• 先発の片山は10/3回を投げ4失点と、試合を作れなかった=神宮球場で(藤本一輝撮影)

  • 2点本塁打を放った永山

投手陣乱調15失点、反撃及ばず4連敗

[硬式野球部]東都大学野球1部春季リーグ中大2回戦(2015年05月13日 20時33分)

  東都大学野球春季1部リーグ対中大1回戦が5月12日神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り

中 大 401 050 500=15
駒 大 200 000 402=8

      打安点
(5)米 満 300
8 巻 木 211
(9)奥 井 410
H4高 石 100
PH伊藤修 000
(6)前 田 320
(5)永 山 313
DH岡 田 432
(9)坂 井 301
(7)中川昌 400
(2)高橋亮 411
PH篠原仁 110
2  長  200
(8)小 川 200
PH菅 野 000
R8島 田 000
   計  3488

      回   打安責
●片 山 10/3  954
 高橋由 3   1321
 白 崎 1/3  635
 中 山 12/3 1254
 白 銀 3   1121

  先発の片山雄貴(経4)は初回、無死満塁とされると、右越え3点適時三塁打を浴び4点を先制される。その裏無死一塁から永山慶志郎(経4)が2点本塁打を放ち2点差に迫るが、リリーフ陣が中大打線を抑えられず、5回、7回に打者一巡の猛攻を許し15点を失う。意地を見せたい打線は7回、無死一、三塁から巻木周平(経4)の中前適時打を皮切りに4点を加え、9回にも2点を追加するが反撃もここまで。2試合で24失点を喫し連敗した駒大は、連覇の可能性が消滅した

◆西村亮監督
「打たれすぎて、野球にならない。1年生から登板していて、経験も豊富な片山が今永と双璧をなして欲しいが、成長が見られない。(リリーフ陣も踏ん張れなかったが)流れを変えてやるぞという気持ちが見られず、打たれるとすぐ不安になってボールが増えてしまう。技術云々ではなく、気持ちの問題。戦う姿勢がない。(今永は)週が空くので、投げられるか判断して、リーグ戦の様子を見ながら、最終戦を全力で臨みたい。(打線が最後に意地を見せたが)永山の初回の本塁打も含め、評価すべきところかもしれないが、もう少し早い段階で闘争心を燃やして欲しかった。(最終戦に向けて)締め直していきたい」

◆巻木周平主将
「(今日は)昨日に引き続き、先発が打たれてそのまま流れを止めることができず、取り返しのつかない結果になってしまった。(1イニングの失点が多かったが)投手にはそれぞれ調子の良し悪しがあるが、誰かが悪かった時にそれをカバーできる人がいなかったため、点を取られても1点で止められず昨日と同様に大量得点をとられてしまった。(7回の自身の打席は)点差が開いていたので、とにかくランナーを貯めていくしかないと思い、ストライクゾーンに来た球は積極的に振っていこうと思った。(次の試合に向けて)順位などを周りに騒がれているが、できることは目の前の試合に勝つことしかない。一週空くので、次の試合に負けないための準備をしていきたい」

◆永山慶志郎
「(本塁打を打った球は)真っ直ぐ。負けるわけにはいかない試合で前田が出塁してくれていたので、点差を返そうと思い打席に立った。(第一線に引き続き長打を放ったが)調子自体は悪くないと思う。(二戦とも打線が奮起したが)序盤の試合よりは調子を戻してきているが、もう一本が出ない。今日負けたのは投手が打たれてしまったというのもあるが、そういったチーム力の差が出た。(次に向けて)一週間空くので、練習から死ぬ気でやって、次勝つしかない」

◆片山雄貴
「ショックで言葉にできない。(立ち上がりから苦しんだが)ボールが先行して、ストライクを取りにいった球を打たれてしまった。(リリーフ陣も崩れてしまったが)入りから悪い形になってしまったので、自分の責任だと思う。(最終戦は)負けられないので、初回からチーム全員で、全力で取り組みたい」

◆白銀滉大(法1)
「(二回目の登板となったが)良いコースに投げようとしたが、初回は緊張もあって打たれてしまった。(自分の投球の強みは)カットボールで空振りが取れるところ。(最終戦は)できるだけ点を取られないようにして、自分の出来ることをやっていきたい」

※また、twitterでも試合の速報をしています。併せてご利用ください。(@koma_baseball)

次戦、対国学大戦は5月26日(火)10:30~より神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分 

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