• 東野は8安打完封で勝ち投手となった=神宮球場で(二宮優里亜撮影)

  • 追加点を挙げた前田(斉藤広樹撮影)

東野完投!投打噛み合い連敗止める

[硬式野球部]東都大学野球1部春季リーグ国学大1回戦(2015年05月26日 16時52分)

  東都大学野球春季1部リーグ対国学大1回戦が5月26日神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り

駒 大 003 000 000=3
国学大 000 000 000=0

      打安点
(8)小 川 201
(4)奥 井 200
PH菅 野 100
4高 石 000
(6)前 田 312
(5)永 山 400
DH岡 田 300
(9)坂 井 200
PH篠原仁 100
7青 地  000
(7)森 下 300
PH三 好 110
R9島 田 000
(5)巻 木 300
(2)高橋亮 210
   計  2733

     回  打安責
○東 野 9  3480

  3回、死球と高橋亮介(法3)の右前安打で1死一、三塁の好機をつくると、二塁手の野手選択で1点を先制する。その後犠打で2死二、三塁とすると、前田滉平(法4)の左中間越2点適時二塁打でさらに2点を追加する。援護をもらった東野龍二(商2)は再三走者を背負うが、変化球中心の投球で要所を締め、9回を被安打8、8奪三振、無失点に抑え完封勝利。投手戦を制し専大第1回戦から続く連敗を4で止め、先勝した。

◆西村亮監督
「(東野が先発だったが)いいのか悪いのかよく分からなかったが、それが持ち味でもある。途中球が浮くこともあったが、要所ではしっかり投げれていた。(最終週のチームは)秋に繋げられるような試合ということで、今までのミスなどをしないよう心掛けた(岡田については)今日は安打が出なかったが、状態はよく、明日もあるので積極的なバッティングは今後にも繋がると思う。これからも期待したい。(今永は)今季はない。1.2イニング投げさせるなら、他の若い投手に経験を積ませたい。」

◆巻木周平主将
「優勝や入れ替え戦が懸かっていない試合だったので、平常心を持って守備から試合を組み立てられた。こういった試合が、競った場面で出来るかが、今後の課題。(相手の土倉は)ストライクをツーシームで取れる投手。これからも対戦すると思うので、何とか対策したい。(打線が3安打と苦しんでいたが)打線が不調な時こそ守備がしっかりしないといけない。特に投手が0で抑えている時こそ、守備で盛り立てていけば勝つことが出来ると再認識した。(東野の投球は)安打を打たれても動じず、東野らしい投球をしてくれたと思う。(明日は)秋にも対戦する相手なので、自分たちの印象を与えられるように頑張りたい」

◆前田滉平
「(今日の適時打は)チャンスで回ってきたので、返すことに夢中だった。(自身の打撃は)どんどん振っていくというところが結果に繋がっていると思う。(チームは3安打だったが)相手投手の落ちる球に苦戦していた。何とか塁に出るという気持ちがあったと思うので、それが点に繋がった。(次戦は)消化試合ではあるが、勝つことが秋に繋がると思うので、勝ちにこだわっていきたい」

◆東野龍二
「今まで四球などでランナーをためることが多かったが、今日は打たせて取る投球が出来たので良かった。中盤辺りから完封を意識していた。(今季は一戦目を任されることが多かったが)初戦を落とすとチームが暗いムードになり、プレッシャーもあった。それを去年の秋取り続けていた今永さんは凄いと思った。二回戦と大差は無いと思っていたが、試合を重ねるうちにプレッシャーが大きくなった。専大戦と中大戦で不甲斐ない試合をしてしまったので、今日は消化試合ではあるが絶対勝つという気持ちで投げた。今永さんがいないと勝てないチームとは言われたくなかったので、絶対に最下位は嫌だった。秋はもっと完投できる能力や、走者を出しても点を取られない投球を課題に勝てる投手になれるようにやっていきたい」


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次戦、対国学大戦は5月27日(水)11:00~より神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分 

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