• 引退の4年生=東京国際大学坂戸キャンパス総合グラウンドで(清村亮太撮影)

  • 1アシストの田中

  • 試合終了のホイッスルが鳴り、倒れこむ碓井(高尾葉菜撮影)

優勝に一歩およばず、ドローの閉幕

[サッカー部]第87回関東大学サッカーリーグ戦・最終節・対東京国際大学戦(2013年11月24日 07時08分)


第87回関東大学サッカーリーグ戦・最終節・対東京国際大戦が11月23日、東京国際大学坂戸キャンパス総合グラウンドで行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒大3-3東国大
  (2-1)
  (1-2)

【得点者】()はアシスト
13分:[東]上船
26分:[駒]若山(碓井)
32分:[駒]川岸(田中)
70分:[東]福島
80分:[東]石井
90+4分:[駒]碓井



【メンバー】
GK大石健太[4]
DF大木 暁[3]、平尾優頼[3]、川岸祐輔[3]、田中雄一[4]
MF若山瞭太[4]、碓井鉄平[4]、平野篤志 [3](→61分立石忠之 [2])(→78分糸井康祐[4])
小牧成亘[3] 中村駿[2](→55分須貝 暁)
小牟田洋佑[3]


【SUB】
GK野村政孝[4]
DF友廣壮希[4]
DF伊藤槙人[3]
FW山本大貴[4]


※[ ]内数字は学年



 優勝するには勝つしかない最終節の天王山。前半の立ち上がりは東国大にペースを掴まれ、13分には直接FKから先制されてしまう。しかし、26分には碓井のCKを若山が、32分には田中のCKを川岸が決め2-1と勝ち越しに成功。いい流れで前半を折り返す。後半は立ち上がりから激しい攻防が繰り広げられ、均衡状態に。スコアが動いたのは70分。こぼれ球を押し込まれ同点とされる。さらに80分、PKを決められ追う展開に。それでも気概のある怒涛の攻撃を仕掛けPKを獲得。碓井がチームの思いをその背にしっかりと受け、冷静に押し込む。3-3と同点に追いつくもここで試合終了。長い戦いの終止符をうつホイッスルを合図に2つの対照的な表情がピッチに現れた。



◆秋田浩一監督
「(振り返ってみて)残念だったけど、(選手たちは)全体的には動けなかった。なので、致し方なかったと思った。(今シーズンの総評)もう少しサイドチェンジできるような展開ができるようになると攻撃の幅が広がると思った。だけど、そこまでいかなかったので、上手くいかなかった。しかし、その中で一生懸命やれたので、上にあがったのでいい部類だったと思う。(得点について)良かったと思う。うちの得点源の一つだから。左右一歩ずつだったので余計良かったと思う。(今までの4年生たちに向けて)ありがとうの一言。是非だったら優勝してほしかったけど、一部に上がれたということなので良かったと思う」


◆碓井鉄平主将(政4)
「 (直接対決)みんなちゃんと気持ちも入っていたし、絶対勝ちたかった試合だった。 (PKのシーンは)最後のPKはみんなが取ってくれたPKだったので自分自身決められて良かった (四年間を振り返って)一年目はなんだこのサッカーって思ったが、だんだん慣れてきて4年になってこのサッカーでいろんなチームに勝って、監督を信じていればということが分かったので、最後監督のためにも応援してくれている人のためにも勝ちたかった。 (監督へ一言)勝てなくてすみませんでした。勝てなかったのは試合出ている選手の責任なので。今までありがとうございました(後輩へ)駒大らしくきれいじゃなくても泥臭くてもいいので。一部で結果を残してください! 」


◆田中雄一(法4)
「(最終節だったが)チームの目標は勝つことだったので、それができなくて残念だが、来年1部に上がるので3年生には頑張って欲しい。夢の舞台なので。(4年間を振り返って)3年生から自分は多く試合に出させてもらうようになったが、自分のプレーが駒大にとってプラスだったのか、周りにとって居て良かったと思われるようにしたかった。まあ、自分たちの代で1部に上がれたし、その目標が達成できたので悔いはない。(応援して下さった皆さんへ)最後勝って優勝することができなかったんですけど、応援の力で1部に上がれることができたし、4年間やり遂げることができました。ありがとうございました」


◆大石健太(営4)
「(今日は)最初の時間に失点してしまって立ち上がりは良くなかったが、その後に2点しっかりと取ってくれて良かった。しかし、自分のミスから追い付かれてしまって流れが悪くなってしまったので責任を感じる。(4年間で良かったことは)この仲間に出逢えたというのがやはり一番大きかった。 (後輩へは)2部で優勝出来なかったので、1部で優勝してもらってこの悔しさをぶつけてくれたら、いいなと思う。(監督やスタッフには)本当にありがとうございました。というのと不甲斐ない選手だったが、使ってくれてありがとうございました 。というのを伝えたい」


◆山本大貴(法4)
「(今季を振り返って)自分は点が取れていたので良かったと思うが自分がケガしたあとみんなが全員で頑張って勝ってくれたんで一部に昇格できて良かったです。(プロ入りが決定)大学でケガしてプレーしてないので、少しでも早く試合に出て元気で活躍する姿をみんなに見せたいと思う。(今季駒大で10番をつけてプレー)伝統ある大学で10番を背負うことはやはり年に1人しかいないのでその10番を背負えたのは良かったし、誇りに思っている。 (監督へひとこと)自分を使い続けてくれてありがとうございますという感じ。最後の最後までベンチに入れてもらえたので大学生活の財産になった」

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