• 山田は大将として、チームを導いた=日本武道館で(藤本一輝撮影)

  • 一本で相手を圧倒した鳴島

強豪下すも、無念のベスト8敗退

[空手道部]第50回東日本大学空手道選手権大会(男子)(2014年05月05日 19時10分)

第50回東日本大学空手道選手権大会が5月5日(月)、日本武道館で行われた。組手は2分6ポイント先取制のトーナメント方式となる。結果は以下の通り。


【男子団体戦 組手の部】
ベスト8
駒 大 0―3 帝京大☆
先鋒●佐久間紀行(経4)1-6
次鋒●鳴島 由貴(経4)1-6
中堅●橋口 龍三(法3)3-6

3回戦、慶應大に一進一退の接戦を強いられる。それでも、大将の山田裕士(経3)が上段突きで試合を決め、準々決勝まで駒を進める。悲願のベスト4をかけ、迎える相手は日大。相手の勢いに圧倒され、中堅までで試合を決められ敗退。昨年と同じベスト8にとどまった。

◆杉山俊輔監督
「(今日の選手のコンディションは)動きが固かった。(鳴島は)最後の試合で大差で負けた。そこは抑えて欲しかった。(山田は)突きや手技を抑える事をしないとポイントが取れない。試合を見ていてやきもきしていた。(日大は)攻撃にしろ早い。(今回の課題)自分始動でいかないと試合を進められない。審判の目もいかない。(次戦の個人戦について)個人戦なので、今回出れなかった人も含めて結果を残さないといけない」

◆山田裕二
「大事なところで、前に出て勝負できていない。そこがチームの弱さだと思う。(勝負のかかった慶應大では)コート際では緊張していたが、自分の勝ちにかかっていたので、開き直って攻めた。(新チームになって)4年生が3人抜けたが、自分たちは上に行かなくてはいけない。一人一人がメンバーという自覚を持って練習しなくてはいけない。(オフシーズン中は)自主的に、玉川の河川敷で走り込みをした。(25日の個人戦に向け)今回は悔しい結果となってしまったが、個人では結果を残して次へつなげていきたい」

◆鳴島由貴
「(今日は)今年初の大きな試合で、いつも通りにいかないことがいくつかあった。特に、準々決勝の日大戦では気持ちで押されてしまった。(今日の試合では)チャンスがあれば、積極的に一本を狙っていこうと思っていた。(3回戦では)先鋒だったのでいつも以上に緊張したが、先鋒が勝つとチーム全体が勢いに乗れるので、絶対に勝とうと思っていた。(オフの日は)毎日練習することができないぶん、実家の道場での練習や筋トレを頑張りつつ、しっかりと体を休ませることを意識して過ごした。(新チームになって)戦力が落ちてしまったので、今まで以上に頑張らなくてはいけないと思った。後輩たちも積極的に練習に取り組んでくれるのでこれからも頑張りたい。(25日の個人戦は)去年の個人戦がベスト8だったので、今年は決勝まで勝ち進めるように頑張りたい」

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