• ベスト32入りを果たした國井=日本武道館で(藤本一輝撮影)

  • 大崎は敗者復活戦を勝ち上がり、全国大会出場を決めた

國井、大崎快勝!強豪選手下し全国へ

[剣道部]第61回関東学生剣道選手権大会(2015年05月10日 21時14分)

  第61回関東学生剣道選手権大会が5月10日、日本武道館で行なわれた。結果は以下の通り。

<1回戦>
●竹田郁哉(文3)0-2<小手、面>永井(中大)○
●杉本一輝(文4)0-2<小手、小手>中田(国際武道大)○
○大崎隆盛(文2)<小手>1-0國武(平国大)●(延長戦)
○國井(英4)<小手、面>2-0坂井(高千穂大)●
○中川勇作(文4)<面、面>2-0石黒(昭大)●
○二宮海周(営4)<面>1-0中村(電気大)●
○三浦隆治(法3)<小手>1-0小野(東理大)○

<2回戦>
○大崎<面、面>2-0高橋(学習院)●
○河野<胴>1-0岡部(東農大)●
○國井<小手>1-0中村(日体大)●
●中川0-2<小手、小手>村松(国士舘大)○
●二宮0-1<面>川村(延長)○
○三浦<反則>1-0芳沼●

<3回戦>
○大崎<面、面>2-0水本(国際武道大)●
●河野0-1<胴>白石(立大)○
○國井<面>1-0徳川(東大)●

<4回戦>
●大崎<(面)>1-2<面、小手>中根(流大)○(延長戦)
○國井<面>1-0曽我(中大)●(延長戦)

<5回戦>
●國井0-1<小手>井出(中大)○

<全日本出場決定戦>
○大崎<面>1-0澤田(立大)●(延長戦)

※()内は一本目

  主将の國井は危なげない戦いで3回戦まで駒を進めると、勝てば全国行きが決まる4回戦でも延長戦を制し、全国大会出場を決める。その後も國井の勢いは止まらず、5回戦には鋭い小手面を決め、ベスト32入りを果たした。初戦、延長戦を制し辛勝した大崎はその後勢いに乗ると、2、3回戦は2本勝ちで勝ちあがる。4回戦では逆転負けを喫するが、敗者復活戦では延長戦の末面を決め、全国への切符を掴んだ

◆中正剛監督
  「(國井が健闘したが)最後まで頑張ってくれた。キャプテンとしての自覚、そして練習の成果が出たと思う。(主将の國井は)前年の主将である鶴岡から、いい流れを引き継いでいる。(全国出場を決めた大崎は)力は十分に持っている選手。これからも頑張ってくれると思う。(大崎の強みは)勝負強さや、思い切りの良さ。(全国まで1カ月あるが)個人戦ではあるが、全員で練習していい結果を残して、秋の団体戦に繋げていきたい。優勝目指して頑張っていきたい」

◆國井勇希主将
  「自分の課題としていた部分が改善されたことが、全国大会に繋がったと思う。(自身の強みは)スピードや瞬発力。ここぞという所で120%の力を出せるようにこれからも練習したい。(主将になって最初の公式戦だったが)昨年の主将が鶴岡さんという偉大な方だったので、それ以上のものを残せるように、日々の稽古で、一人ひとりが強くなる意識をもってできている。(下級生の大崎も全国行きを決めたが)二年生にしては攻めがどっしりしているので、これからもキーマンとして活躍してほしい。(全国に向け)次こそは優勝目指して、細かなところを修正し、主将としていい結果を残したい」

◆大崎隆盛
  「(全国大会出場を決めたが)やはり初戦が勝てたことが大きかった。昨年までは悪い意味でまとまった試合をしていたが、今日は思いきり攻めることが出来たので、勢いに乗れた。(新チームの雰囲気は)去年までと一緒の部分と、違う部分がある。今年のチームカラーをこれから探していきたい。(全国まで1カ月あるが)技術的な部分もそうだが、精神的な部分も鍛えて、我慢が出来るような剣道をしていきたい(全国に向けて)先輩たちと一緒に頑張るので、応援よろしくお願いします」


※國井、大崎は、6月28日(日)に開催される、第63回全国学生剣道選手権大会へ出場する

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