• 上段蹴りで敵を圧倒する大原=国士館大学世田谷キャンパスで(藤本一輝撮影)

  • 山縣は中段突きを決める

大原躍進のベスト8、全日本へ期待

[空手道部]第42回関東学生空手道選手権大会(2014年05月25日 21時01分)

第42回関東空手道選手権大会が5月25日(日)、国士舘大学世田谷キャンパスで行われた。結果は以下の通り。


【個人戦】
<男子個人組手 ベスト8>
大原新汰(歴2)
<男子個人組手 ベスト32>
山縣弘朋(法3)
美濃部秋五(現応2)
鳴島由貴(経4)
山田裕士(経3)


全員が順調に一回戦を突破し、ベスト32までコマを進めた。そのなかでも大原新汰は圧倒的な強さで相手を倒し、準決勝までたどり着くが無念にも敗北。また山縣弘朋は4回戦、上段突きで着実に点差を広げていったものの、相手に追い付かれ、延長戦となる。その後1本を取られ負けとなる。


◆杉山俊輔監督
「(今日は)男女共にベスト8まで進めて良かったがもう一つ上に行きたいと思う。(今日の選手のコンディションは)動き自体は悪くなかった。(印象に残った選手を挙げるとしたら)延長戦になっても諦めずに戦った山縣と全体を通して調子が良かった大原。(団体戦と比べて)結果的には男子5人、女子2人が全日本につながったので良い結果だった。団体戦のときよりもチーム内での競争意識も高まっていたことは良かった。だが、枠を取っただけではだめなのでここで満足しないで、全員で一緒にモチベーションを維持していけるようにしたい。(次戦は)ベスト8で満足するようなチームではないので苦しいこともあるとは思うが一致団結して頑張っていこうと思う」

◆山縣弘朋
「(今日は)実力不足というよりも気の緩みが原因で負けてしまった。(個人戦ということや、4回戦で延長戦になったことについて)特別意識していたことはないが、団体戦で負けたぶん、勝ちたいという思いは強かった。自分の得意な技で積極的に攻めていこうと考えていた。(今後は)集中力を高めることが自分の課題だ。2年ぶりの全日本の舞台で今日以上の試合をするためにも、今まで以上に練習に励みたい」

◆大原新汰
「(今日の調子は)良かった。(今回ベスト8という結果だったが)目標が全国出場だったのでそれは良かったが、最後の相手が同い年だったので勝ちたかった。(最後の日体戦は)追いかける立場になってしまい、大技を狙いすぎた。もう少しポイントを取れる様にいければ良かった。(今大会の反省点は)自分の攻撃が終わった後にポイントを取られていた。そこを攻めきれなかった。(全日本に向けて)去年ケガで出場できなかった。強い気持ちで挑む」

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