• 果敢なタックルを決めるディフェンス陣=駒大二子玉川グラウンドで(副嶋大悟撮影)

  • 途中出場でタッチダウンを奪った今田

  • 西岡はインターセプトでチームを盛り上げた

新チーム始動、昨年の雪辱を果たす!

[アメリカンフットボール部]2014春季オープン戦(2014年05月11日 21時27分)

 2014年度関東学生アメリカンフットボールオープン戦、対慶大戦が、5月11日駒大二子玉川グラウンドで行われた。結果は以下の通り。

☆駒 大28-21 慶大
1Q(7-7)
2Q(7-7)
3Q(7-0)
4Q(7-7)

 新チーム初戦、序盤から神田龍斗(政4)が45ヤードを疾走しタッチダウンで先制する。だがその直後、試合開始のリターンを止められず自陣20Yから守りに入るが同点に。第2Qではファンブルリカバリーで攻撃権を得て、神田がランで進めると二之方健(禅3)がダイブで押し込みタッチダウン。その後リードしながらも一進一退の攻防が続く。第3Qで西岡健太郎(政4)のインターセプトと相手の反則で好機を得ると、今田功治朗(G2)がランで進め二之方がタッチダウン。貴重な追加点を得る。その後リードを広げ、強豪相手に勝利した。

◆新倉晴彦監督
「(今日は)やろうと言っていたことはできた。OFはドライブを続けること、DFはランニングプレイでのタッチダウンを許さないという目標は達成できた。(点数をつけるなら)65点くらい。くだらないミスが多かった。あとはメンタルエラーというか、プレー以外のミス。あとは反則が多かった。ラフプレーはなかったがホールディングが2回。そういう反則で50Yくらい損している。 (良かった点は)ドライブが出来た所と、パントもほとんど蹴られなかった。相変わらずパスに課題は残るが、ひどい所はそんなになかった。(選手は)去年負けたところと組みたいと言ってきたのだから、もう少し気持ち見せないと。(終盤の失点は)パスディフェンスを課題としてやっていこうというのがあったが取られすぎていた」

◆林 同誠主将(営4)
「(相手の印象は)去年ぼろ負けしていて、勝負の場面で勝てることが重なれば、結果的に勝利につながるということを意識してやってきた。去年のスタメンが半分以上抜けての不安の中で勝てたことは自信につながった。(試合では)気負いしていた部分があったが、やり切ることは出来た。勝利という結果を残せたので満足はしていいと思う。(課題は)確認ミスなど、当たり前のことを当たり前に出来なかったことが課題。(チームの雰囲気は)静かすぎる。もう少し自分の感情をプレーに出したり出来れば、もっといい練習ができると思う。波に乗れば今日みたいになれるが、乗るまでに時間がかかる。(チームカラーは)一言でいうと、まだ卵。一人ひとりが殻を破れば最強になれるチーム。 (チームのスローガンは)毎年「おれがやる」が大前提。その切り口のひとつとして、「全員がヒーロー」。誰かが引っ張っていくチームよりも、引っ張っていこうとする人が多いほうが良いと思うので、そういう人を増やしていきたい。(次戦の日大戦は)男として、王者と同じフィールドに立って勝負が出来るのはうれしい。今日と気持ちは変わらない。勝ちます」

◆今田功治朗
「(今日は)ラインが抑えてくれたから、そのコースを走るだけだった。チャンスだからしっかりやるべきことをやろうと思っていた。(タッチダウンについて)去年は何も出来なかったので、本当にうれしい。(昨季からの振り返りは)去年はダメだった。学習院大戦ではやることをやっていなかった。今年は学年も上がったので、落ち着いて試合をしたい。冬は走りこみをした。一番になるくらい、手を抜かずにやってきた。(持ち味は)体が小さいから、相手にかますよりも、スピードで勝負したい。(今季への意気込み)RBのローテーションのまわしに入って、1部でも勝負していきたい。来年につなげられるように、自分の仕事をするだけ」

◆西岡健太朗
「(相手の印象は)トップ8で自分たちより格上のチームだったが、やはり強かった。ノーハドルで攻めて来られて、ペースを持っていかれた。(今日は)勝って嬉しい。3つのターンオーバーを取るつもりで試合に臨んでいた。 (個人で意識していることは)ステップを意識している。レシーバーとの1対1では、そこがキーになってくる。それが今日は発揮できた。(チームは)OFが頑張っているからDFも頑張ろうという良い雰囲気の相乗効果が起きている。(今季に向けて)先輩方が1部にあげてくれたので、それを生かして、さらに上の目標に向かっていく」

なお次戦、対日大戦は5月25日アミノバイタルフィールドにて16時15分より行われる予定。

■会場へのアクセス
・京王線飛田給駅下車徒歩5分
・JR中央線武蔵境駅・三鷹駅よりバス20分

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