• 神田は強固な守りをくぐり唯一のタッチダウンを決めた=アミノバイタルフィールドで(五十嵐秋音撮影)

  • 相手を止められず苦しんだDF陣

王者相手に大敗、課題が見えた敗戦に

[アメリカンフットボール部]2014年オープン戦(2014年05月25日 23時00分)

関東大学リーグオープン戦対日大が5月25日アミノバイタルフィールドで行われた。結果は以下の通り

★駒大7-65日大
1Q(0-20)
2Q(7-28)
3Q(0-10)
4Q(0-7)

 オープン戦2試合目、開始早々から先制点を許し、その後も追加点を奪われる。それでもエースRB#22神田龍斗(政4)が瞬足を生かし、相手DFの隙を突いた70ヤード独走TDを決める。しかし相手の攻撃を悉く許してしまい、前半だけで7つのTDを奪われる。後半に入っても流れをつかめず、点差を広げられる。駒澤大はRB#26今田功治朗が自陣37ヤードからのロングパスをキャッチしチャンスを作る。だがそのチャンスを得点につなげられず苦しい展開が続き、試合終了。結果、大学王者として実力の差を見せつけられ敗れた。

◆新倉晴彦監督
「(今日に向けて)勝ちにいこうとしていた。可能性は低いが、1Q毎に1本とって、DFが全体で3本以内に抑えれば、とおもっていた。それでも(可能性が)5%あるか無いかだった。今年は日大以上に強いところはないし、4年が強いとこと対戦したいと言っていたので試合を組んだ。4年生は入れ替え戦のつもりで意気込んでいたが、下級生はそうではなかった。(試合を終えて)強い。やることを明確にしていて、その役割をやっていた。試合に出たいという競争心、気持ちの差があった。技術的なことよりもそういうところが出来ていない。同じことを何度も注意される。技術面での課題は基本的なところ。やっているようでやれていないとこがある。(今日の収穫は)1本とれた。2,3年よりは点差も縮まっているし、修正できるところは修正してステップアップしていきたい」

◆林 同誠主将(営4)
「(今日は)普段の練習への態度や行動がスコアに出てしまった。無意識の甘さがが出てしまった。後半は最後まで追うというのがDF、OFで出来ていたので次に生かしたい。(相手の印象は)基本が完璧に出来ていると思ったのでそこが差かなと感じた。下級生を引き上げるのが今後の課題。(学んだ点は)自分から厳しい環境を作らなきゃいけない。試合出ている人がどう危機感を持ってやるかの積み重ねが大事。主将としてもそこが足りない。 (次戦へ向けて)もう一度次へ向けて、レベルアップしていきたい」

◆RB神田龍斗
「(今日に向けては)日本一の大学とは人生初だった。それでも勝つ気だった。ここまで差があるとは思わなかった。完敗だった。(自身のTDについて)何も考えずに、とにかく突っ込もうと思った。前に誰もいなかったから、そのまま突っ走った。(今日の試合について)課題がたくさんあるから40点。気持ちの入れ様が相手とは違った。(課題とは)チーム内ではDFを抜けるが、試合ではそういかなかった。日本大みたいに命かけてるチームには自分もそこまでの全力でやらなきゃいけないと思った。技術もだが、精神面での課題が大きい」

◆DL西岡浩弥(経4)
「(今日DFとして良かった点)慣れてきてからはいい雰囲気で出来ていたので最初からやりたかった。後半に自分も含め個人が目の前にタックルに行って勝っていけるシーンが生まれて、やってやろうという気持ちでいけたこと。(反省点は)前半に相手にのまれていたこと。全員が思い切り自分を出せていなかった。(DF陣の課題は)でかくて強、い相手にも全力でぶつけること。今日を忘れず、各ポジション自分たちで直していって勝ちに行く気持ちを全員で同じ方向に向きたい。(自身の持ち味は)スピード、テクで“大きいライン”の時代を“速いライン”に変えたい」

◆DB二之片健(禅3)
「(今日は)スピード、パワーなどうちには無いものを持っていて、力の差を感じた。(相手から学んだ点は)自分の役割をしっかりやっていた。自分たちはそこが足りない。(DBとしては)ロングパスのタッチダウンを取られないようにしようとしていたが、奥に投げられてもボールが伸びていって、DBはカットも出来ずタッチダウンされていた。それがこれからの課題。(試合中の雰囲気は)点を取られていたがDFはパスでやられていて、止められると思っていたので悪くはなかった。(修正していきたい点は)DF陣でヒットがまだ甘いので練習で詰めてやりたい」

◆DB青島秀平(商2)
「(日本大の印象は)強いイメージだった。体格も思うほどすごくはなかったし、いけると思った。でも、やってみて、力の差を感じた。(点差が開いたが)テンションが下がった人もいるかもしれなかった。それでも、これ以上点数やらないぞ、と何とかあげていこうとした。(持ち味は)ビビらずに、思いっきりプレーできること。(DFの課題は)1部のチームのパスのスピードは速いから、それに目が慣れること。パスカットをしっかりやっていきたい)」

なお次戦、国士大戦は6月15日13:00より駒大二子玉キャンパスで行われる予定。

◆会場へのアクセス
東急田園都市線二子玉川駅より徒歩25分、
バス(駅前ロータリーバス乗場または玉川高島屋前から)砧本村行き「砧本村」下車徒歩1分

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