• 本塁打を浴び肩を落とす片山=神宮球場で(藤本一輝撮影)

  • 中山は今季初登板を果たした

専大の勢い止められず、2被弾で連敗

[硬式野球部]東都大学野球1部春季リーグ専大2回戦(2015年04月29日 18時50分)

  東都大学野球春季1部リーグ対専大2回戦が4月29日神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

専 大 020 100 000=3
駒 大 000 000 000=0

      打安点
(8)小 川 300
PH伊藤修 100
(9)島 田 200
H7中川昌 200
(5)米 満 300
(3)永 山 300
(6)前 田 310
DH岡 田 300
(79)青 地 200
(4)奥 井 200
(2)高橋亮 200
PH中村太 100
   計  2710

     回    打安責
●片 山 4    1743
 高橋由 3    1320
 中 山 12/3  800
 伊東一 01/3  200

  先発の片山雄貴(経4)は2回、本塁打を浴び先制を許すと、続く4回にも2点本塁打を浴び、4回まで3失点を喫しマウンドを降りる。5回以降は、高橋由弥(経2)、今季初出場の中山大貴(経2)、伊藤一輝(政3)が要所を締める投球を見せ、無失点に抑える。反撃したい打線だったが、相手先発の大野享輔(4年=星稜高校)の前に、わずか1安打に抑えられ完封負け。5連勝中の専大の勢いを止められず、連敗で勝ち点を落とした。

◆西村亮監督
「1安打では何もできない。(片山が踏ん張れなかったが)もう一つリズムを掴めなかった。甘いところがある。持ち玉を有効に使えていない。球の質は相手とも変わらないはずだが、自信のなさや、ここ一番で腹をくくることができていない。(継投策は)ある程度リードされていたので、多くの投手に経験を積んで欲しかったが、終盤は四球が多かった。(相手投手が昨日と同じだったが)コントロールが良く、追い込まれてからのカットボールを攻略できなかった。打席を重ねていく間に攻略していかなくてはいけない。(二つめの負け越しを喫したが)そもそも優勝が狙えるチームとも思っていなかったが、残り2カードで少しずつ成長していければいい。ただ、ランナー二塁の場面で走塁ミスをするようでは、この時点で負けのようなもの。課題は多い」

◆巻木周平(経4)
「(今日は1安打完封で)完敗だった。原因はたくさんあるが、最大の理由は昨日の負けだと考えている。勝てる試合で負けてしまったということが思いのほか響いていた。攻撃面では特に、昨日の試合までは相手の勢いをある程度抑えることができたが、今日はそれができなかった。(相手投手は)すごいとしか言いようがない。勢いがあり、加えてスキも圧倒的に少なかった。(本塁打を2発浴びた片山は)本人の問題というより、相手の実力が圧倒的に上だったと。切り替えるところは切り替えられていたと思う。(次からは)今回は反省点がたくさんあるので、一つずつ弱点をつぶしていきたい(次回までの課題は)切り替えること。次回こそいい試合ができるように、今日の試合結果を真摯に受け止めて今まで以上に練習に励みたい」

◆片山雄貴
「いつもより体は軽かったが、自分の投球ができなかった(本塁打を許した球は)スライダー。打たれてもおかしくないカウントにしてから打たれてしまい、自分の弱さが出てしまった。(専大の打線は)体がみんな大きくスイングもしっかりしていた。投手の嫌なところを突いてきて、それをかわす投球ができなかった。(連敗で勝ち点を落としたが)とにかく一戦も落とせないような気持ちで行くしかない。最下位、入れ替え戦も見えてくるので苦しい展開になると思うが、残り2戦は粘り強く投げたい。(次は)下級生のリリーフ陣が頑張ってくれているので、4年生の僕がしっかり引っ張っていかなくてはいけない」

◆中山大貴(経2)
「(今日は)カットボールがうまく決まっていたのでなんとかなった。真っ直ぐの球がいいコースに投げられれば、もっとテンポよくできたと思う。(四球が多かったが)力が入ってしまった。(専大の投手と戦ってみて)スイングが強いので、怖さがあった。(リリーフ陣が頑張っているが)色々なタイプの投手がいて、みんなが良い投球ができている。(次に向けて)また投げる機会があれば、今日よりも良い投球をしたい」

※また、twitterでも試合の速報をしています。併せてご利用ください。(@koma_baseball)

次戦、対中大戦は5月12日(火)10:30~より神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分 

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