佐藤敗れるも、王者へ価値ある真っ向勝負

[硬式テニス部](2014年05月08日 00時59分)

関東学生テニストーナメント大会女子3日目が5月7日、有明テニスの森テニスコートで行われた。結果は以下の通り。

<女子シングルス3回戦>
●佐藤美沙乃0(2-6、0-6)2西本 恵(慶大)○

<女子ダブルス1回戦>
●幸村・竹内0(1-6、1-6)2辻・山添(早大)○
●河野・小林0(0-6、0-6)2金井・細沼(早大)○

初の3回戦出場の佐藤は、第3シード選手相手に臆することなく攻めのテニスを展開する。積極的な攻めを見せるも、大会優勝経験のある相手を打ち崩せず、3回戦で敗れた。ダブルスの幸村・竹内、河野・小林はともに早大ペアとの試合。両ダブルスとも、相手に試合のリズムを常につかまれる展開となり、攻めの形を作れないまま、ストレートでの敗戦となった。これで女子は残りダブルスが1組となった。

◆江口淳一監督
「佐藤は相手がきつかったがそんな中でもチャンスはあったと思う。2回戦にあがった6選手は駒大の主力選手なので、もう少しいけるかなと思ったが、2回戦からは本戦のシード権を持つ選手ともあたるので、そこまでの力はなかったのかなと。本戦で勝てないとリーグ戦も苦しくなる。場馴れしてなくて、みんな惜しい試合であがれなかったので、本戦でのボールの強さ、フィジカル、メンタル面でより強化し続けるしかない」

◆河野 瞳(国3)
「(今日の試合は)今日の大会において私たちが最後の試合で、男子も応援してくれていた中、情けない試合をしてしまい申し訳なかった。やりたいことをやらせてもらえない状態で、何をしてよいかわからず、バラバラな試合だった。ダブルスは終わってしまったがシングルスはまだあるので、気持ちを切り替えて頑張りたい。(1セット目と2セット目それぞれ、何か感じたことは)1セット目は何もできない状態で自分たちのミスばかりで試合が終わってしまった。2セット目は2人が後方に下がってみたり、いろいろ考えて臨んだがあまり力を出せなかった。(ペアのプレーは)ストロークもボレーも信頼していたが、それが逆に小林選手プレッシャーを与えてしまったなと感じた。小林選手任せにしてしまっていたところがあったので申し訳なかった。(今後の目標は)コンソレの試合を絶対に勝ち上がり、インカレ予選に行くこと。そしてダブルスのペアはどうなるかわからないが次の試合に向けてもっと練習して頑張りたい」

◆小林瑞歩(市3)
「(今日の試合は)全然ダメだった。1セット目に限らず2セット目もずっと明いてのペースだった。(相手の選手は)自分たちのやることをしっかりと出来ていた。(ペアは)まず個人個人が何もできていなかった。私が引いてしまったところもあるが、ペアとかの問題ではなく、そこまでも行けていない。(今後は)コンソレのシングルスでまず勝って、ダブルスは得意なほうなのでできなかったところをダブルスで直していきたい」

◆佐藤美沙乃(英2)
「(今日の試合は)今日の相手は全日本も優勝していたので、最初から積極的な気持ちでやった。インカレもかかっている試合だったのでとにかく勝ちたいという気持ちでここまで来た。いざ、試合に入ると(相手が)自分の想像以上のプレーでやりたいことをやらせてもらえず、それが非常にプレッシャーになり、悔しかった。(相手の印象は)全く予想できないパターンをたくさん持っていて今まで経験したことのない試合だった。(私は)相手の欠点をついていくタイプなので、それが見つかればよかったが上手くいかなかった。これからコンソレもあるので、いいところを盗み、しっかり吸収して頑張りたい。(今後の目標と課題は)この舞台に立って感じたことがたくさんあった。勝ちたいという気持ちはあっても、それをプレーに出せないと意味がないので、プレーのバリュエーションを増やしていけたらなと思う」

女子ダブルス2回戦は5月8日、有明テニスの森テニスコートにて行われる。

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