• 先頭集団でレースを展開する馬場と黒川=9km地点で(田代愛撮影)

  • 徐々に順位を上げる西澤=日産スタジアムで(岡田蘭菜撮影)

悔しさを残して、関カレ閉幕

[陸上競技部]第93回関東学生陸上競技対校選手権大会(2014年05月25日 18時33分)

 第93回関東学生陸上競技対校選手権大会4日目が5月25日、日産スタジアムで行われた。駒大からは、ハーフマラソンに馬場ら3名、5000m決勝に西澤ら3名が出場した。結果は以下の通り(上位3名と駒大のみ)。
※駒大は2部校

<ハーフマラソン>
1位 神野大地(青学大) 1:04:23
2位 一色恭志(青学大) 1:04:26
3位 馬場翔大(商3) 1:04:52
5位 黒川翔矢(現4) 1:05:33
25位 二岡康平(歴3) 1:08:39

<5000m決勝>
1位 潰滝大記(中央学大) 13:51:96
2位 ジョン・マイナ(拓大) 14:02:34
3位 及川佑太(中央学大) 14:03:26
8位 西澤佳洋(商4) 14:15:08
9位 西山雄介(経2) 14:16:36
25位 高本真樹(経1) 14:33:72

 ハーフマラソンでは序盤から駒大勢が前に出る。馬場は中盤まで先頭集団を引っ張り、黒川もその後を追う形でレースが進む。安定した走りをみせるが、ラスト5キロ辺りで前に出た青学大のペースに対応出来ずに差を広げられてしまい、そのままフィニッシュ。5000m決勝に出場した西澤は、スタートで集団に囲まれ前に出られず、中盤から少しずつ順位を上げる。先頭を追いかけ終盤ペースを上げたが、粘り切れずにレースを終えた。

◆大八木弘明監督
「今日は反省点ばかり。ハーフは最後16、17km辺りの頑張りが足りなかった。蒸し暑くても他大のエース級にどこまで粘れるかというのが課題だったので、もう少し頑張ってほしかった。(5000mは)自信がないから積極的に前の方にも行けないし、怪我や痛いところがあって攻めて行けなかった。まだまだ力がないということだと思う。(4日間を振り返って)上のほうの選手は結果がそれなりに出ているが、中堅がもう少し踏ん張ってほしかった。そうでないと箱根には繋がっていかない」

◆馬場翔大
「(コンディションは)湿度はあったが暑くなかったので、ハーフマラソンを走るには悪くない天候だった。(レースを振り返って)自分が思っていた走りが出来なかった。前半はペースを上げて人数を絞ることができたが、故障明けで練習が積めなかったということもあり、ラスト5kmで練習不足を感じて自信が持てなかった。(今後の課題は)自分に甘えていたので、しっかりと日々の練習を積むこと。駅伝でエース級の選手達の負担を、自分達中堅選手がサポートし、走りで軽くしていかなければならない。そのために、夏、秋は走り込んでいきたい」

◆黒川翔矢
「(今日は)日差しがなく暑さもあまり感じなかったので、思ったよりも走りやすかった。(レースを振り返って)最後のペースアップについていけず、弱さが出てしまった。最低でも馬場に勝ちたかったので悔しい。(監督からは)ラスト5kmでペースを上げ、最後が勝負だと言われていた。(次への意気込みは)後半落ちてしまったので、それを克服したい」

◆西澤佳洋
「(コンディションは)少し怪我をしていて、10000mも出る予定だったが5000mだけに出場した。暑かったが、体調は上がっていて悪くなかった。(レースを振り返って)前線でレースして、ラストスパートで攻める、という自分の持ち味が出せず、レースの構成がよくなかった。チームにいい流れを持ってこれず上級生として不甲斐ない。(次への意気込みは)次はホクレンの10000mと5000mに出る予定なので、今日のようなレースをせず、日本選手権の記録を目指して、タイムにこだわっていきたい」

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