリードを奪う。東野は6回に逆転を許すが、続く7回には2死三塁から岡田耕太(営1)が左前適時打を放ち、試合を振り出しに戻す。だが8回、3番手の伊藤一輝(政3)が1死一塁から3連打を浴び3失点。11安打を放つが投手陣が粘れず、接戦を落とした

◆西村亮監督
「奮闘したが点をとったあとの踏ん張りがもう一つ利かなかった。(守備にも苦労したが)それがなければ、最初の失点も3回目の失点も防げた。 (今永は)少しは投げられる状況になってきた。試合の展開を見ながらという感じになるが、今日のような緊張感のある試合では厳しい。(今日で優勝が消えたが)それよりも下を考えなくてはいけない。まずは一勝を取りたい。打線は粘り強さが出てきたが、投手とのバランスが取れていないので、そこをどうにか歯止めをきかせないとこの先も厳しい」

◆巻木周平(経4)
「(あと一歩届かなかったが)打線というよりも、今日は守備がだめだった。投手がいい投球をして打線が良くても平凡なミスをしたら、噛み合わない。(岡田が猛打賞だったが)1年生だが思い切りがある。調子はいいと思うので、自分のバッティングをしていってほしい。(投手陣が踏ん張れなかったが)先発が打たれて、そのまま悪い流れでズルズルいってしまった。悪い流れを止められるような投球をしてほしい。(明日は)順位や入れ替え戦などが見えてくるが、とにかく明日勝つことを意識していきたい」

◆東野龍二
「(立ち上がりは)ちょっと慎重になりすぎたと思っている。もっと大胆に行けばよかった。甘い球を投げないようにしていたら、ちょっと外れてボールになったりして四球になることが多かった。(二死から打たれる場面が多かったが)3人で終わらせることが出来なかった自分の力不足で、3人で終わっていたらもっとスムーズな流れで行けていたと思う。(6回は)満塁の場面で監督に『ここで代えるから、この打者にすべての力を入れていけ』と言われたのにフルカウントで打たれた。自分の弱さが出てしまった。(フライが多かったが)高めの球が多いからフライになった。低めに投げていればゴロでアウトにできていた。6点もとったのにそれ以上とられてしまい、投手陣の不甲斐なさを感じた」

◆岡田耕太
「(5打数4安打だが)こんなに打てると思わなかったのでびっくりしている。1年生からクリーンナップを打たせてもらっていて、プレッシャーもあるが、そんなに堅くならずにいけている。(DHでの出場だが)捕手は高橋さんがいるので、今は打つことだけ考えてやっている。最初の方の試合では打者が打てずに負けた試合もあったが、ここ最近の試合では打者が打てているので、次の試合に繋げていきたい。入替戦とか後のことは考えずに、目の前の一戦を勝つことだけを考えてやっていきたい。今日の結果に満足せずに、明日もチームに貢献したい。」

※また、twitterでも試合の速報をしています。併せてご利用ください。(@koma_baseball)

次戦、対中大戦は5月13日(火)13:00~より神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分 

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