• 引き面で延長戦を制した鶴岡=日本武道館で(藤本一輝撮影)

  • 大崎は公式戦初出場を果たした

まさかの完敗で、全日本出場ならず

[剣道部]第60回関東学生剣道選手権大会(2014年05月11日 20時11分)

第60回関東学生剣道選手権大会【男子】が5月11日、日本武道館で行なわれた。結果は以下の通り。

<1回戦>
○鶴岡貴大(法4)<面、面>2-0鮎川(東福大)●
○平河内健祐(営4)<面、面>2-0渡邊(高経大)●
○末松竣平(経4)<面>1-0小沢(工学院)●
○米澤高志(仏4)<面>1-0金森(一橋大)●
●國井勇希(文3)0-1<面>大坂(筑波大)○(延長戦)
●杉本一輝(文3)0-1<反則>岡田(海洋大)○
●中川勇作(文3)0-1<面>佐藤(筑波大)○
○大崎隆盛(文1)<面、面>2-1<(面)>藤代(大東大)●(延長戦)

<2回戦>
○鶴岡<面>1-0千葉(群馬大)●(延長戦)
●平河内0-1<面>菊池(流大)○
●末松0-2<面、面>村富(国士舘)○
●米澤0-1<胴>川路(国際武道大)○(延長戦)
●大崎0-1<面>平沢(流大)○(延長戦)

<3回戦>
●鶴岡0-1<面>竹内(立正大)○(延長戦)

※()は一本目

 全国大会への出場権も兼ねた大会。強豪校の選手と当たり、多くの選手が1、2回戦で敗退してしまう。だが、最後の個人戦となる鶴岡は2回戦、延長戦の末に引き面を決め3回戦へと駒を進める。接戦を制し勢いに乗りたい鶴岡だったが、3回戦でも相手を思うように攻め崩すことが出来ず延長戦に突入。迎えた延長戦、一瞬の気の緩みを捉えられ、面を決められ敗退。自分自身でも「勝てる試合だった」と振り返るほど、悔いの残る結果となった。

◆中 清剛監督
「(今日の敗戦は)すべて監督の責任。それに尽きる。(鶴岡の調子は)悪くなかったが、自分の流れに持っていけなかった。相手とかみ合わなかった。(3年生の結果が良くなかったが)相手も強かったので、結果に関してはしょうがない。(初出場の大崎は)やはりもうちょっと攻めきれていない。これから鍛えなおしていく。(団体戦に向けて)もう一回チームを立て直して団体戦に挑みたい」

◆鶴岡貴大
「(今日の結果は)調子は普通だったが、勝てる試合を落としてしまった。悔しい。(反省は)慎重に攻めすぎたので、もっと大胆にいければよかった。(監督からは)最後の試合だから気持ちを入れていけと言われた。終わった後は残念だとだけ言われた。(団体戦に向けて)今回の個人戦は4年間で一番悪い結果だった。もう一度ゼロに戻して、皆で一緒に戦っていけたらと思う」

◆大崎隆盛
「駒大生としては、公式戦初出場。上級生の分も頑張ろうと思ったが、勝てなくて悔しい。試合にでたら学年や年齢は関係ないので、やはり勝たなくてはいけなかった。(今日収穫できた点は)高校の時から試合で使っていたものが、大学で通用するものと、通用しないものがわかった。特に今日は引き面で一本取れたので、大学でも通用することが分かった。(これからの課題は)全体的に我慢が足りなかった。もっと攻めを強くして、相手に打ち勝っていけるようにしたい。(団体戦に向けて)また一からのスタートとなるが、頑張っていきたい」

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