• 懸命なドライブを見せるがタッチダウンを決めることはできなかった=川崎球場で(五十嵐秋音撮影)

  • 果敢にタックルを決め喜ぶ#41小川太一

全勝逃すも、指針はぶれず昇格誓う

[アメリカンフットボール部]2013年度関東学生アメリカンフットボールリーグ対学習院戦(2013年11月24日 01時00分)

 2013年度関東学生アメリカンフットボールリーグ2部リーグ第7戦、青山学院大戦が11月9日川崎球場で行われた。結果は以下の通り。

☆駒 大3-28学習院大
1Q(3―0)
2Q(0―14)
3Q(0-7)
4Q(0-7)

 全勝校として臨むリーグ最終節は、今大会初となるナイターゲーム。下級生中心の若いチームでの試合は、開始直後のリターンプレーで駒大の選手が負傷退場するアクシデントが起きる。25分の中断を経て再開、初起用の#4澁谷崇志、#26今田功治朗の活躍もありFGで先制する。だが第2Qに2本のタッチダウンを奪われると、流れは完全に学習院大へ傾く。#41小川太一のタックルなどで果敢にDFするが、第3、4Qにもタッチダウンを決められそのまま敗北。リーグ戦を全勝で終えることはできなかった。

◆新倉晴彦監督
「今日は下級生中心で。勝ちにいっていたが相手はもちろんAチーム。でもドライブはできていたしよくやったと思う。タックルミスもあったが、タックルしたときのめちゃめちゃいい形で終わったプレーは一生いい形でのこるので、それはいいイメージをもてると思う。いい経験は積めたけど負けたのは悔しい。選手も悔しいと思うし。けが人がでてしまったのでラインもあせっていた。オフェンスラインが全員Bチームであれだけ押せていたのでよかった。(入れ替え戦は)大量点とれたときもあれば前節みたいになかなかとれないときもあった。むこうも分析するし、接戦の末とれるかどうかだと思う。幸いメンバーは戻ってくるので満足のいくフットボールはできると思う。相手はQBがめちゃめちゃ走れる。むこうは1か月あったから準備期間はあったとおもうし、しんどい戦いにはなると思う。ただ試合感が少なからずとも影響するとおもう。唯一のアドバンテージはそこ」


◆近藤圭介主将(営4)
「勝ちにはきていたので悔しい想いはある。(相手の印象)ランをとめればいけると思っていた。止めきれなかったのがいけなかった。(入れ替え戦までに)出てないAチームも勝てるところまでもっていけない悔しさがあったので糧にしていきたい。相手は1部校なので今シーズン6勝できていけるというだけじゃなくて、やってきていることはこっちが上ということは100%みせなければと思う。(チームの雰囲気は)負けたけどいい。勝ちに来て負けて、でも出られるチャンスが大きくなる選手は今日の内容でいるとおもうので、そういうやつがどんどんきて、今まで出てきた選手も必死になれるような雰囲気になれればいいなと。この負けに価値をつけたい。(入れ替え戦への気持ちは)上げることしかできないので、上げて下級生に1部の舞台で戦わせてあげたいなと。4年生が引っ張って、結果として100%出せれば勝てると思う」

◆小川太一
「(下級生中心のチームで)緊張しっぱなしだった。先輩方が自分たちにいい雰囲気をつくってくれたのでプレーに集中できた。全勝優勝がかかっていたのでいい流れを作りたかった。(反省点は)下級生中心で先輩に頼ってしまっていたことと、一人一人が自分の仕事をまだしっかり理解していないこと。(高校時代は)アメフトをやっていて経験者で、DFはあんまりやっていなかった。でも、今はDFで使っていただいているから、その期待に応えられるように、一生懸命タックルなどを練習していきたい。(今日の自分の点数は)赤点。タックルはいけていたと思うが、自分で納得できるプレーはなかった。自分の仕事を理解できていなっかた。(1部の印象)やっぱり2部とは次元が違うと思う。その中で自分たちが何をできるのかを考えてやっていきたい。(入れ替え戦へむけ)今回のような悔しい思いはしたくない。勝って、先輩たちの意志を引き継いで、1部で暴れていきたい」

なお次戦、1、2部入れ替え戦対一橋大はアミノバイタルフィールドにて11時より行われる予定。

■会場へのアクセス
・京王線飛田給駅下車徒歩5分
・JR中央線武蔵境駅・三鷹駅よりバス20分

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